鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色≪【白亜】はくあ≫
私の好きな本のひとつにアン・モロウ・リンドバーグ著『海からの贈りもの』があります。 はじめて太平洋横断飛行を成功させたリンドバーグの妻であり、本人もまた当時珍しい女性飛行家でもありました。 彼女が書い…
2023.06.07 aurasoma-unity
私の好きな本のひとつにアン・モロウ・リンドバーグ著『海からの贈りもの』があります。 はじめて太平洋横断飛行を成功させたリンドバーグの妻であり、本人もまた当時珍しい女性飛行家でもありました。 彼女が書い…
2023.05.03 aurasoma-unity
先日のこと、大学時代の友人が彫刻家をしているのですが、その人の個展を見に行きました。 展示されているのは、主に木彫の作品でした。 パーツの一部がとても趣がある感じに白く塗られていたので、なんで塗ったの…
2023.04.05 aurasoma-unity
今年は例年より桜の開花が早く、あちこちから桜の便りが届きました。 なんだかあっという間に桜前線がやってきて、私の住む北関東でも3月下旬には満開。 SNSのフィードには、連日桜の風景が並んでいました。 …
2023.03.08 aurasoma-unity
早いものでもう3月上旬ですね。 毎年思うことですが、2月はどうしてこうも短いのでしょう。 もちろん28日しかないわけですから当然なのですが、それにしても他の月より2日か3日短いにしては、早すぎるように…
2023.02.01 aurasoma-unity
日本画や日本の文化財に用いられる緑色の顔料として、 最も多く見られるものは「緑青」(ろくしょう)です。 緑青は銅が酸化することで生成される化合物で、 名前の通り青みを帯びた緑色をしています。 銅板の表…
2023.01.11 aurasoma-unity
あけましておめでとうございます。 2023年も「季節で楽しむ日本の色」を書かせていただきます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末のことです。 何年か振りに、対流式の石油ストー…
2022.12.07 aurasoma-unity
12月の声を聴くと景色はすっかり冬の様相です。 街にはクリスマスソングが流れる季節となりました。 今回取り上げた「玄」という色は冬を表す色です。 黒ではあるのですが、黄色味を帯びているとも言えるし、 …
2022.11.02 aurasoma-unity
前回の「密陀僧」に続いて、今回も知らない色の名前を取り上げます。 シリーズ化しそうです。 「赭」 まずこの文字、読めませんでした。 「そほ」と読むのです。 意味は赤土のこと。 赤土を焼いて作る顔料のこ…
2022.10.05 aurasoma-unity
日本の色名について ずいぶん長いこと携わってきたと思うのですが、 それでも「この名前、いったいどんな色?」と 思うことがたまにあります。 色の名前から実際の色がまったく想像できないものに、 出くわすこ…
2022.09.07 aurasoma-unity
今年もなんだかあっという間に夏が終わり、秋の風が吹きはじめました。 秋といえば台風のシーズンです。 日本の暦の雑節に「二百十日」(にひゃくとおか)というのがあります。 立春から数えて210日目のことで…