鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 ≪【洋紅色】ようこうしょく≫
12月に入り、街はイルミネーションで飾られ、クリスマスの雰囲気に染まります。クリスマスの色と言えば、緑色のツリーに金色や銀色のオーナメント、そしてサンタクロースの赤と白の服を思い浮かべますね。 今回は…
12月に入り、街はイルミネーションで飾られ、クリスマスの雰囲気に染まります。クリスマスの色と言えば、緑色のツリーに金色や銀色のオーナメント、そしてサンタクロースの赤と白の服を思い浮かべますね。 今回は…
今年の秋も、あちこちから紅葉の便りが届きます。みなさんは今年、紅葉の景色を楽しまれましたか?南の方では、まだまだこれからが見ごろ・・・というところもあるでしょうね。私の住む栃木県では、標高が高い奥日光…
秋まっさかりの今、まさに栗のシーズンです。 秋を代表する栗の実は、栗ごはんをはじめ、さまざまな食の楽しみ方ができます。 私は今年、とても美味しい渋皮煮をいただき、秋の味覚を堪能しています。 日本人と栗…
日本の色名では、時々驚かされる名前に遭遇します。 今回取り上げる「いわぬ色」もそのひとつです。 いわぬ色の「いわぬ」は「言わない」の意味です。 なぜこんな名前なのでしょう。 それは・・・いわぬ色とは、…
「行き行きて倒れ伏すとも萩の原」『奥の細道』の松尾芭蕉に同行していた曾良(そら)。 彼は旅の途中に病いで体調不良となり、ひとりで別の目的地へ向かうことになりました。そんな芭蕉との別れのときに曾良が読ん…
オーラソーマの授業やコンサルテーションをするときに、私たちティーチャーやコンサルタントは、白い服を着ると決まっています。 それは、生徒さんやクライアントさんに特定の色を印象づけないためです。 私はオー…
「蕎麦切り」とは、そば粉を練って作るそばがきに対して、一般的な麺のことをいいます。 この色は、打ち立てのそばを茹でたときのような、控えめで自然な色です。 江戸時代、特に江戸での外食産業の花形は、そば屋…
私が住んでいる栃木県は、全国有数の苺の産地です。今の季節は苺のシーズン真っ盛り。 産地だけあって、安いうえに新鮮なものが手に入り、毎日のように苺を食べています。 よく熟した小粒の苺を、たくさん買い込ん…
季節はもうすっかり春ですね。桜の便りが、あちこちから聞こえてきます。桜の季節が終わるとバトンタッチするように、その優美な姿で私たちの目を楽しませてくれるのが藤の花です。4月の中旬から5月にかけて、大き…
3月から4月にかけて、柳の葉は、こんな淡い黄色みのある緑色になります。 柳の枝は軽く、春のやさしい風にそよぎます。 垂れた枝が黄緑色の若い芽をつけて揺れるのを見ると、まさに春が来ていると感じます。 松…