ポマンダー その2

前回は、基本的なポマンダーの知識についてお話ししました。
そのポマンダーの動作はヴィッキーさんからのものですが、その動作のひとつひとつにもヴィッキーさんのメッセージが含まれています。
ポマンダーをつけるときの動作はこの動画をご覧ください。  
http://aura-soma.jp/presentation/pomander_by_nura.html
その動作の意味がわからないと、どうしてそんなことさせられるの? と思うかもしれません。
でも、ここでそのひとつひとつの動作を解説するわけにもいかないので、それはコンサルテーションをしているプラクティショナーの方やオーラソーマコースで学んでいただくことにして、ここでは私の簡単なコメントだけを書いておきたいと思います。
私が面白いなと思う動作は、ひとつは、まず自分に施す前に地球のそれを必要とする人たちがそれを受け取りますように・・・という動作を含み、自分だけに施すのではないということ。
そして自分に施す場合には、上からそのエネルギーを受け取って、下の方へとそのエネルギーをグラウンディングしていくということ。
それはヴィッキーさん自身が、とてもグラウンディングしていた人であるように、オーラソーマも、単なるスピリチュアルな知識にとどまることなく、それを日常生活に生かしながらグラウンディングさせていくことが大切・・・と教えてくれているようです。
ですから、そういう光のエネルギー、色や植物や鉱物のエネルギーを、イクイリブリアムボトルやポマンダーやクイントエッセンスとして、実際の日常生活に用いることができるように、それらの光や植物や鉱物からの贈り物を物質界で、私たちが日常生活の中で利用できる形に、ヴィッキーさんがグラウンディングしてくれているわけです。
オーラソーマで教えていることは、単に知識としてだけでなく、それを自分に実際に施すことで、日常生活に持ち込める形になっているわけです。
そして下まで降りていったエネルギーは、自然と上昇していきます。 自分で無理をして上昇させなくても、自然に、なんの努力もなく上昇していくのです。 そうすることで、上のチャクラから下のチャクラまで、すべての光、色を生きていくことになります。
そして、その香りを嗅ぐとともに、そのエネルギーを内側に入れていきます。 内側から、それらのエネルギーを感じて生きていくことになるのです。
ポマンダーはプロテクション(保護)の機能があると説明しましたが、プロテクションとはなんでしょう?
これは他人に対して自分を防御するという意味なのでしょうか? 悪いエネルギーを遮断して、自分を防御することでしょうか?
もし、そうだとしたら、ポマンダーの動作で、他の人々にもそのエネルギーを分かち合うということはしないはずです。 自分だけにつけて、防御しなければと思うはずです。
でも、ポマンダーは人にも与え、自分にも施すという動作ですから、自分を他人と分離して自分だけを防御するためではないと考えられます。
オーラソーマは、そもそも何のために使うのでしょう? 自分の悪いところを治すためでしょうか?
確かに、ピンクのポマンダーは攻撃性に効果があるという言い方をされたりしますが、それは、その攻撃に対抗して防御するというのではなく、攻撃性に対してさえも、やさしく愛を持って抱きしめることで、その攻撃性を和らげていくという感じです。
イクイリブリアムボトル11番のクリヤー/ピンクのタロットでは、少女がライオンを手なずけています。 やさしい愛を持ってすれば、攻撃的なエネルギーも和らいでしまうという感じなのでしょう。
$オーラソーマ総合情報サイト・ブログ-11Strength
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-11.html   実際、犬はそういう人間のエネルギーに敏感ですが、吠えられて怖がっている人や、逆に対抗していくエネルギーには、より激しく吠えます。 犬好きの人が、「どうしたの?」と言いながら、恐がりもせず、やさしく接すると、今まで吠えていた犬が、突然しっぽを振って甘えるような動作になったりしますね。 それがピンクということでしょうか。
レッドは強い防御としての作用があるといいますが、それもレッドの怒りのエネルギーで防御するというよりも、自らのグラウンディングのエネルギーを強めることで、他からのエネルギーの影響を受けにくくしているのです。 それは、雷に対する避雷針みたいなものです。
ポマンダーを使うと、自らのエネルギーのバランスを回復し、エネルギーを強めることで、自然と他からの影響に対しても抵抗力ができるということです。
ポマンダーを使う動作は、自分を良くしようというよりも、ただ自分自身のあるがままを愛していく動作でもあるわけです。
まず、自分自身を愛することからはじめていく必要があるのです。
ポマンダーの動作を通して、あるがままの自分自身を愛していくこと。 そのことが最も根本的なことだと思われます。
オーラソーマはその知識も膨大で、さまざまな側面を持っているため、ついそのような根本的なことが見失われがちです。
あなたは、ただ自分自身であるというユニークな存在を、あるがままに受け入れることができるでしょうか?
あなたというユニークな存在を作ったのは誰でしょう? そしてそれを変えようとしているのは誰でしょう?
あなたは自分自身以外の誰になろうというのでしょう?
ただ、自分自身であっていいのだということを思い出させてくれる。 そのままのあるがままの自分を鏡として映しだしてくれる。
それがオーラソーマなのですから、ポマンダーは、そのようなあなたのあるがままの自分自身を愛しく抱きしめるために使っていくものなのです。
尚 記
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