ボトルは人々の必要に合わせて自らを修正する

ボトルは人々の必要に合わせて自らを修正する
「イクイリブリアムに現在起きていることへの説明」から
            クローディアとマイク、エリックより愛を込めて
        「オーラソーマ」のイクイリブリアムボトルが誕生して間なく、これらのボトルが初めて商品として不特定多数のひとたちの目に触れたとき、最初に売れたのが“濁ったボトル”だったことをご存知ですか?
しかもそのボトルは商品スタンドとして使われたガラス板の下支えとして使用されていたのにです。
それだけでなく、その展示会の初日、わざわざ“濁ったボトル”の望んだお客さんが、なんと6人もいたそうです。
もちろん、濁っていないボトルも売れていったのですが、その国際展示会が開会されていた2週間で、結局、百四十本の“濁ったボトル”が完全に出払ったそうです。
ヴィッキーさん自身、この“濁ったボトル”を失敗作だと思っていたので、無論、それをわざわざ薦めたわけでもなし、これは彼女にも本当に不思議なことでした。
とはいえ、いわゆる“完璧な商品”を求める日本では、ちょっとこういう事態は想像できませんけどね。(^_-)
今回ご紹介するのは、このボトルの“濁り”に言及したマイクたち生産者を代表したひとたちの言葉です。
では、『リビング・エナジー』vol.4から「イクイリブリアムに現在起きていることへの説明」の一部をご紹介しましょう。
        ——————————————————————– ヴィッキーは、いつも言っていました。 ボトルは、人々が必要としているものに合わせて自らを修正するのだ、と。 私たちが、これを信じようと信じまいとです。 カラー・カードや本や説明やその他のものにもかかわらず、私たちはこれを信じることも信じないこともできます。 それは、私たちの選択です。
最初からヴィッキーの依頼により、クローディアと私は、オーラソーマのシステムの統合性を保つことと、オーラソーマに含まれるエネルギーの最先端を推し進めることに固く従事してきました。 私は自分たちが過ちを犯さないとも、この役割において完全だとも言ってはいません。 しかし、こうした過酷な役割が私たちに要求してくるものを満たすべく、最善を尽くしています。 最も困難な状況においてさえ、すべきことをしなかったということは決してありません。
上の部分に濁りを発見するとき、自分かクライアントに目を向けて、ヴィッキーとマーガレットの初めての展示会のときに、どのボトルが最も人々を惹きつけたかを思い出すでしょうか。 あるいは、「これらのボトルは見た目が完全じゃないから良くないわね」と言うでしょうか?
これは、本当にジレンマです。 分かっているけれども、分からない。 これが私の正直なところです。
もしも合成品ではない自然なキャリアー・オイルを使っているなら、ある状況下では、自然にろうのようなものができたり、結晶したように見えたり、さらにはボトルの内側の表面に気泡がつく等のことが起こります。 こうしたことは、実際に避けることのできない現象です。
この試練のときに、あなたにとって見ることが困難な物事に直面するに当たって、皆さんが最善を尽くされることを祈ります。 あなた方に、これらの考えを、イースターの贈り物としてお贈りします。
クローディアとマイク、エリックより愛を込めて。

           『リビング・エナジー』vol.4(p40) ——————————————————————–
なるほど……。(-_-)
これは確かにジレンマですよね。
特に日本などの市場では、ボトルを買おうとする方が、わざわざ最初から“濁ったボトル”を望むことは、ちょっと考えられませんし……。
でも、“ボトルは人々が必要としているものに合わせて自らを修正する”んですねぇ。
pari 記