オーラソーマの各プロダクトには、惑星地球が大いなる挑戦の時を迎えたこの時期に、この惑星の植物界と鉱物界に蓄積された叡智の代表たちが、色のエネルギーを仲介に私たち人間を含む動物界のヒーリングのために立ち上がってくれたのだと言われています。
たしかに、植物界も鉱物界も自らこの惑星地球の調和を壊すようなことはしないわけですよね。
いやそれどころか動物界のなかでも、人間だけが自分の都合でこの惑星の環境を大きく変動させる可能性を持っていたわけです。
私たち自身は、自分たちが地球生態系のなかで食物連鎖の最後に位置するために、自分たちがいちばん発達した高等種なのだと理解しているかもしれません。
でも、食物連鎖の最後に位置しているということは、逆に言うと自分たちだけで自前では生きられないということでもあります。(*^_^*)
私たちは植物界が生産した栄養を食料とし、鉱物界から空気と水とミネラルをもらわなければ生存できないわけでした。
今回ご紹介する記事で、柏村かおりさんはその植物界のエネルギー波動と鉱物界のエネルギー波動の違いについて考察されています。
では柏村さんの記事「メディカルハーブ と チャクラ と オーラソーマ」から、そのあたりに触れた部分をご紹介しましょう。
これまで、オーラソーマのボトルに含まれるクリスタルについては注目されてきましたが、植物に関して、特にメディカルハーブについては、私の知るかぎり、注目される機会は少なかったように思います。
それは、自然界のなかの鉱物と植物の在り方そのもののようにも感じられます。
大地で生育する時間が果てしなく長い鉱物は、ひとたび地上に現れると、その多くが人間の手によって磨きあげられ、光り輝き、人々を魅了し、ワクワクさせるようなカリスマ的な存在感を放ちます。
何万年という長い年月をかけてゆっくりと成長するだけに、そのエネルギーはとても安定していて、私たち人間とも、深いところで出会い、半永久的に働きかけてくれます。
一方、植物は私たちの生活にあたりまえに存在し、カラフルな花々でさえ、穏やかに人を癒す美しさは持ちあわせていても、その時期はとても短く、ましてやメディカルハーブのような薬効を持つ植物の多くは、自らの力で雑草のようにそこかしこに広がり、色あいも華やかとは言い難いものが多いのです。
種の間だけは地中で守られていますが、鉱物に比べて、その時間も遥かに短く、あっという間に大地から芽を出すと、あとはひたすら天を目指すかのように重力に逆らって、まっすぐ伸びていきます。
鉱物にも植物にも色が存在していることは同じですが、鉱物がゆっくりと私たちのエネルギーと共鳴していく一方、植物は芳香成分を持ち、つまり香りを放ち、その精油成分は瞬時に私たちの脳に働きかけ、感情や体調を左右します。
両者を、地球が誕生した瞬間から今日までの長い道のりを走るランナーに例えるなら、鉱物が安定した長距離ランナーだとすると、植物は命のかぎりを全力で駆け抜けていくスプリンターのような存在で、その香りも作用も私たちのこの瞬間の肉体に働きかけています。
この対照的な二つ性質を持つ生命が、古代から私たち人間の命綱となって心身にバランスをもたらしてきました。
そして、これらの存在は色という共通項を持って、私たちのチャクラと共鳴できることを、イクイリブリアムボトルがわかりやすく指し示してくれています。
植物は、ひとたび地上に柔らかな芽を出したその瞬間から、厳しい環境にさらされ、どこにも逃げることができません。
生き残っていくために今在る場所で、外敵から自分自身で身を守るというサバイバルなテーマがつきまといます。
このことは、まるでヴィッキーさんの人生の早い時期に起きていたこととも、とても似ているように思います。
植物は、光合成により自らの力でエネルギーを生みだせる、独立栄養生物ですが、人間(動物)は自分でエネルギーを生みだすことはできない従属栄養生物ですので、植物が生みだす酸素や栄養素をいただいて命をつないでいます。
植物には人間の身体にとって欠かすことのできない、必要な成分を持っているものがたくさん存在しています。
ただしそれらは、一様に同じ取り入れ方が有効なわけではなく、ボトルのように、植物から抽出した成分を直接肌にぬることがふさわしいものと、ポマンダーやクイントエッセンスのように、芳香成分を嗅ぐことでその力を発揮するもの、あるいはハーブティとして飲用することで、香りを楽しみながら、身体に直接取り入れていく方法など、それぞれです。
『リビング・エナジー』Vol.9(p61)
【両者を、地球が誕生した瞬間から今日までの長い道のりを走るランナーに例えるなら、鉱物が安定した長距離ランナーだとすると、植物は命のかぎりを全力で駆け抜けていくスプリンターのような存在・・・】
なるほどですねぇ。
そして結局、すべてはひとつの生命を生きているのでしょうね。
pari 記