色を通して見る投影  マイク・ブース

色を通して見る投影 「癒しとは何か?」から
        「オーラソーマとは何か?」について、これまでマイク・ブース氏の懇切な説明を聞いてきました。
ずいぶん長い時間をかけて準備された癒しのツールであり、意識変革のツールであるようです。
ところで、今更ですが、いったいなぜ“癒し”というようなことが必要になるんでしょうね?
そもそも、“癒し”とはいったいどういうことなんでしょう?
こういう、もっとも根本的なことって、改めて疑問に思ってみると、そんなに自明なことでもありませんよね。
そもそも、なぜ“癒し”が必要になるような状態というものがあるのか……。
ちょうどそのあたりのことを、マイク・ブース氏が説明した文章がありますので、それをご紹介しましょう。
まずは、なぜ“癒し”が必要になるような状態が発生するのか?
そして、“癒し”とはどういうことなのか?
バランス(イクイリブリアム)ボトルは、なぜ癒しを引き起こすことができるのか?
そのあたりのことをマイクの説明からご理解いただけたらと思います。
では「癒しとは何か?」からはじめの部分をご紹介しましょう。
         ——————————————————————– まず「癒し」とそれについて私が理解していることを少しお話ししたいと思います。 ヒーリングとは「全体にする」、完全にするプロセスです。 ということは、そこに欠けているもの(完全でないもの)がヒーリングのプロセスで変えられる必要のある部分なのです。
それは DIS-EASE(病気)という言葉と同じ考え方です。 EASE(楽な状態)が一方にあり、それはくつろいだここちよいものです。 それとは反対のDIS-EASEの状態が肉体の病を表わしているのです。 癒しとはよりリラックスして楽な状態に、ストレスや緊張からより開放された状態に戻ることなのです。
病や病気のもととなるストレスや緊張はどこからやってくるのでしょうか。 それらは私たちの物ごとに対する考え方のパターンの反映であるところの、私たちの態度(在り方)に起因します。 考え方のみならず、感情的反応の仕方も同様です。 それでは一体色はどのようにこのプロセスとかかわっているのでしょうか。 色は心と感情の状態が投影されうる手段なのです。 そして私たちが色を通して見る投影は、私たちが実際体験しているよりもっとリラックスした、くつろいだ状態の明確な投影なのです。
色は私たちの内側のより深いくつろぎへの扉を開く鍵となり得るのです。 なぜなら色は心や感情のパターンよりも深いレベルに触れるからです。 オーラソーマにおいて私たちが信じていることは、色は心と感情のパターンの背後にある意識を映し出すということなのです。 その意識は光と色の波形に映し出されます。 バランスボトルは様々な色の組み合わせをもっていて、ボディ・マインド(心身)のエネルギーの自由な流れを妨げている、心と感情の特定のパターンを開放することのできるものを私たちに提供しているのです。
(p67)
                 『リビング・エナジー』Vol.2 ——————————————————————–
なるほど。
ストレスとは、われわれの物事の捉え方や感じ方から発生するものなんですね。
そして、われわれは色を通すことによって、直接の感情などを迂回して、もっとソフトな形で自分の投影の背後にある意識に気づくことができる、ということなんですね。
いや、勉強になりました。(^^;)
pari 記
     
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