Daso さんのピュタゴラス数秘学(オーラソーマ通信309号より)

メルマガ「オーラソーマ通信」では、毎月一度 Daso さんに「ピュタゴラス数秘学」を連載していただいています。
        「ピュタゴラス数秘」のメッセージは、「あるがままの自分自身」を見いだすことです。 http://pnaj.net/courses/to_be.html
6月は「ふれあう」ことがテーマの月です。 自分自身とふれあい、友達とふれあい、そして生きとし生けるものとほんとうに深くふれあっていくことができたなら、癒しは自然に起こります。
個人周期数の計算法——誕生日の月と日を足し、そこに誕生日が来ている人は3、まだの人は2を足し、一桁にしてください。
個人周期数1 今月のあなたの役目は、ただ待つのではなく、積極的にふれあいを求めていくこと。人とのふれあいの前にあなた自身のハートにふれてみましょう。「私はいったい何を求めて、どこへ行こうとしているのか?」小さなことからはじめてみます。「たった今この瞬間、何をしたい?」と聴き、それをしてあげる。人に接する時も「何を言おうとしているの?」というふうに耳を傾けます。このことを楽しいと感じていようが、難しいと感じていようが問題ではありません。でも、どうせなら楽しんだ方が良いでしょう?
個人周期数2 1の人とは反対に「ふれあう」チャンスを待ってみましょう。今がその時だとわかるまで、静かに、そして繊細に耳を澄ませて待ちます。そうすることの中であなたの繊細さはより鮮明になっていきます。でも、そうなったとき、同時に「傷つきやすさ」も増すというのをおぼえておきましょう。「触れ合う」は微妙なアートです。相手に介入せず、判断も持たず、そしてそこにしっかりいるーーこのチャレンジはあなたのヒーリング能力を活性化することは間違いないでしょう。
個人周期数3 目は口ほどにものを言うーーこのことは肯定的にも否定的にも言えることですが、これを上手に使うことです。肯定的に使うことができれば、あなたは自ずと人への接し方に気づきを向けていけるということですが、否定的だと、接し方がわからないなどと言って、人を遠ざけてしまうことにもなりかねません。堂々といましょう。あなたが何を表現しているにしろ、正直にいれば良いだけです。隠そうとするその態度が、相手に不快感を与えます。そして、分かち合いたい、近づきたい、という気持ちを持つことで、二人の間の壁が溶けていくでしょう。
個人周期数4 今勉強中のことを真剣にマスターするつもりでがんばることです。人生勉強と呼ぶような体験であってもかまいません。あなたを豊かにしてくれる何かを身につけることです。それは庭に花壇を作ることであったり、パソコン上のファイルをいかに上手く整理するかであったり、あるいは体に良い食材で調理することだったりします。学ぶということに喜びを見いだしていきましょう。学ぶことから分かち合いが起こります。そして、分かち合いたいという気持ち、つまりあなたのハートこそ、あなたが学ぶための動機付けです。そうやってみていくと、学ぶことにも力が入るのではないでしょうか?
個人周期数5 何かから解放されたいという思いと、引き寄せられる気持ちに抵抗できないといった感覚の両方があるでしょう。難しい時です。でも、あなたの視野を広げることで、そのどちらにも目を向けることができるのです。コツは、それぞれの感情の裏にある肯定的な意図に気づきを向けてみること。そして、その両方の意図を注意深く見てみると、それぞれがあなたを手助けしたいと望んでいることがわかるでしょう。一見対立に見えていたことに和解が起こります。そこでくつろいだとき、あなたはすでに「どちらかを選ばなければ」という判断が消えていることに気づくでしょう。いろんな意味で学びの多い月です。
個人周期数6 嫌なことを嫌だと言うのは間違いではないけれど、何でもかんでも「NO」を言い続けるのは考えものです。単にわがままになっていないかどうか、少し注意して見守りましょう。イエスのスペースからノーを言うのと、ノーのスペースからイエスを言うことの違いを見ることが役に立つかもしれません。それがどういうことかをあなたなりに見つめてみてください。そこに答えを見いだすためではなく、そこに気づきを向けることが求められています。「イエスのスペースからノーを言う?」それを実行してみたときに、その意味がわかるでしょう。
個人周期数7 苦手なことにチャレンジする時、人はどこかネガティブなままそれを始めたりします。「できるはずがない」と思いながらやるのと、「下手かもしれないけれど、私なりにできるかもしれない」というところからやってみるのとでは、大きく違ってきます。前者には愛がないけれども、後者には愛があるというのがわかりますか? ここにある一番のチャレンジは、“あなた自身を愛する”ということです。何であれそのままのあなたを認めてあげて、そして、あなたの良いところ、あなたの能力の部分にチューニングし、そこから動いていきましょう。一つがクリアーされた時の充足感が大きな贈り物でしょう。
個人周期数8 自分が疲れているときは、人の助けを借りましょう。人の好意を素直に受け取るというのが今月のあなたにとってのチャレンジです。「自立」を勘違いして「反依存」にならないことです。そうしてはじめて、あなたが助ける立場になったときに、何の期待もなく、見返りも求めないで、ただできることだけをする、というふるまいが理解できるでしょう。でも、最初にあなた自身の兜を脱ぎ捨てることのようですね。人の手助けを受け取り、相手の腕の中でトータルにくつろいだとき、愛のエネルギーが流れます。注ぐ人がいれば受け取る側が必要なのだということを見守ってください。いつも同じ側にいる必要はまったくないのでは?
個人周期数9 「リソース探し」が今月のあなたのテーマです。自分の良いところ、好きな面、得意なことを「リソースノート」に書き出していきます。最初はなかなか思いつかなくても、そこにフォーカスすることでだんだんそれが出てきます。これは、この行為の中で、よりたくさんのリソースが見つかっていくというエクササイズなので、もちろんいつやっても良いことですが、特に今月のあなたには、多方面でのチャレンジの機会がやってくるので、「自信」を見いだしておくことが大切なのです。楽しいチャレンジとそこから広がる新しい世界との遭遇に、心の準備をしておきましょう。
        「ピュタゴラス数秘学」は次月一度の連載です。来月もまたお楽しみに。
        2010年注目のプロフェッショナルトレーニング
エニアグラムPart1&2 with Turiya ジョージ・グルジェフのミステリースクールから伝わるエニアグラムをマスターできるコースです。ファシリテイターは「パス・オブ・ラブ」など最新のセラピーをリードするトゥリアーー久々の来日です。 http://awareness-intensive.jp/recommend-workshop.html
タロット トレーニング;パート1&2+タロットマステリー 数あるタロットの中で、もっとも現代的なセンスを持つOSHO禅タロット、そして数々の寓話からなる変容のタロットの仕組みを学習するとともに、瞑想の質を高めていくためのトレーニングです。今年からはマステリーも始まります。 http://pnaj.net/courses/tarot.html
2010年6~7月 注目のワークショップ
6月11日~13日 2泊3日の家族の座 in 長野/女神山 宿泊付きで家族の座とセルフインクワイアリー(自分への問いかけ)を行います。自分にしっかりと向き合わせてくれる環境の中で、静けさと、そして内面の豊かさを見いだしましょう。 http://pnaj.net/workshops/fc.html
6月18日~20日 マネーグループ 「マネーグループ」で用いられる技法は、NLP(ニューロ・リングイスティック・「神経言語」プログラミング)として知られるメンタルテクノロジーです。この3日間で私たちは自分自身を見守るためのスペースを作り出し、あなたにふさわしい豊かさ、そしてお金を手に入れることからあなたを止めてしまっているかもしれない不健康な思い込みを変えていきます。 http://hypno-japan.com/workshop.html
6月26、27日/7月10、11日の週末 ヌメロロジカルコンステレーションin鎌倉 ファミリーコンステレーション(家族の座)のシステムを使って、数の純正のエネルギーを体験的に理解していきます。リピータが多いワークショップです。 http://pnaj.net/workshops/workshops.html
7月17~19日 アウェアネスインテンシブ in 名古屋/和尚庵 2泊3日のアウェアネスインテンシブが開催されます。詳細は以下へ。 http://awareness-intensive.jp/oshoan-july.html
Daso Saito プロフィール 92年に日本ヴォーグ社から『100年数秘の本』を出版。以来、数秘学の分野では草分け的存在となる。数秘学の他にタロット、易学などにも精通しており、リーダーとして37年、ティーチャーとして20年のキャリアを持つ。06年5月にPNAJ「ピュタゴラス数秘学アカデミー」を設立。数秘学講師養成講座をスタートさせた。これまで14名の講師を育てたが、そのうち数名はすでにティーチャーとして活躍している。08年からはABH認定取得コース「ヒプノシストレーニング」のオーガナイズも手がけており、自身もヒプノシストとして活動を始めている。 http://pnaj.net