Daso さんのピュタゴラス数秘学(オーラソーマ通信314号より)

メルマガ「オーラソーマ通信」では、毎月一度 Daso さんに「ピュタゴラス数秘学」を連載していただいています。
        「ピュタゴラス数秘」のメッセージは、「あるがままの自分自身」を見いだすことです。 http://pnaj.net/courses/to_be.html
自分自身を顧みる周期にあたる7月を「瞑想の月」にするというのはどうでしょう? それが独りの豊かさを見いだす鍵となることを祈って。
個人周期数の計算法——誕生日の月と日を足し、そこに誕生日が来ている人は3、まだの人は2を足し、一桁にしてください。
個人周期数1 「自分らしさ」と言った時、まずはあなた自身があなたのことをしっかりと見つめていることが大事ですね? 自分が何を欲していて、どこへ進もうとしているのか? 漠然とした感じであってもかまいません。何となくでも良いのです。「私は何を望んでいるか?」にフォーカスしましょう。たとえばもう少し健康になりたいかもしれないし、ストレスを感じないような関係性を求めているかもしれません。自分の内なる声に耳を澄ませましょう。それを感じ取ることができて初めて、あなたは「あなたらしさ」から発せられる愛を両手を広げて差し出すことができるのです。
個人周期数2 人と人との架け橋になることに意識を向けて、自分のことはしばし忘れましょう。それは何も自分をおろそかにするということではありません。むしろ今月のあなたはあなた自身のことをしっかりとケアできているので、他人に役立つようにいられるということです。あるいは、そうすることの中で自分らしさを見つけていくというのを瞑想にすると良いでしょう。たとえばケンカしている二人の間に立った時、 その二人をどうにかしようとするのではなく、単にあなたの『平和なエネルギー』のままでいてください。そしてその場に何が起こるか見てみましょう。
個人周期数3 時には、ギャラリー、美術館、博物館などで、あなたの好きなアートを鑑賞する時間を持ってみるのはどうでしょう? なにげなく過ぎていく時間の中であなたは、あなたの内なる豊かさが刺激を受け、満足し、そして、ため息とともに、心がくつろいでいくのもわかるはずです。日常の忙しさの中で失われていきがちな「美」に対する関心。芸術を愛でる感性。そして、それらの中にこそあなた自身のリソース(資源)がいっぱい眠っているということに気づくことができたなら、たった今あなたを悩ませているかもしれない仕事上の問題も、関係性のあれこれも、もっと距離を持って見守ることができるでしょう。これは一種のアートセラピーと言えるのかもしれません。
個人周期数4 一般的にガイド瞑想と呼ばれるものは、ヒプノ的アプローチを持ったトランス誘導です。もしそれがあなたに合っていると感じたら、夜眠りにつく前に、からだがゆったりした状態でガイダンスを聞くことが助けになるでしょう。というのも、今月のあなたは、無意識と意識のマインドの間をつなぐ道を求めているからです。言い換えるなら、直感的に感じ取ったことをどれだけ信頼するか、ということかもしれません。何かがクリックするようなら、さっそく始めてみることです。そして、あなたの無意識のメッッセージはつねに正しいというのを知ったなら、あなたの日々の生活習慣は大きく変化していくでしょう。
個人周期数5 まずくつろぐこと、というのを覚えていましょう。あれとこれを終えたら、自分の時間、などというのは間違いです。周囲の人たちが寝静まって始めて自分の読みたい本が開ける、という態度を変えていきましょう。というのも、今月のあなたは、1)体調を崩しやすい。2)関係性の中に繊細な問題が起きがち。3)仕事上のチャレンジを与えられる。この内の一つ、あるいは全部のことが起こってくる可能性が大きいからです。くつろいでいることがすべての鍵であり、それを怠れば、トラブルを招きます。そしてこれは、ちょっとした注意の向け方の問題です。
個人周期数6 これだけ言ってもわかってもらえない、という気持ちになることもあるでしょう。または信じていたはずの人に嘘をつかれたというような出来事もやってきそうです。ここで起こっていることのすべては、あなたにかすかな緊張があるかもしれない、という警告です。ギブアップして、手放してみたときに、何が起こるか? 相手に期待したり、相手を変えようとしていないだろうか、という見方をしたらどうなるか? そんなふうに少し観点を変えてみることです。そして、自分自身に言いましょう。「心配はいらない。結果はかならず良いのだから」
個人周期数7 気持ちを整理して明日に向かうためにも、小旅行にでかけてみるというのは良いアイデアかも知れません。訪ねたかった場所、会いたかった人にコンタクトを取ってみるなどアクションを起こしてみましょう。もしかしたら、その前向きな姿勢が見失われていただけかもしれないし、実際に行動することがあなた自身のハートのほんとうの望みだったかもしれません。いずれにしても、「あなた自身」にフォーカスを向けることがあなたのハートを喜ばせます。そして、その過程を楽しんでいく中で、あなた自身をもっともっと好きになっていくことが、ここで求められているすべてです。
個人周期数8 だれかと意見が合わないとか、気持ちがすれ違うといった出来事が起こりがちですが、それを否定的に受け取る必要はありません。それを肯定的に受け取ることで、お互いが変化していく良い機会となり得ます。摩擦がなければ発展はないのです。だから、むしろそれをウエルカムして、そこから何を学べるかということに大きくハートを開いていましょう。そうすれば、あなたに学びがあるだけではなく、相手にもそれは起こるので、二人の関係性も好転するでしょう。あるいはその絆はもっと深まるかもしれません。積極的に試してみましょう。
個人周期数9 たった一つのセンテンスーー「これもまた過ぎ去る」というのを覚えていてください。うれしい時、悲しい時、腹が立つ時、エキサイトした時、「これもまた過ぎ去る」と自分に言い聞かせると、何か深いところで大きなくつろぎがやってくるのに気づくはずです。これは事実であり、そして、知っていると大きな助けになる魔法の言葉です。そして、いつかは、この言葉すら消えていく瞬間がやってくるでしょう。その時こそあなたはこの「生」そのものを祝い、踊り、笑いの中で両手を広げるでしょう。
        「ピュタゴラス数秘学」は次月一度の連載です。来月もまたお楽しみに。
        2010年注目のプロフェッショナルトレーニング
エニアグラムPart1&2 with Turiya 8月5~8日 ジョージ・グルジェフのミステリースクールから伝わるエニアグラムをマスターできるコースです。ファシリテイターは「パス・オブ・ラブ」など最新のセラピーをリードするトゥリアーー久々の来日です。 http://awareness-intensive.jp/enneagram.html   ヒプノシストレーニング with Prabodhi、Premananda 8月20日~29日 ABH(米国催眠協会)の認定書が取れる内容のコースですが、主にフォーカスされているのは実践です。そこが他では得られない魅力であり、このトレーニングの楽しさです。再受講者も多いコースです。和尚アートユニティのページからもアクセスできます。 http://hypno-japan.com/training2010.html
タロット トレーニング;パート1&2+タロットマステリー 9月連休/10月連休 数あるタロットの中で、もっとも現代的なセンスを持つOSHO禅タロット、そして数々の寓話からなる変容のタロットの仕組みを学習するとともに、瞑想の質を高めていくためのトレーニングです。今年からはマステリーも始まります。 http://pnaj.net/courses/tarot.html
2010年7~8月 注目のワークショップ
7月17~19日 アウェアネスインテンシブ in 名古屋/和尚庵 2泊3日のアウェアネスインテンシブが開催されます。詳細は以下へ http://awareness-intensive.jp/oshoan-july.html   7月24、25日の週末 カップルカウンセリング 太古のチャート、ピュタゴラスのチャートを使って関係性に焦点を合わせた数秘リーディングを学びます。 http://pnaj.net
Daso Saito プロフィール 92年に日本ヴォーグ社から『100年数秘の本』を出版。以来、数秘学の分野では草分け的存在となる。数秘学の他にタロット、易学などにも精通しており、リーダーとして37年、ティーチャーとして20年のキャリアを持つ。06年5月にPNAJ「ピュタゴラス数秘学アカデミー」を設立。数秘学講師養成講座をスタートさせた。これまで14名の講師を育てたが、そのうち数名はすでにティーチャーとして活躍している。08年からはABH認定取得コース「ヒプノシストレーニング」のオーガナイズも手がけており、自身もヒプノシストとして活動を始めている。 http://pnaj.net