初心者のみなさまのためのコーナー・93
このコーナーに寄せられた質問は随時「オーラソーマ通信」にて回答していきます。みなさんの質問をお待ちしています。
この文章は２０１０年の３０６号のメルマガに掲載したものからの引用です。
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（過去に似たような質問があるかどうかなど、いっさい関係なく質問してくださって結構です。）
ティアラ さん —————————————————————– こんにちは！ 私は、イクイリブリアムのボトルのあまりにもきれいな色に惹かれてオ－ラソ－マに興味をもち、レベル２まで受けたのですが、私自身太っているので、あまり色の服を着ることに抵抗があり、黒い服ばかり選んでしまっているのですが、色の勉強をしているのになんだか矛盾を感じてしまいます。 どうなのでしょうか。
またレベル２を受けて以来、難しく感じられ、次に進むのに躊躇しています。 どのように考えていけばよいのでしょうか？ —————————————————————–
レベル２を受けて、難しく感じられ、次に進むのに躊躇しているとのことですね。
これに答える前に「太っている」ということについてひとこと。
私は痩せているので、太っている人をみると、うらやましく思います。
でも女性はいつも痩せたいと思っているらしく、痩せている人をうらやましく思うようです。
私から見て、太っているとはどうしても思えない人でさえも「自分は太っている」と思い込んでいる人たちが多くいるので、そもそも「太っている」と女性が言っても、客観的な数字がない限りはわかりません。
少なくとも、私から見れば「太っている」って魅力的なことです。
それに「太っている」人でもカラフルな服を着ている人たちもいるので、「太っている」ことと「黒い服」ばかりを着ることにも因果関係はありませんね。
では、どうして「黒い服」ばかりを着るのでしょうか？
それは東京で通勤している人たちを見ていてもそうですが、みなさん黒い服ないしグレーの服の人たちが多いですね。
西洋人から見れば、かなり異様な風景のようです。
会社の中で自分の個性を消してしまっているのかもしれませんね。
私も黒い服、グレーの服は好きなのでよく着ます。
人形浄瑠璃などを見ればわかるように、黒子さんは自分の姿を消して人形を操ります。
黒い服で象徴しているのは、自分を消してしまいたい、目立ちたくない、自分の価値を認められない、ということでもあります。
「太っている」って魅力的、と思えれば、また自分を見る目や社会を見る目も変わって、着る服も変わってくるでしょうね。
とはいっても、「太りすぎ」といえる場合は健康的な問題も絡んでくるので、それは調整した方がいいでしょうけれども。
その場合は、おそらく精神的なバランスが崩れて食べ過ぎに走っているか、甘いものが好きか、運動不足か、ということなので、その原因を見る必要があります。
でも、それもオーラソーマが助けになることがあります。
食べ過ぎというのは自分が満たされない思いを食事で見たそうとしている場合が多いので、オーラソーマを使っている中で、自分の中が愛に満たされれば、自然とバランスが取れてくるものです。
それはともかく、レベル２を受けて難しく感じられる、というのは自然なことです。
ある意味で、オーラソーマではレベル２はイエローで象徴されますが、チャレンジとしては「混乱」させることが目的だ、とさえ言われているコースです。
混乱するのはマインドが混乱するのです。 そのマインドを混乱させるのが目的だというのは、直観の扉を開くためです。
レベル１では基本的な理解を教えます。
でもレベル２では、いろいろな古代の智恵への直観の扉を開くことを目的としています。
クリスタルエネルギーやアストロロジー、数秘術、その他もろもろ、それら一つひとつのテーマだけでも一生かかるようなことを、６日間ですべてを学ぶなんて不可能です。
でも、そういうことを学ぶのは、そういうテーマにも関心を持っている人にとっては、そういう入り口もあるし、そういう表現の仕方や理解の切り口もあるというヒントを提供しているのです。
ですから、それらのなかで、もし自分にとって興味ひかれるものがひとつでもあれば、あるいはそういう興味を持てるものがひとつでも見つけることができれば、それだけでいいのです。
すべてを理解する必要はありませんし、それは不可能です。
そういうことを知っていれば気持ちも楽になるでしょう。
そしてマインドで理解しようとしないことです。 なぜならマインドでは理解できないようになっているからです。
ですから「レベル２を受けて以来、難しく感じられ」るのは自然なことであり、それは頭で理解しようとしているからで、それは間違ったアプローチをしているからです。
オーラソーマで大切なことは、自分が楽しめるやり方、道、領域を見つけることです。
オーラソーマでそのことをしなくても、そこで学ぶことは人生を生きていく上での多くのヒントをもたらしてくれます。
そういうふうに左脳ばかりを使っていた人にとっては、レベル２はチャレンジになることもあります。
でもそれは右脳の領域、直観の領域を開くチャンスでもあります。
直観の領域を開くことで、人生をもっと楽しく、クリエイティブに生きていくこともできます。
そこで直観の扉を開くかどうかを問われているのかもしれないですね。
レベル３は、さらに大きな世界が待っています。
これまた６日間では学ぶことができません。
ですから何度も再受講する人たちも多くいます。
またティーチャーにもいろいろなタイプの方たちがいます。
左脳タイプの人も右脳タイプの方も、バランスが取れている方も。
それぞれのタイプがいることで世の中が豊かでバラエティに富むことになります。
別のティーチャーのコースを再受講することで、また別の発見があることもあります。
また、オーラソーマだけが道ではありませんので、これは自分に合わないと思うならばオーラソーマを続ける必要もないわけなのですが、ティアラさんはオーラソーマはお好きなんでしょうね。
だから学びたいけれども、レベル２が難しかったのでついて行けるのだろうかと不安なんでしょうね。
心配ありません、レベル２ではみんなが不安になるところです。
そして、おそらくティアラさんは直観の素質があります。
でも、それを頭で理解しようとしているところが間違いです。
自分が楽しめるやり方、楽しめること、興味が持てることを見つけてください。
自分の楽しめるやりかたでオーラソーマを学んでくださいね。
尚 記
