このコーナーに寄せられた質問は随時「オーラソーマ通信」にて回答していきます。みなさんの質問をお待ちしています。
この文章は２０１２年の４２１号／金曜版のメルマガに掲載したものからの引用です。
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ごんたろう さん —————————————————————– １１０番のボトルが届いたので、使いはじめようと思い、改めてＢ１１０に関するマイクのメッセージを読んでみました。
あまり「予備知識」は持ちたくはないのですが、次の一節がとても気になりました。
私たちが真に愛するとき、それは私たちの持つ知恵と強さの度合いを問うように思えます。 意識的な愛へのインスピレーションの本質には、ある程度の注意も大切です。 何故なら、ある結果をもたらす可能性が大きいからです。 「愛はヒーリングを目的として、愛とは似ても似つかないすべてのものを表面化する」という格言があります。
よくわからないけれど、なんとなく怖そうで。 この部分を、もう少しわかりやすく説明していただけないでしょうか？ —————————————————————–
マイクのメッセージ、難しいですよね。
でも、「なんとなく怖そう」というのはちょっと問題ですよね。
というのは、愛の反対は憎しみと思われますが、恐怖の反対でもあるのですから。
それ以外の何ものでもありません。 私たちのこの身体も実は愛でできています。
宇宙の愛がなければこの身体もありませんし、私たちもこの世に存在していないでしょう。
その愛を妨げるのが恐怖です。
愛はすべてを抱きしめ、あるがままであることを許してくれます。
そうすることで、すべての物事が本来のあるべき姿に戻っていきます。
あるがままの自然を認められず、それらを批判したり、ジャッジをしていたりしていると、それらは内側に抑圧されてしまったり、無意識のなかに蓄えられて、それが知らないうちに私たちの行動をコントロールしてしまい、それらがエネルギー的なブロックとなってしまっていることがよくあります。
でも、それらに愛の目を向けると、あるいは愛にあふれた気づきの光をもたらすと(Loving Consciousness といいます）、内側に抑圧されていたものが表面に浮き上がってきます。
それは、ちょうど子供を叱ったりすると押し入れのなかに隠れたりしますよね。 そこで子供がいなくなって心配した両親が、もう許してあげるから出てきなさい・・・と愛情を示すと、隠れていた子供が押し入れから出てくる・・・そんな感じです。
愛されることで、安心して、それらも表面に浮き上がってきます。
でも、それらが表面に浮き上がってくるのは、それが消えていく兆候なのです。
その表面に浮き上がってきたことに対して、やさしく受容して、それを認めて愛してあげることが必要です。
そうすることで、それらは癒されていきます。
オーラソーマでは、セラピスベイが気づきの光をもたらします。
そうすることで、内側に隠されていたものが表面に浮き上がってくることがあります。
そうしたときに、愛を持って接することが必要です。
ですからセラピスベイと一緒にピンクのポマンダーやレディナダのクイントエッセンスを併用することが勧められますが、それも同じ理由です。
ですから、愛をもたらして、そこに憎しみや怒りが隠れていたのを発見しても、驚かないで、ただそのことも認めてあげてください。
人間なのですから。
それらが表面に浮かび上がって、それがあることに気づけたことはよかったことなのです。
もし、それらに対して無意識であれば、エネルギー的なブロックを作りだして、私たちの行動や振る舞いに影響を与えたり、極端な場合には病気になることだってあります。
それらが表面化してきたことを喜び、それらに愛を持って接してください。
それが私から見た解釈になります。
尚 記
追伸 ： ちょうど黒田コマラさんに会ったので、確認したところ、以下の数行を付け加えてくれました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
私たちが成長して、もっと自分を受け入れ、愛せるようになると、自分のなかの宝だけでなく、宝が表面化することを妨げていた抑圧されたエネルギー 、それは一見愛とは似つかないように思えるものが表面化してくることがあります。
それは愛によって癒されるために表面化する、つまり愛による手放しのために意識化されてきます。
黒田コマラ 記
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