まるでテレビ番組のタレントのようなスケジュール

まるでテレビ番組のタレントのようなスケジュール
「私のなかでのオーラソーマヒストリー」より  風見 愛
       つい先ごろまで地球人口は六十億というのが常識だったような気がするのに、いまはもう七十二億人にもなっているんだそうですね。
この地上の七十二億もの人がいて、それぞれが忙しく“自分”の人生を送っているのだと思うと、なにか茫洋としてくるような感じがあります。
それぞれの人が、期待したり、心配したり、喜んだり、悲しんだりして、毎日を送っている……。(-_-)
七十二億個の小さなLEDランプで描かれた絵画があったとしたら、それぞれのランプが小さく瞬きながら、一瞬一瞬に消えていったり、また新たに点灯するランプがあったりして、この絵画空間が構成されているのでしょう。
ちょっと遠くから見れば、ひとつひとつのランプを識別することなどできるはずもありません。
でもずっとその画面に近づいてみれば、ひとつひとつにはちゃんと“自分”という感じがあって、それぞれがお互いを別の名前で読んでいたりするんですね。
そしてそのひとりの人間の身体のなかに入ってみれば、こんどは一人の人間のなかには百兆個にものぼる腸内細菌が棲んでいるのだそうです。
そしてひとつひとつの細菌がまた、忙しくそれぞれの仕事をしているのでしょうね。
まさか個々の細菌たちは、心配などはしていないのでしょうが。
どんな一人の人生にも、同じようにドラマがあって、同じようにその瞬間瞬間の興奮や感動があるのだと思います。
一つひとつの人生に、そしてその人生の一瞬一瞬に、たえず変化する思いが連れ添っているのですね。
今回ご紹介しようと思った風見愛さんの記事を読んでいたら、思わず頭が空想にふけってしまいました。(*^_^*)
では、風見さんの「私のなかでのオーラソーマヒストリー」から、まるでテレビ番組のタレントのようなスケジュールをこなしていらっしゃった、人生の一コマのレポートをご紹介しましょう。
       —————————————————————— 2008 年10月 デヴ・オーラ
クローディアが新しいコース【コンサルテーションスキル】を初開催することとなり、そのお手伝いのためにデヴ・オーラに伺いました。
12時間の空の旅のあと、ヒースローに迎えにきてくれたタクシーに乗り込んだところ、あまりの寒さに震え上がりました。 (東京が24度、イギリスが13度!)空港からデヴ・オーラまで、約5時間のドライブの途中に運転手さんに頼んでお店を探してもらい、なんとかコートを入手できたことも鮮明に思いだされます。
コース中、デヴ・オーラのキッチンが故障し、ディナーの準備ができず、クローディア自ら大型バスを運転して受講生全員をフィッシュ&チップスのレストランに連れっていってくださったことも忘れがたい思い出です。
2008 年11月 マカオ
これまでの弾丸ツアーのなかでも最高に強行軍だったのは、マカオへの旅です。
参加の目的は、マカオで初開催となるマイク学長のコース参加と、新リニューアルコースの調印式でした。 2007年からのオーラソーマアカデミーのシステムが変更後、最初の認定を受けたリニューアルコースが、私の【カラーオブヒストリー】となりました。
世界初の認定とのことで、アカデミーの顧問弁護士が作成した英文の契約書の確認をし、晴れてマイクとマカオにて調印式への運びとなりました。
スタイリッシュなフレンチレストランで、豊潤なワインと繊細なお料理を堪能したあと、いよいよサイン。 以前、マイクと契約書にサインをとりかわしたときに、モンブランの万年筆をさっと取りだした姿がとても素敵だったので、私もこの日のために新たにモンブランの万年筆を手に入れていました。
マイクがペンに気づいて、褒めてくれたことも嬉しい思い出です。 なお、このときの私のスケジュールは、水曜日の夜に日本を出発し、マカオのホテルへは午前3時頃着、仮眠後、コースに参加し、夜はマイクや秘書のさちえさんたちとディナー後に調印式、金曜日はコース参加後、夕方にひとりで香港国際空港へフェリーで移動、香港午前2時発の便で土曜日の朝6時半過ぎに羽田空港に到着。 そして、その日の朝から私自身がティーチャーとしてレベル1コースを行いました。 まるでテレビ番組のタレントのようなスケジュールでしたが、不思議と疲れませんでした
ふりかえってみると、オーラソーマを通じて、私の世界には広がりがもたらされました。 なかでも海外でのコース参加の体験が、その後の人生の扉を開いていったといえます。 これからも自分の旅を大切にしていきたいと思います。
                  『リビング・エナジー』Vol.8(p23)

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なるほどなぁ。
そうなんだろうと思います。
余計なことを考える間もなく、しなければならないことをただこなしている瞬間は、後から思っても清々しい後味のものなんでしょうね。
pari 記

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