コーラルポマンダー
「新しいポマンダー(コーラルポマンダー)」から マイク・ブース
身体として誕生してから私たちが体験する人生は、一種の“ロールプレイングゲーム”のようなものだとも言えるでしょう。
誕生から2歳半~3歳までの間は、自分が担った枠割を習得する期間です。
その後は、私たちはその役割になりきっていますから、もはやその役割を演じているという自覚を持たないわけです。
ロールプレイングゲームの場合は、私たちはあくまでも自分が単にその役割を演じているにすぎないことを知っています。
しかし、普通の人生では、私たちは自分が本当にその役割そのものだと思っているわけです。
この通常の人生で私たちが担うことになるrole(役、役柄、役割)とは、ハード的には身体条件を決定する両親から受け継いだDNAであり、ソフト的には家庭や社会から教え込まれた価値観です。
3歳ころまでには、私たちはおおよそ自分がどこの誰であるかの最初の観念を習得するともいえます。
そして、その後はそのような個人として世の中に出て行くための修行時代を経ることになるのが一般です。
つまり人生とは、登場人物である私たちにとっては、外界で起こってくる事柄とそれに対する自分の反応(判断や解釈)によって紡ぎ出されるものだということです。
ところで、外界で起こってくる事柄を自分でコントロールできないことは、なんとなく直感的によくわかります。
でも、外界で起こってくる事柄に対する自分の反応も、同じように自分ではコントロールできないことはあまり意識されません。
なぜなら、内側から起こってくる反応そのものが「自分」だと思っているからです。
でも、実際は、起こった出来事がいいことか悪いことかを判断しているのは、自分が担っている判断基準なのです。
あることが起こっても、誰もが自分と同じように感じるわけではありません。
立場や判断基準が同じ人には似たような判断が起こりますが、逆の立場や異なる判断基準を持つ人(役柄)には別の判断が起こっています。
つらい人生を送る人(役柄)には、つらい人生を紡ぎ出すような判断基準が担わされているとも言えるでしょう。
今回ご紹介する文章は、マイク・ブースが、この自分をいじめる判断基準をゆるめて、もっと自分に優しくできるように手伝ってくれるプロダクトが誕生したことを伝えた当時のメッセージです。
新しく誕生した「コーラルポマンダー」がどのような働きをするポマンダーなのかを伝えたメッセージです。
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◆ コーラルポマンダー
http://aura-soma.co.jp/products/pom/P05.html
コーラルを考えたとき、最初に、報われない愛、与えたようには戻ってこない愛、ということが思い浮かびます。
私が思うには、多くの人が今の時期に、別のやり方で自分自身を愛する地点にきているのだと思います。
ある意味で、私たちが正しいことをしたり、正しいことを言ったり、創造的だったり、他人のことを思いやっていることが明らかなときには、自分自身を愛することはより簡単だったでしょう。
それでは、私は何であり、私は誰かということに関しての報われない愛とは何でしょう?
それは自分の最も愛するのが難しい部分を愛するということ、自分のこれらの愛するのが難しい部分がどのように反応しているかを感じることです。
もし、愛されないことで苦しんでいる側面が自分のなかにあるなら、自分の内側のもっと愛を必要とする側面に対してどのように対応すればいいのか、どうしてわかるでしょう。
おそらくこれらの壁やバリアのいくらかはコーラルポマンダーで克服できるでしょう。
そうすることで自分の陰の部分にあったこれらの側面は光の中に融け、どのように新しいやり方で愛し、配慮するかを学ぶのです。
……(中略)……
コーラルを、その反対の色、ターコイズとの関係で理解することもできます。
創造性はシンクロニシティに私たちを触れさせてくれます。
私たちがタイムラインにもっと近づいていけば、私たちがシンクロニシティに近づくにつれ、過去の恐怖に直面し、自分に責任を取りはじめます。
恐怖の内側には、しばしば私たちが上昇していくためのエネルギー、ある状態から別の状態へと移るのを助けてくれるエネルギーが隠されているということを覚えていてください。
私たちが恐怖から行動すれば、そのまさに恐怖したものを創造するようにとエネルギーは解き放たれます。
自分の恐怖を愛することで、自分の恐怖の中に閉じこめられていたエネルギーを統合し、次のステップへと歩むのを助けてくれます。
それが報われない愛の解放、恐怖の解放となるのです。
コーラルポマンダーは、タイムラインのヒーリングをもたらし、新しい目覚めをもたらします。
マイク・ブース
[注]タイムライン:
タイムラインとはその最初から終わりまでの意識の連続をいう。
それぞれのショックや出来事はこのラインのうえの点、あるいはウエイブです。
ひずみや歪みはさまざまな妨害のパターンとなり、タイムラインのうえの強調されたひずみとなりシンクロニシティを弱めてしまいます。
これらの出来事やショックを統合することによって、もっとシンクロニシティを取り戻すことが可能です。
『リビング・エナジー』vol.4 (p42)
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【私たちが恐怖から行動すれば、そのまさに恐怖したものを創造するようにとエネルギーは解き放たれます】
【自分の恐怖を愛することで、自分の恐怖の中に閉じこめられていたエネルギーを統合し、次のステップへと歩むのを助けてくれます】
【それが報われない愛の解放、恐怖の解放となるのです】
人生とは、まさに逆説のドラマですね。(@_@) ⌒★?
pari 記