B7 ゲッセマネの園

オーラソーマのボトルは、それを自分で使っていくにあたって、あるいはコンサルテーションをするにあたって、さまざまな要素を含み、手がかりを与えてくれています。
ざっとみるだけでも、ボトルの意味や名前、色、クリスタルのエネルギー、植物のエネルギー、ボトルの番号、そして対応するタロットなどの要素がそこには含まれています。
それらは左脳の情報としての意味を持つこともあるし、右脳のイマジネーションやインスピレーションをインスパイヤしてくれたりもします。そして実際の植物や鉱物、色の生きているエネルギーを通して私たちに影響を及ぼします。
そのなかでも、一番大切な要素は色がもたらす感覚とエネルギー。 その効果と意味ですが、タロットの図柄にはさまざまなシンボルがあり、そこには秘められた意味が象徴され情報を与えてくれるとともに、その図や色は右脳の直観にヒントを与えてくれるものでもあります。
さて、今回のボトルは「ゲッセマネの園」のボトル。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-B007 Garden of Gethsemene
キリストのお話で有名ですね。 「父なる神よ、どうしてあなたは私をお見捨てになるのですか」というキリストの言葉で有名ですが、そこから「信頼を試す」ないし、「生のプロセスを信頼する知恵」というキーワードが出てきています。
では、タロットではどうでしょうか?
若者が二頭立ての戦車に乗り、前には馬ではなくスフィンスクに似た、しかも羽の生えた動物が立っています。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-7 The Chariot
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B007.html
上半分が黄色で、下半分がグリーンです。
グリーンは、色の言語で言えば「道、真実、光(人生)」を表し、イエローは自己の確立、意志、決意を意味しますから、青年が自己を確立して、これからの人生の道を真実の光を求めて突き進んでいく決意を表しているとも言えそうです。
スフィンクスというのは、エジプトにおいては、神や聖地を守る聖獣、架空の生き物ですが、普通は魔除けの象徴として神殿の入り口、ピラミッドの入り口に前足もべったりと地面につけて、「伏せ」の姿勢で横たわっています。
このタロットでは立っているのみならず、羽まで生えています。空が飛べそうなので、ペガサスに見立てているのかもしれません。
タロットによっては、この青年はジュリアスシーザーに例えられたり、アレキサンダー大王だったり、シバ神だったり、太陽神ホルスだったり、太陽神アポロンだったりしますが、このカードでの黄色く輝いている様子は、太陽神アポロンを象徴しているのかもしれません。
いずれにしろ、戦車というイメージ、背後に都市が描かれていたりするのは共通で、タロットの意味としては、制服、勝利、自己制御、自己主張、意志、決断、というような意味として考えられています。
つまりタロットの0番、「フール」として、純真無垢に自分の運命の探求の旅を始めた青年は、ここで自分自身を試される試練に直面します。
スフィンクスは白と黒になっています。これは光と闇、女性性と男性性、肯定と否定、論理と直観、左脳と右脳、陰と陽などの二元性を表しています。 二つの道の選択の決断を迫られているとも言えます。
またスフィンクスは獣でもあり、それは人間の本能、生への欲求、食欲、性欲、欲望、衝動、支配欲、征服欲なども象徴しているとも言えます。
青年はそれらのスフィンクスの手綱を持ち、それらの本能や欲望に翻弄されることなく、自制心と自意識をもって、二方向に分かれ、分裂しがちな本能や二元性を統合し、バランスと調和を保っているように見受けられます。
戦車は外敵との戦いの象徴でもありますが、ここでは自分の内面のさまざまな衝動との戦いでもあり、そのなかで自分の内なる精神性を鍛え、かつまた聖なるものを見いだしていく旅へと出かけるのです。
ちなみに、若者は左手に杖を持ち、その先には丸三角四角のものが突き刺さっていますが、これは三角のこんにゃくや丸いじゃがいも、四角の厚揚げを突き刺した「おでん」ではなく、それぞれ四角は身体、丸はマインド、三角はスピリットを象徴しています。
というわけで・・・以下のリンクより、今日のメッセージをもらってみましょう。 $オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-今日のタロット
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