生命の木ではティファレット。 人間の身体でいえば太陽神経叢のところに位置します。
タロットはワンドの６。 「勝利」というタイトルがついています。
オーラソーマでグリーンはハートを表します。 ハートはハートの真実を表し、スペース、決断、方向性をもたらします。
ゴールドはカラーローズでは、オレンジとイエローの中間の色で、オーラソーマでゴールドはインカーネショナルスターのあるところで、真の自己の色とされています。
インカーネショナルスターには、人生の目的、使命、資質や才能、その人の本質、潜在能力が含まれているところとされています。
インカーネショナルスターについては・・・ http://aura-soma.jp/basic/dtl_201.html
オーラソーマでゴールドは智恵、叡智、深い喜びを表します。 オレンジとイエローの中間であることから、イエローのハッピーな感覚よりも、さらに奥深くで感じられる喜びです。
以上の基本的な情報からこのボトルについて考えてみると、このボトルはハートの真実とゴールドの叡智ないし真の自己を結びつけることと関連していることが分かります。
そこから考えられるメッセージとしては、自分のハートのスペースから真の自己について知る。 内なる深い喜びをハートを通して表現する。 ハートを通して、内なる叡智にアクセスする。 真に自分が望んでいることをハートを通して知る。 内なる叡智に耳を傾けることによってハートからの決断が可能になる。
このボトルが、生命の木のちょうどど真ん中にあるティファレットに位置しているというのも興味深いです。
カードのイメージをみると、グリーンの服を着て、ローレルの冠をつけた青年が馬にまたがり、胸に輝くメダルをつけて、両手を高くばんざいし、右手に葉っぱのついたワンドを持っています。
周りにはゴールドの衣装を着た５人の男性が、それぞれ手にワンドを持っています。 青年の勝利をお祝いし、喜んで讃えているようです。
その背後には、六芒星が描かれています。
六芒星はダビデの星ともいわれ、上向きの三角形と下向きの三角形が組み合わさってできています。
上昇と下降、陰と陽、光と闇、男性性と女性性などの相対するエネルギーが統合され、調和していることを象徴しています。
それらを調和させ、統合するのはハートのスペースによってなされます。
この青年は何かを達成して（勝利して）、凱旋してきているようなイメージです。
何を達成したのでしょうか？
自分のハートの真実を見いだし、真の自己を知ることができたのかもしれません。
自分の中にある相対するエネルギー、ネガティブなエネルギーとポジティブなエネルギー、光と闇を統合することができたのでしょうか。
自分の中にあった恐怖を克服し、解放し、自分のハートの内側に輝く太陽を見つけたのでしょうか。
そのときハートは、青年の胸にあるメダルのように光り輝きます。
ローレル（月桂冠）は、ギリシャの太陽神アポロの象徴でもあります。 その月桂樹の王冠が、六芒星とともに輝いています。
なんだかすべてがオーケーだと言っているようなカードです。
今起こっているものごとは、すべて存在によってもたらされているものです。
そこから問題やドラマを作りだす必要はなく、何が起こっていようともハートのスペースであるがままを受け入れていく。
それは真の自己を見いだすプロセスであり、真の本質を表現する機会なのかもしれません。
問題があると思っていることであっても、実はそれは新たなチャンスであったり、新しい可能性がそこに開けているのかもしれません。
自分のハートにつながり、そこから真の自己、内なる叡智につながることが鍵です。
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