すべての背後には意識が存在する
マイク・ブース氏の「癒しとは何か?」という文章からご紹介しています。
これまで説明されたことは、ひとつには、
①「ヒーリングとは「全体にする」プロセス」だということでした。
そして「癒しとはよりリラックスして楽な状態に、ストレスや緊張からより開放された状態に戻ること」だと教わったのでした。 その“ストレスや緊張”というのは「私たちの物ごとに対する考え方のパターンの反映」なのだということでしたね。
そして「オーラソーマ」の「色」というのは、「心と感情の状態が投影されうる手段」として癒しに関わるのだということでした。
そして前回説明されたのは、
②オーラソーマには「色」の他に「鉱物と植物からの波形と共鳴」があるということ。
「鉱物は組織や形」に関係が深く、「クリスタルや貴石のエネルギーの共鳴と波長」は肉体の、特に「骨格の組織」に働きかけということでした。
また「ハーブのエキスやエッセンシャルオイル」のエネルギーは「人間の内臓、腺、リンパ組織、筋肉や血液」に働きかけるのだ、と。
今回は、それらの働きの本当の根拠のようなお話のようです。
前回につづいて、マイク・ブース氏から「癒しとは何か?」から、最後の部分をご紹介しましょう。
——————————————————————– 三番めに、全てあらゆるものの背後には意識が存在するという ことです。 意識はそれ自体の存在を認識する可能性を持っています。 その意識は色と光の特定の波長と周波数として現れます。 意識が色や光として現れるというのはオーラソーマの考えに限ったものではありません。 多くの古代文明や叡智の伝統においては、意識というものが五感が体験するのとは別に、色と光を直接体験するということが認識されていました。 98種類のボトルを目にするとき、私たちが肉体を持つ以前の意識がいかなるものだったのか、そして私たちが自らの使命と目的として何を選んでやってきたのかを理解するのです。
これは私たち一人ひとりにとって非常に固有で個人的なことです。 私たちの内なる扉の鍵を開き、感情と思考の部分にあるパターンや型を開放するためにこのコードを使うことができるのです。 そうすることで意識が光と色として直接それ自体を体験するという癒しのプロセスへと入って行く可能性が生まれるのです。
『リビング・エナジー』Vol.2(p68) ——————————————————————–
なるほど。
「色」と「鉱物」と「植物」のエネルギーに共通の要素というか、その基盤として「意識」というものがあったわけですね。
あらゆる現象の根底にはこの「意識」という括りが存在していて、これが全体の働きに通貫し、またそれぞれの現象形態のバランスをとっていたようですねぇ。
pari 記
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