オーラソーマの発展について

オーラソーマの発展について

   「マイク 質疑応答」より    マイク・ブース

       

ユダヤ教の神秘主義と言われるハシディズムのマスターであったヴィッキーさんのお父さんは、そのご両親にとっては7番目の子どもだったようです。

ヴィッキーさんはそのお父さんにとっての7番目の子どもだったので、ヴィッキーさんは【7番目の子どものそのまた7番目の子ども】というわけです。

昔は赤ん坊の生存率はずっと低く、子どもの数も多かったでしょうから、もしかしたら【7番目の子どもの7番目の子ども】はそれほど稀有な現象ではなかったのかもしれません。

ただ、問題はそういうことが意識されたかどうかです。

7を1つの周期とする考えは『旧約聖書』「出エジプト記」の記述に由来します。

【あなたは六年のあいだ、地に種をまき、その産物を取り入れることができる。
 しかし、七年目には、これを休ませて、耕さずに置かなければならない。】
【あなたは六日のあいだ、仕事をし、七日目には休まなければならない。】
『口語旧約聖書』(出エジプト記23:10-12)】


「1週間は7日」というのは、現在の地球世界のほぼ全域を覆う慣習として普及しているわけですから、ユダヤ教が現地球文明の中心的源流となったことは否定できません。

古代ギリシャには週という概念はなかったようですし、ローマ帝国はある時期までは1週8日で生活していたようです。

というわけで、ユダヤ教徒にとっては「7」はとても重要な数として意識されていたんでしょうね。

だからこそ、【7番目の子どものそのまた7番目の子どもという現象を意識し、そのことに特別の意味をもたせる霊的伝統が始まったのかもしれません。

しかし、人が強い思いを込めた概念や引き継がれた伝統は、波動世界に固有のパターンを生みだし、なんらかの意味で実体化していきます。

ハシディズムの霊統は【7番目の子どものそのまた7番目の子ども】を入念に準備して、担うべき仕事を託したのかもしれません。

そのようにして用意されたヴィッキーさんが誕生させた「オーラソーマ」は、ヴィッキーさん亡き後もその仕事を託されたマイク・ブース氏の主導のもと、ますます進化を遂げていったようです。

では、「マイク 質疑応答」から、「オーラソーマの発展について」の質問に答えて、マイク・ブース氏が語った言葉をご紹介しましょう。

       

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質問  オーラソーマの発展についてどのようにお考えですか?

マイク
現在の製品は私たちが1984年に出会った頃のものとまったく関係を持たないと言えるでしょう。

それは大変異なった製品となりました。
生前のヴィッキーは休むことなく、ボトルのなかのエネルギー要素を純化し、その質を高め続けていました。
彼女が亡くなってもそのプロセスは中断しませんでした。
それは毎日、毎瞬、起こり続けています。


誕生してくるすべてのボトルはシステム全体を調整しますから、システムはより完全なものになります。
私たちがオーラソーマから得た多くを、土地やハーブの栽培に投資してきたので、生の成分のエネルギーの質やそれをコントロールする方法が初期の頃に比べて、ずっと良質で洗練されたものとなりました。

エッセンシャルオイルの精製における最先端のテクノロジーを目指して、私たちが力強く前進しているのは、実にエキサイティングなことです。
私たちが多くの時間を費やしたことのひとつに、エッセンシャルオイルのCO2抽出法があります。
それは活性の成分を少しも損なわない様、熱を加えることなしに植物成分から取りだすために、細胞の塊を分解する方法です。
私たちは現在イタリアとフランスの会社と提携しており、今世紀中には英国で最初の臨界超過プラントの一つを持つことを望んでいます。


今年はこのテクノロジーの発展に手を貸してくれているフランスの会社の助けで、9エーカーの土地から収穫したすべてのカレンデュラ(キンセンカ)にCO2抽出法を使い、先日その原料が私たちの手許に届きました。

 

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栽培や土地に応用しているバイオダイナミック農法にエネルギーを注ぐことで、私たちは植物材料の質を高め、知識と理解をより深めています。
さらに私たちは、有機農法やバイオダイナミック農法を超えて、デヴィックエナジーと共にワークする方向(合衆国でペレランドラがやっているようなワーク)に向かっています。
すでに植物の特定のデヴィックエナジーに働きかけることも多いにやってきました。

現在の製品が1984年当時のものとなんの関係も持たないと、私は自信を持って言うことができます。
すべてのレベルにおいて当時と比べ様もないほど、良くなっていますし、私のケアの許にある限り進歩し続けるでしょう。
なぜなら私はそのことにコミットしており、できうる限りの可能性を広げて行くつもりだからです。

オーストラリアでのプロセスはほんとうに強烈でした。
なにが起こったのかというと、センターが建つ予定の土地を買うのを許される前に、ヒーリングを必要とするような土地を買ってしまったのです。
私たちはコフスハーバーの土地へと導かれる前に、ブルーマウンテンのランドスケープエンジェルとデヴィックエナジーの用意したテストを受けなければならなかったのです。

ポマンダーはヴィッキーが作りだしたのとまったく同じ方法で現在も作られています。
ただし、1ガロンの容器に代わって、私は25ガロンの容器で作っています。

ポマンダーとクイントエッセンスは比較的シンプルで、バランスボトルの経てきたような変遷は通過しませんでした。
ボトルの方は毎日がチャレンジで、それはなんともミステリアスなものです。
ポマンダーとクイントエッセンスはそれに比べると安定しています。

       『リビング・エナジー』Vol.2(p83)

       http://artbeing.com/book/LE02.html
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イクイリブリアムボトルの品質は、誕生当初のころのものとは別次元の品質に成長を遂げているみたいですね。

マイク・ブース氏が今世紀中に英国で持ちたいと言っている【臨界超過プラント】とは、いったいどういうものなんでしょうね。

新しい世界でしょうね。

pari 記

 

 



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