チャクラと神経系の三位一体
「微細解剖学(サトルアナトミー)への旅」からの抜粋 メアリー
今度の東日本大震災では、いうまでもなく日本全体が揺るがされています。
それと同時に、世界もこの震災と無関係ではいられない状況を如実にわれわれに感じさせてくれました。
その意味では、今回の震災は、地球が今や文字どおり運命共同体であること、バックミンスター・フラー博士がいみじくも呼んだ『宇宙船地球号』そのものであることを、今さらながらに再確認させてくれたようです。
人間社会は否応なく全地球環境に依存していること、また日本国内の一部分に起こったダメージの影響はたちまち全国に波及し、また世界中に波及することを見せつけられました。
そのことを地球人類が認識していることも、われわれは様々な状況から知りました。
部分は緻密に相互に組み合わされ、全体を構成しているようです。
現象世界の全体というのは、いったいどのように構成され運営されているものなのでしょうか?
地球や全宇宙を「マクロコスモス」と呼ぶなら、人体は「ミクロコスモス」とも呼ばれるようです。
いったい全体って、どういうふうなものなんでしょう? (?_?)
ちょっと、イメージだけでも知りたいものですね。
探してみると「リヴィングエナジー」の既刊号に、メアリーさんの「微細解剖学」に関する記事が掲載されていました。
ちょっと覗いて見ましょうか。
——————————————————————– チャクラと神経系の三位一体
現代医学の世界で学ぶ解剖学では、肉体の中に宿るダイナミックなエネルギーの流れを重要視していないのが現状です。 が、内臓器官とその機能という点から見ると、このダイナミックなエネルギーを、清流の川のように歪み・滞りのない流れに整えることが、難病といわれている病気や、現代医療の苦手とする自律神経失調症・精神病のような、感情や精神あるいは魂の面が主に障害されてしまった病気、またアレルギーのような自己免疫の病気の改善に役立つことを唱える研究が多くなっています。
魂の神殿である肉体の構造を解剖しながら、一緒にサトルボディーの探求をしてみませんか?
<神経系>
体が正常な生命活動を営むためには、有機体を構成している諸器官を連絡し調整するしくみが必要です。 この機能を行うのが神経系と内分泌系です。 内分泌系が体液性にゆっくりと内部環境を整えるのに対し、神経系は神経繊維にインパルス(刺激)を送って、比較的すみやかに全身各部の働きを統御しています。
神経系は、統合の場をなす中枢神経系(脳と脊髄)と、身体各部を連絡する末梢神経系(脳脊髄神経と自律神経)とで構成されています。 脳は頭蓋腔内にあり、これに続く脊髄は、脊柱管の中を下がっています。 脳神経(12対)は脳と頭部、その他の末梢を連絡し、脊髄神経(31対)は脊髄と体幹・四肢の末梢とを連絡します。
一方、交感神経と副交感神経は、脳脊髄神経から分かれて独立した神経系を作り、主として内臓に分布します。
中枢神経は、私たちに与えられた種々の刺激から、ここに存在する細胞の活動の総和が最終的に命令として出され、統一された生体としての実際の行動を作り、筋肉などの動きとして表現する伝令役です。
一方、末梢神経は、外界からの刺激を中枢に送ったり、その伝令を筋肉などに伝える役目(運動・感覚をつかさどる)の脳脊髄神経系(体性神経系)と、主として各種の内臓機能をつかさどる自律神経系(植物神経;意思とは無関係に、自動的に器官の働きを調整する神経)で構成されています。
神経系の複雑に連絡する神経叢(神経節)といわれる場所が体内には何箇所か存在しています。 私たちのエネルギーセンターと呼ばれているチャクラは、体内に発達している神経叢や内分泌器官のあたりを示しているようです。 今回、この神経叢が実際の身体のどこに位置しているのかを確認しながら再度チャクラを感じてみましょう!
『リビング・エナジー』Vol.2(p82) ——————————————————————–
なるほど。
すべて一度は耳にしたことがあるような言葉ばかりですが……。
そういう具体的な意味を担っていたんですねぇ。
しかし、ほんのちょっと部分とか部品の名前を聞くだけでも、全体というものが途方もない智慧によって運営されていることが推測されますね。
イヤー、勉強になりました。
pari 記
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