ボトルの中の浮遊物は?

ボトルの中の浮遊物は?      「マイクとの質疑応答」から
        オーラソーマ製品の内容成分は生きたハーブなどの自然物であるために、品質管理という意味での一貫性を求めすぎると、なかなか厄介な面があります。
特にそのあたりに厳密なものを求める日本人の場合は、製品のなかの“異物”などはちょっと許容しがたいところがあるのかもしれません。
オーラソーマは、現在日本でもっとも受け入れられているようです。
ということは、日本人ととても相性がよい製品だということでしょう。
そうしてみると、このようないわば“神秘的”な製品を素直に受け入れられる素地と、品質の厳密性を要求する特性は、同じ特性の別の側面なのかもしれませんね。
「日本版リヴィングエナジー」のVol.2に http://artbeing.com/book/LE02.html いくつかの「マイクとの質疑応答」が掲載されています。
そのなかに「ボトルの中の浮遊物」に関する質問がありました。
マイクがその質問にどんなふうに答えているか、ご覧ください。
        ——————————————————————– 質問  ボトルの中の浮遊物は?
マイク  あなたが手にするのは生きたハーブの入った製品です。 それらの生きたハーブは、ある環境の中で沈殿します。 沈殿は専門用語ですが、薬草学では不安定な状態の物質の中からあるものができてくることを意味します。 ハーブが溶液の中から出て沈殿することがあります。 それは植物原料や抽出液やフラワーウォーターの種類によります。 それがボトルの中の浮遊物として現れる沈殿となることがあるのです。 神秘的な製品を扱うときのありがたくない一面に、それが予測不能だということがあります。
もし私たちが化学合成や石油から出来た原料を使っているなら、製品に市場で期待されている一貫性と確実性を持たせることは可能です。 けれど、もしあなたが自然と関わり、植物原料からできた製品を作るなら、製品の一貫性を説く哲学とは全く異なった哲学を持つでしょう。 ですから私たちは本当に、あらゆる対消費者問題に直面しています。
これらの困難さの大部分は、これらの製品がその人が必要としているものに合わせて変化することからできており、それは1984年以来変わっていません。
人々がヴィッキーに電話を掛けてきた時、彼女がよく   「そうね、それがあなたの必要としていたものだったのよ。きっと」   と言っていたのを思い出します。
その人が例えばイエロー/ゴールドを買って家に戻るとイエロー/グリーンに変わっていた、というような時にです。
ボトルは私たちの必要に応じて変わるというのが彼女の見方でした。 下の色が上方に現れるということもあります。 ボトルになかった色が現れるということもあるでしょう。 ヴィッキーは、しばしば変則のボトルの方が人々にとってより魅力的であることに気づきました。 彼女が展示会に出すと、それらのボトルはより早く売れました。 何故ならそれらは人々が必要としていたものだったからです。
もう一つよく起こる現象として、もしあなたがコンサルタントでボトルのセットを持っていて、その中の一本がなんらかのかたちで変化したとします。 そんな時、次に来たクライアントがそのボトルを選ぶということがよくあります。 それはあたかもセットがその人の必要に合わせて自らを調整したかのようです。
(ここである生徒が彼女のボトルの中のハーブが、まるで生命を得たかのように文字の形や絵を描いたことがあるとコメントしてくれる。)
ものごとをあるがままに受け止め、起こったことを否定する代わりに、起こった理由を見出そうとするようなある種の哲学に向かう運動を私が奨励できたら、あらゆるレベルで大きな助けになるでしょう。
『リビング・エナジー』Vol.2(p79-80)








http://artbeing.com/book/LE02.html ——————————————————————–

なるほど……。(-_-)
“生きているエネルギー”が絶えず変化しつつあることは理解できます。
しかし、そのことにはこういう側面も含まれているんですねぇ。
量子論の世界では、観察対象が観察主体の観察行為で変化するそうですが、なにかそんなことも思わせるようなお話ですね。
ボトルと使用者の間で、ある種のエネルギー交換が起こっているのですね。
pari 記