ウリエル 神の火、または神の光。もしくは神の顔
「大天使」より
第一の天使は、低次元の魂の象徴である龍を倒して勝利を治め、人類の純粋性を護った輝かしい大天使ミカエルでした。
もしこれを部族に置き直すなら、族長に当たる役割みたいなものでしょうか。
第二の天使は、人類に護るに値するもの、すなわち優しさと清純さをもたらした愛の使者、大天使ガブリエルでした。
それは部族に置き直してみるなら、部族の中の母なる存在かもしれません。
第三の天使は、人類を崩壊から守る癒しの天使、大天使ラファエルでした。
これはもう部族の中の役どころとしては、薬師、つまり癒やしの長(おさ)でしょうね。多分この方は意志決定者である族長の相談役を兼ねていたのではないでしょうか。
人類が生きるための勇気と純粋性を護ったミカエル、人類に護るべき宝、優しさと清純さをもたらしたガブリエル、人類を内部崩壊から護る癒しの天使、ラファエルとつづけば、さて、まだ何か足りないものがあるのでしょうか?
これだけの宝があって、まだ人類の物語を紡ぐために何か足りないものがあると思いますか?(^^;)
でも物語を生み出す想像力には、かぎりがないものです。(^^;)
そう、人類に生きる華やぎをもたらす必要があったのかもしれません。
日々の生活のなかには、普通の日もあれば、忌みごとなど汚れ(気枯れ)の日もあるとすれば、それらを打ち破って華々しいハレの日も必要です。
つまり物語を完全なものとするには、まだ華やぎが必要だったようです。
第四の天使がどんな方か、見当がつきますか?(*^_^*)
—————————————————————— 大天使
上方下方を無数の星に取り巻かれた天上の国には4つ開かれた門がある。 第一の門に立つのは手にした剣を高々とかざし、勇気に輝く顔を持つ意気揚々たる大天使。 彼の名はミカエル、純化の天使である。 第二の門に光輝く大天使が現れる。 その唇には優しい笑みが浮かび7つの大輪をつけた百合を手にしている。 彼女は天上の草地に輝く星に囲まれて立つ。 彼女の名はガブリエル、愛の天使である。 第三の門には聖杯を手にし頭上に輝くオーラを頂いた晴れやかな大天使が立っている。 彼の名はラファエル、癒しの天使である。 第四の門には暗い塔やドームを背にして地球を見下ろす大天使がいる。 頭上に光と星の輝きの王冠を戴き、彼の手からは祝福を与える花びらが降り注がれている。 彼の名はウリエル、美の天使。
ウリエル 神の火、または神の光。もしくは神の顔。
伝説はウリエルが予言者エスドラスの教師であったと伝えている。 水仙の咲き乱れる美しい草地の中に立ち、神秘家アーダスは彼の生徒に霊性のヴィジョンを与えた。 キリストを目のあたりにして、彼はキリストの降臨を予言するに至った。
ウリエルは夏至――美と想像力の季節――の大天使である。 またウリエルはカバラを人間に与えた天使とされる。 彼は鋭い目を持っていることでも知られており、ノアにやってくる洪水の警告を与えたメッセンジャーだった。 エデンの園の門に炎の剣を手に立つ、悔い改めの天使とされる。 (参考) 「天使、絶滅の危機にある種」マルコム ゴドウィン著 「星の門」コリンヌ ヘライン著
『リビング・エナジー』Vol.2(p66) ——————————————————————–
第四の天使ウリエルは、人類に神の火花をもたらす方だったんですね。\(^o^)/
【ウリエルは夏至――美と想像力の季節――の大天使】
たしかに、人類はまだ、【美と想像力】を必要としていたかもしれません。
神話とはこんなふうに展開していくものなんですね。(^^)/
pari 記