Daso さんのピュタゴラス数秘学(オーラソーマ通信292号より)

メルマガ「オーラソーマ通信」では、毎月一度 Daso さんに「ピュタゴラス数秘学」を連載していただいています。

        
「ピュタゴラス数秘」のメッセージは、「あるがままの自分自身」を見いだすことです。
http://pnaj.net/courses/to_be.html

2010年2月はグローバルなレベルではエネルギーが散漫になる月です。
その意味するところは、方向性が定まりにくい、人とのコンタクトがとりにくい、送ったはずのメールが届いていない、ドタキャンがあるなど、言わば「受け入れにくい」状態が起こりがちだということです。
こんなときは、その自体に「反応」しないで「応答」することが要点。
それは「OK、今はそういうときらしい、ならば時期を待とう」という態度かもしれないし、根気よくコンタクトし続けることかもしれません。
いずれにしても、否定的にとらえてはいけません。
曇った日はたいてい家でじっとしているでしょう? 晴れたらまた動き出したくなる──それこそ“自然”の中に生きることです。

今月は“数の性質”についてのお話をしましょう。

 は「個」であり、物事の始まり」です。

 の中には1が二つありますね? そこでは「個」と「個」の出会いが起こります。ゆえに「協調性」がキーワードです。それぞれの「個」が、ちゃんと自立していないと「依存」が起こります。そして、2つがしっかり立っていれば、そこにある関係性は「平和」をもたらします。

 の中には1(陽)と2(陰)があり、それは男性性と女性性の出会いから子供が生まれること──そこで「創造性」というキーワードがあてはめられました。またここには1が3つあるので、「女が三人よればかしまし」という言葉があるように、にぎやかな楽しいエネルギーでもあります。

 は2が二つ。「平和」がダブルで「安定」をもたらします。あるいは、1と3から「個」の中に作り出された「創造性」が「内面のくつろぎ」につながっている、とも言えます。ここには1が4つというのもおぼえていてくださいね。

 の中には2と3がありますから、調和の中に創造性が動きを作り出すことになります。そうして「変化」のキーワードが生まれました。4で「安定」していたところへ1の「個」が「自在性」「自由」という動きを与えたとも読めます。

 は3が二つで創造性がダブルです。「美」というキーワードがあてはめられているのも、どこか頷けますね。またそこには2(協調)と4(安定)、1(個)と5(自由)があり、2が3つ、1が6つもあります。つまり1から5までのすべての要素がこの中には含まれていることになりますが、幾何学模様で描くなら、3の三角形が上下に重なるヘキサグラムの形(3が2つ)がもっとも調和の取れた形とされています。

 には「内面の豊かさ」というキーワードがありますが、それは4の内側の安定と3の創造性が含まれていることで説明がつきます。つまり、内なる創造性ということです。ここにはまた1から6までのいろんな組み合わせがあり、1が7つというのもあります。

 は4の安定がダブルですから、土台がしっかりしたピラミッドのイメージです。「パワー」というキーワードがあてはまるのも頷けます。また、2が4つと見た時には調和のある安定性だし、3(創造性)と5(自由)は活発さのイメージ、2と6はやさしく包み込むような感じ、1と7はまっすぐに伸びた竹のような精悍さを感じさせますが、どちらも「力」に関係しています。1が8つもありますね。

最後に  は1から8のすべての要素を含んでいるという意味で「非個人的な愛」というキーワードになります。さまざまな要素がたくさんあるので、「完成」であり「終局」でもありますが、「手放す」ことが鍵だということをおぼえておきましょう。また9の中には3が3つで、この数の要素の中には創造性が充満しています。

こうして見ていくと、2以降のすべての数に1が含まれていることがわかりますが、1はつまりあらゆる物事の原点とも言えるのです。3、6、9は「創造性のグループ」2、4、6は「受容性のグループ」というふうにわけることもできます。

こんなふうに数同士の関係性を見ていくことも、それぞれの質を理解することにつながります。もっとお知りになりたい方は数秘ワークショップ“ヌメロロジカル・コンステレーション”を覗いてみてください。

        
「ピュタゴラス数秘学」は次回は4月に続きます。次回もまたお楽しみに。

        
2010年注目のプロフェッショナルトレーニング

数秘講師養成講座;マステリーコース第5期生募集開始
2010年6月7~13日/長野県女神山ライフセンターにて/定員10名
数秘の全容をマスターし、プロとしてのリーディングはもちろん、数秘を教えることができるようになるコースです。特にコミュニケーションスキルを高めるためのテクニックを習得させます。また個人の成長のために役立つコースです。
http://pnaj.net/courses/mastery.html

エニアグラムPart1&2 with Turiya
ジョージ・グルジェフのミステリースクールから伝わるエニアグラムをマスターできるコースです。ファシリテイターは「パス・オブ・ラブ」など最新のセラピーをリードするトゥリアーー久々の来日です。
http://awareness-intensive.jp/recommend-workshop.html

タロット トレーニング;パート1&2
数あるタロットの中で、もっとも現代的なセンスを持つOSHO禅タロット、そして数々の寓話からなる変容のタロットの仕組みを学習するとともに、瞑想の質を高めていくためのトレーニングです。また2010年秋からは、タロットマステリーコースもスタートします。
http://pnaj.net/courses/tarot.html

2010年3~4月の注目のワークショップ

3月6,7日(土日)カップルカウンセリング in 鎌倉
ピュタゴラスのチャートを使った関係性のリーディングを学びます。恋人同士や仕事仲間、いろんな局面での関係性に着目します。
http://pnaj.net/courses/mastery.html

3月13,14日(土日)家族の座 in 大阪
家族のダイナミックスの中にあって、あなたがどんな役割を演じてきているのかを見守ることで、そこにあったしがらみから自由になり、あなたの人生を生きる道を見いだしていきます。
http://pnaj.net/workshops/workshop.html

4月11日(日)アウェアネスインテンシブ1Day in 鎌倉
自分に問いかけることを知るためのワンデイです。このエクササイズは一度体験すると一人でもできるので、ぜひ体験していただきたい瞑想です。
http://pnaj.net/workshops/ai.html

Daso Saito プロフィール
92年に日本ヴォーグ社から『100年数秘の本』を出版。以来、数秘学の分野では草分け的存在となる。数秘学の他にタロット、易学などにも精通しており、リーダーとして37年、ティーチャーとして20年のキャリアを持つ。
06年5月にPNAJ「ピュタゴラス数秘学アカデミー」を設立。数秘学講師養成講座をスタートさせた。これまで14名の講師を育てたが、そのうち数名はすでにティーチャーとして活躍している。08年からはABH認定取得コース「ヒプノシストレーニング」のオーガナイズも手がけており、自身もヒプノシストとして活動を始めている。
http://pnaj.net

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