Daso さんのピュタゴラス数秘学(オーラソーマ通信335号より)

メルマガ「オーラソーマ通信」では、毎月一度 Daso さんに「ピュタゴラス数秘学」を連載していただいています。
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        いよいよ2010年も終わりに近づいてきました。
そして2011年の幕開けが待っていますね。数秘の世界では、個人の周期数が優先されるので、年号が変わったからと言って人生の流れに変化がもたらされるということはありません。 けれども、年の初めには何となく気が引き締まるものです。
そこで12月のメッセージは、来年をより良い年にするために、何を整理すべきか、どんなことに終止符を打って行くことが大切かにフォーカスしたいと思います。
すっかり整理された部屋に新しい風が吹いてくるように。 今回はあなたの軌道数から読み取ります。 生年月日の数をすべて一桁になるまで足してください。
(例)1985年3月20日 1+9+8+5+3+2+0=28→2+8=10→1+0=1・・・軌道数は1
1) 仕事のエリアで、たった今あなたが手放すべき、あきらめて前に進むべき、と思っていることは正しいです。感情的には辛いかもしれませんが、そこで踏みとどまることの方がずっと苦痛になるでしょう。自分の直感を信じて進むことです。そのことであなたは、これまで曖昧に使っていたエネルギーを、より建設的な方向に生かしていくことになります。長い目で見ればそれはいい結果を招くでしょうし、最終的には納得がいくはずです。「手放す」は新しさを受け入れることでもあるというのをおぼえていましょう。
2) 破壊は創造のために必要なものだと言えるかもしれません。そして、そういう意味では、たった今あなたに起こっている「やる気のなさ」や「うんざり感」も、その根底にある怒りを表面に出してしまいたい欲求の現れと見ることもできるでしょう。根っこに目を向けましょう。そして、創造のための破壊にエネルギーをぶち込んでみることです。建築現場を思い描くのは役に立つかもしれません。古い建物を崩してからでないと、新しい建造物が建つことはできません。そして、端からちょっとずつというような方法はかえって大変になるばかりです。
3) 関係性において、けっしてうまくいっていないわけではないけれど、気持ちが通じない、相手の意図が理解できない、などの問題が浮上してくるときです。もしかしてあなたの側に、相手は**な人なのだという思い込みがあったりしないでしょうか? あるいは相手が理解してくれて当然といった期待感があるのかもしれません。何かが邪魔をしているのだというふうに、ちょっと離れたところから起こっていることを見つめましょう。間違っても相手のせいにしないこと。あなた自身を信じ、ともだちを信じることです。
4) からだの不調をそのままにしてハードワークに専念していたり、逆に、ボディーケアが大切だと言って仕事をおろそかにしていたり、、、。何となく極から極に動いている感じです。それでは結局のところ、からだも仕事もトゥーマッチになってくるでしょう。バランスということをつねに心がけて、内面のくつろぎを保ちながら生活する方向を見いだして行くことです。それは好きなDVDを観たり、お酒を飲んでほっこりするときの「くつろぎ」とはある種違ったものです。むしろ目を閉じて坐ったときに、外側のものは何も必要なかったと感じれるあの空間です。
5) 仕事をする時間も休日も、同じクオリティーに保ってみましょう。仕事をしているときの緊張感も、休みの間のくつろぎ感や自由な感覚——その両方が生活に大切なものです。たとえば朝目が覚めたら、仕事にでかける前に、「今日は好きなことをして楽しむぞ」と自分に言い聞かせてみます。そしたら、もしかしてお昼休みに一人で公園を散歩したくなるかもしれません。あるいは、退屈な作業が瞑想になるかもしれないし、例の満員電車や渋滞を避ける方策が閃くことだってあるでしょう。人生は、楽しむためにあるのだということを忘れないで。
6) 昨日までの憂鬱な体験はそこにとどめて、今日は新しい一日を生きることです。今日を十分に生きれば、昨日が入り込む隙間はありません。「今をトータルに生きる」は一つの技法です。練習すると上手くなるし、できないと言っている限り、永遠に手に入らないでしょう。ある種の人だけにそれが可能だなどということはあり得ません。さあ、あなたはたった今、何にエネルギーを傾けたいでしょう? 休むのなら徹底的に休んで、働くなら一つ一つの動作に消え入るくらい入り込んでみることです。
7) あなたの核の部分にゆとりがあるとき、1時間は永遠に思えるし、たった10分で与えられたタスクを終えてしまうかもしれません。Busy-ness「忙しくあること」はあらゆる関係性の中にBusiness(取り引き)を作り出し、あなたの核が揺さぶられます。どのような状況の中にあっても、自分自身の中心を忘れないでいましょう。特に今月のあなたにはちょっとした試練がやってきます。呼吸が浅くなっているのを感じたら、立ち止まり、大きく深呼吸して、また進めば良いだけです。求められていることは、ある意味、とても普通のことです。
8) 自分のやっていることに対して辛い点数をつけているのは誰でしょう? あるいは、どこまで行けば「ベスト」なのでしょう? 今は何であれ、あなたの能力に100点満点をあげるときです。何であれ今やっていることは私にとって精一杯のことだ、と言い聞かせてあげて。難しく感じても、何度もそこに戻ってきて、自分自身に「イエス」を言うこと。他人の評価はその人のものです。そしてあなた自身の自己評価がもっとも大切なときです。自己価値を下げてしまうことに何の利益もないということを良くおぼえてい てください。
9) 「直感的に生きる」を実行していると、ときとして予想外の出来事に慌てることがあります。そんなときは、「インスピレーション=直感」と「イマジネーション=想像」をはき違えていないかと自分に尋ねてみましょう。誰もが陥りやすい勘違いですが、軌道を外れていると気がついたら、それをジャッジするのではなく、シンプルに軌道に戻れば良いだけです。失敗は成功の元という言葉がピッタリかもしれません。そして、引き続きあなたのすばらしい直感を信頼し続けましょう。年が変わる寸前に、ステキな閃きがやってくる暗示です。
        「ピュタゴラス数秘学」は月に一度の連載です。来月もまたお楽しみに。
        2010年12~2011年1月 注目のワークショップ
アウェアネスインテンシブ・ワンデイ in 鎌倉 2010年12月12日(日) 参加費:5000円 「私の中にだれがいる?」この奇妙な公案を繰り返しながら、「私」に気づきを向けていくインテンスなワンデイ瞑想会です。 http://pnaj.net/workshops/ai.html
家族の座 in 鎌倉 2011年1月29、30日(土日) 参加費:38000円 からだのいろんな症状、無意識に繰り返してしまうパターンーー瞑想によって気づきを向けることは大切でしょうが、ちょっと違ったアプローチをしてみませんか? 家族の座は、「あなた」というシステムの中に起こっていることを客観的に見守るのに役立つワークです。 http://kazokunoza.com/
Daso Saito プロフィール 92年に日本ヴォーグ社から『100年数秘の本』を出版。以来、数秘学の分野では草分け的存在となる。数秘学の他にタロット、易学などにも精通しており、リーダーとして37年、ティーチャーとして20年のキャリアを持つ。06年5月にPNAJ「ピュタゴラス数秘学アカデミー」を設立。数秘学講師養成講座をスタートさせた。これまで14名の講師を育てたが、そのうち数名はすでにティーチャーとして活躍している。08年からはABH認定取得コース「ヒプノシストレーニング」のオーガナイズも手がけており、自身もヒプノシストとして活動を始めている。 http://pnaj.net
     
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