Daso さんのピュタゴラス数秘学(オーラソーマ通信275号より)
「ピュタゴラス数秘」は、「あるがままの自分自身」を見いだすための数秘です。本やセミナーで数秘の基本を習得しているけれども何か物足りないという方を対称にPNAJのアドバンスから受講できるシステムが設定されました。詳細は以下へ。
http://pnaj.net/courses/foundation.html
10月のキーワードは「再確認」です。
何かをはじめる前にもう一度周囲を見回して一つひとつを丁寧に見つめなおしてみましょう。以下のメッセージを参考にしてください。
最初にあなたの個人周期数を出します。生年月日の月と日の数、そしてお誕生日が来ている人は今年の宇宙周期数2を、まだの人は昨年の宇宙周期数1をたして、合計を一桁になるまで換算します。
(5月10日生まれなら誕生日が来ているので、最後は2を足します。
5+1+0+2=8...個人周期数は8です)
個人周期数1
他の人を優先してしまうのはどうしてでしょう? そうするのが正しいと信じているから? 単なるクセ? ほんとうはあまり深くかかわりたくないからかもしれません。いずれにしても、ここで確かなことは、「あなた」を忘れてしまっているということです。そうしていながら、「だれも私のことを思ってくれない」といって嘆いているとしたら、それは小さなミスではありませんか? 今月のあなたへのメッセージは、自分を大切にというよりも、なぜ他人優先になっていまうのかを見守ってみることです。
個人周期数2
やりかけた仕事をほったらかしにして、他のことに夢中になってしまうということもありますよね? そんな時に、自分のことを根気がないと決めつけてしまったり、罪悪感を持ったりしないよう気をつけていましょう。自分をジャッジすることからはどのような解決策も見いだせません。けれども、そのときあなたが「なぜだろう?」と問いかけたなら、そこにあるほんとうの問題点が見えてくるはずです。うつり気だったり、根気がないことの利点は何かと問いかけてごらんなさい。そこに何らかの糸口が見えてくるはずです。
個人周期数3
新しいアイデアがわかない時に、そこでやきもきするよりも、いったん全部をあきらめて、きれいさっぱり忘れることです。完全にそれを手放し、自分はまったくの役立たずで、何ひとつわかってはいないし、何ひとつすぐれてもいない、というところにくつろぐのです。そうした時に、あなたがほんとうに求めていたものは、新しいアイデアでもなければ、人からほめられることでもなく、単にその“くつろぎ”だったことがわかるでしょう。それをいったん手に入れたら、そこからゆっくり動いていくことだけをおぼえていましょう。
個人周期数4
色、香り、エネルギーといった微細なものとワークしていくとき、つい忘れがちなことは“からだ”です。多くの神秘と可能性に満ちたあなたの「家」に目を向けてみましょう。からだの持つさまざまな機能は実のところ、色や香りやエネルギーにつながるためのたくさんの役割を果たしてくれています。神経や筋肉、骨、さらにはそれらの細胞の一つ一つに、人が健康で、幸福な人生を生きるための情報が含まれています。そして、あなたを知ることは、それらの情報を読み解くことです。遠くに目を向けるまえに、近くからはじめましょう。
個人周期数5
朝起きて、いちばんにすることは何でしょう? 今日の予定を立てる前に、OSHO禅タロットやエンジェルカード、あなたの好きなデッキから一枚を引いて、しばらく瞑想してみましょう。それを習慣にし、そのことを楽しんで。あなたの一日は大きく変わっていくはずです。あるいはアクティブなあなたならきっとジョギングやパワーウォークを好むでしょう。新しい日のはじまりに、オープンでいて、生からの贈り物に感謝の気持ちを持つことです。一日一日を驚きを持って過ごすことになるでしょう。人生とは苦悩の連続なのではなく、喜びに満ちた神秘です。
個人周期数6
あなたがもっとも苦手だと感じていることに注意を向けてみましょう。それがなぜなのかを観察してごらんなさい。それを直そうとしたり正そうとするのではなく、ただ見守るのです。すると、不思議な感覚がやってくるはずです。あなたは逆にそのことに惹かれていたりしませんか? チャレンジしたいと思っていたり、何かわからないけれど、興味を持っているのかもしれない。今のあなたがやるべきことは、単にじっとそのことを“見守る”ことです。その観察を続けていくことで、やがて雲の合間から一筋の光が降り注ぐように、「気づき」が起こるでしょう。
個人周期数7
厳しいことを言うかもしれませんが、たった今のあなたは自分の可能性から逃げてはいませんか? 見るべきことを見ようとしていないのでは? もしもそれが難しいことだと感じているのなら、「自分への問いかけ」をはじめることです。「私はだれか?」「私の中にはだれがいる?」私とはいったい何なのかを真剣に問いかけてみるのです。今のあなたに必要なことは、単に外側に向かっていたエネルギーを内に向けることだけです。自分を取り戻して。内側がくつろいではじめて、もっと安定した状態で外にかかわっていけるのです。
個人周期数8
ステキな時間を過ごしていますね。何ひとつ特別なことがなくても、日々の過ごし方に良い質がもたらされているようです。おいしいお茶をいれて、体に良い食事を楽しみながら食べ、毎日瞑想の時間を持ち、ともだちと語らい...生とは実にシンプルなもの。でもその中で、多くの発見があるはずです。小さな興奮の連続があなたを興味深さの中にみちびき、そのことがエネルギーを活性化します。「自分のペース」を尊重し、このスタンスを保ち続けて、そしてエキサイティングな出会いに向かってダンスしていきましょう。
個人周期数9
来年の計画を立てるなら、同時に定期的な休日の予定も立てることを忘れないでいましょう。長期休暇ももちろんですが、むしろ短期休暇をこまめに取ることです。今年を振り返ってみて、あなたがあなたにしてこなかったことを拾い上げてみましょう。「豊かな休日」「正直にしたいことを言うこと」——何であれリストに上がってきたことを来年は意識的にしてみるのです。パートナーがいない、先が見えないなどなど、あなたが問題だと思っていることの原因が見えはじめるでしょう。それに気づくことが、問題解決への一歩なのです。
「ピュタゴラス数秘学」は月一度の連載です。来月もまたお楽しみに。
注目のプロフェッショナルトレーニング
☆申込み受付開始☆
数秘学講師講座マステリーコース with DASO
11月9日(月)~15日(日)
http://pnaj.net/courses/mastery.html
数秘の全容をマスターし、人びとに教えられるようにトレーニングする宿泊付きのコースです。自然の中で生の神秘を体験し、それをどのように人に伝えるのかを学びますが、このコースのもっとも大きな恩恵は、まず自分自身を知ることができることです。
10月の注目のワークショップ
10月31日、11月1日(土日)
ファミリーコンステレーション in 鎌倉
このワークは特に関係性を見るのに役立ちます。人間関係ばかりではなく、お金や仕事との関係性、病気や症状との関係性、文字通りありとあらゆる関係性の中 にあるあなたのアイデンティティーをはっきりと見せてくれます。一例ですが、私は「お金は持ち過ぎると害になる」というアイデアを持っていたために、ある 一定以上の収入を持ってしまうことに恐れを抱いていました。お金と私という課題で座を開いてみた時に、大きな気づきがありました。自分が何と同化してい て、なぜそうだったのかに気がついたのです。その瞬間、お金はまったく新しい存在として目の前にありました。単にあるがままのものとして見た「お金」は恐 くもなければ、嫌な感じもまったくありませんでした。近づいてもだいじょうぶだという安心感を得ることができました。それ以降、私はお金に対してウエルカ ムでいます。そして実際にお金の方からも近づいてきてくれるようです。でも、要点はその結果ではなく、「安心感を得ることができた」ということです。それ によって、私は少なくともこの問題からは自由でいられるのです。
Daso Saito プロフィール
92年に日本ヴォーグ社から『100年数秘の本』を出版。以来、数秘学の分野では草分け的存在となる。数秘学の他にタロット、易学などにも精通しており、リーダーとして37年、ティーチャーとして20年のキャリアを持つ。
06年5月にPNAJ「ピュタゴラス数秘学アカデミー」を設立。数秘学講師養成講座をスタートさせた。これまで11名の講師を育てたが、そのうち数名はすでにティーチャーとして活躍している。2008年からはABH認定取得コース「ヒプノシストレーニング」のオーガナイズも手がけており、自身もヒプノシストとして活動を始めている。
http://pnaj.net
☆ランキングに参加しました!!
クリックお願いします↓