Daso さんのピュタゴラス数秘学(オーラソーマ通信222号より)

メルマガ「オーラソーマ通信」では、毎月一度 Daso さんに「ピュタゴラス数秘学」を連載していただいています。

        
新しく連載ではじまった「ピュタゴラス数秘学」は、占いとしての数秘学ではなく、「自分らしさを見いだす方向」に視点をおいた数秘学です。

今月からしばらくは「月のメッセージ」です。
誕生日の月と日を足して、そこへお誕生日が来ている人は1を、まだの人は9を足し、一桁に換算した数を「個人周期数」と呼びます。

(例)7月15日 誕生日が来ているので、1を足す。
7+1+5+1=14/1+4=5・・・個人周期数は5

個人周期数1 
10月はあなたにとって厄介な月です。何が厄介かと言うと、おそらく夢をたくさん見るでしょう。起きているときの夢も、眠りの中の夢もです。ちょうど蝶になった夢を見た荘子が、いったい自分は荘子になった夢を見ている蝶なのかもしれないと言ったときのように、あなたの中で現実とは何かという問いかけが強まってくるでしょう。そして、その答えは唯一、たった今ここにいることの中にあるのだというのを知った時に、あなたは大いなるくつろぎを得るでしょう。

個人周期数2 
数秘の学習は日本人のマインドにあっています。1足す1は2という至極簡単な計算なのだけれど、1にも2にもかぎりない可能性が秘められており、そこを読み解くことが数秘の面白さだからです。そして、この周期の人はいま学ぶこと、そして自分を表現することに積極的です。数秘のような簡単なことから初めても良いし、資格取得コースを考えても良いでしょう。でも、肝心なことは何になるかではなく、「学び」そして「自己表現すること」だというのをおぼえていることです。

個人周期数3 
楽しい周期のはずですが、何か心にひっかかっている問題がありませんか? せっかくのアップビートに雑音が混ざっているような感じではないでしょうか? そしてもしそうだとしたら、それをそのままにしているのはいったい誰でしょう? 他人や状況に文句を言う前に、あなた自身の態度を見守ることです。その可能性があるのなら、あなたをもっと幸せにしてあげたいと思いませんか? それができるのは、あなた以外にいないのだということを瞑想してみましょう。

個人周期数4 
事実を事実として受け入れるためには、夢や幻想から出てくる必要があります。そして、それはとても新鮮で、快適で、安全なことだというのをいま一度熟孝してみるべきでしょう。たとえば、ずっとベッドの中でまどろみながら一生を送るのと、季節が移り変わる香りを嗅ぎ、色を楽しみ、泣いたり笑ったり、苦しんだり楽しんだりする人生とどちらが良いのかということです。そして、その選択は、あなたが思っているほど困難で面倒なものではありません。

個人周期数5 
地球温暖化に石油の高騰、テロに天災にあれやこれやに悩まされ、人類の未来はどうなっていくのかと頭を抱えたくなるかもしれません。けれども、秋が来て枯葉が落ちるのは、春になってまたふたたび芽吹くためだというのを見守った時に、私たちがいまできること、やるべきことが見えてくるはずです。5の周期数はあなたに思い切って自分の信じる道に踏み出すようにと勇気づけています。それはビジネスの成功や大金を得ることではなく、何であれあなたがほんとうに心から楽しんでいることに百パーセントのエネルギーを傾けさせるでしょう。

個人周期数6 
うわ薬がはげた器は、どこか滑稽です。格好つけて見栄を張ったりすると、それを維持するためのエネルギーが消耗され、中身はちっとも育ちません。正々堂々とありのままを見せることで、あなたは全エネルギーを成長のために使えるのです。分相応な道を選択し、その道を散歩することを楽しんでいれば、新しい道に遭遇したときに、その未知の方向へと足を進めていけるでしょう。今月のあなたはチャンスを手にしています。そして、だからこそ、格好つけていてはダメなのです。

個人周期数7 
人生に何度か訪れる転機というのは、新しさへの招待状です。億劫がったり恐れを持つのはとんでもない誤解でしょう。あなたにその準備ができたのだと考えることでしょう。そして、古いものに固執しないためにも、大掃除の準備をします。たとえばいらなくなった服や本、使い古した電化製品、引っ越しでもするつもりで、部屋を片付けるのです。その行為の中で、ゆっくりと確実に、精神的な変化が起こることに気づくでしょう。その微妙な変化こそ、今のあなたに必要なことなのです。今月やってくるさまざまな変化にこころの準備を。

個人周期数8 
あきらめることが必要な時もあるはずです。そしてまた、時には思い切ってイエスを言うことができたなら、あなたの内面に今まで感じたことのない「強さ」が生まれることに気づくでしょう。今月のあなたは帰路に立っています。右か左かではなく、前か後ろかでもなく、全エネルギーを傾けてこの地点から未知の世界へジャンプすることです。そして、そこで目にした最初のものを両手でしっかりつかんでみましょう。それをあなたは「勇気」と呼ぶかもしれないし、「愛」と呼ぶのかもしれません。いずれにしてもあなたはそれと共にいることに喜びを感じているはずです。

個人周期数9 
何であれ今の自分にとって困難だと感じていることを思い出してみてください。そして、なぜそれを難しいと感じるのかをじっくりと眺めてみます。その感覚の中に入っていって、その感覚を描写してみます。それは大きい? 小さい? 固いか柔らかいですか? それは静かかうるさいでしょうか? 何かを言っていますか? それとも何かを言って欲しそうですか? さらに、その正体が見えてきたら、叫んでごらんなさい。「はっきり見えたから、もう恐くなんかない!」ってね。

       
「ピュタゴラス数秘学」は月一度の連載です。来月もまたお楽しみに。

       
Daso Saito プロフィール
92年に日本ヴォーグ社から『100年数秘の本』を出版。以来、数秘学の分野では草分け的存在となる。数秘学の他にタロット、易学などにも精通しており、リーダーとして37年、ティーチャーとして20年のキャリアを持つ。
06年5月にPNAJ「ピュタゴラス数秘学アカデミー」を設立。数秘学講師養成講座をスタートさせた。これまで11名の講師を育てたが、そのうち数名はすでにティーチャーとして活躍している。
http://pnaj.net

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