Daso さんのピュタゴラス数秘学(オーラソーマ通信322号より)
「ピュタゴラス数秘」のメッセージは、「あるがままの自分自身」を見いだすことです。http://pnaj.net/
9月は完成の月。 以下の計算で個人周期数を出したら、その項目を読みますが、そこに示唆されているタスクを終えるつもりで読んでみましょう。
個人周期数の計算法——誕生日の月と日を足し、そこに誕生日が来ている人は3、まだの人は2を足し、一桁にします。
個人周期数1 部屋の中を見回してみましょう。かならず物置になっている場所がないかチェックして、そこをきれいに片付けること。洋服ダンスを開けて、一年以上一度も身につけていない洋服は捨てるか友人にもらってもらうこと。これらを実行すると、あなたの内側にかなりなスペースができることに気づくでしょう。大事な一歩です。
個人周期数2 達成に向かって進むのが大事な時もあれば、あきらめることが大きな前進につながる時もあります。いったい自分がどこに向かって進んでいるのかわからない時は、「たった今私が求めていることは何だろう?」と尋ねてみることです。大きな夢が出てきたら、それを日常の手の届く範囲のことまで具体化してみましょう。つまり夢を現実化する時です。
個人周期数3 体と心は一つだと言うのを論理的に理解しても何の意味もありません。それを体感するために、健康的に汗をかくことをするように、心がけましょう。たとえば気分がすぐれない時に、ジョギングや散歩をしてリフレッスするというのは誰もが体験することですが、それをより意識的にしてみることです。体が心につながるように。
個人周期数4 一年先の目標を立てるのではなく、一週間先に具体的に何をどんなふうに変えることが可能かを見つめましょう。見えないことでなく、見えていることをしっかり見つめるのです。そのことであなたは、ただぼんやり過ごすよりも活動的でいることができるようになり、それはあなたのやる気を起こさせます。試してみて。
個人周期数5 人生は終わりなき旅。けれども、周期的な区切りはあります。体内のホルモンバランスが変化するように、どこか今までのようには行かないことが出てきて、戸惑うかもしれません。でも、人は頭打ちしたり、思いもよらない状況がやってくると、そこで思案し、試し、探求するからこそ成長します。何がやってこようがそこから学ぶ姿勢でいましょう。
個人周期数6 ノーをはっきり言えない限り、あなたのイエスは軽々しいものになるでしょう。あるいは、何かのフリはできても、あなたが伝えたいことは空中に浮いたままになるかもしれません。関係性を築いていく練習をしましょう。正直でいることが、他のだけでもなくあなたのためになることだというのを理解しようとしてみてください。
個人周期数7 人に伝えたいことを綴ってみる。絵に描いてみる、写真に撮ってみるーー表現法はいくらもあるでしょうが、「うまく」やろうとしないことが今のあなたのチャレンジです。むしろ自分の楽しみのためにそれをして、あなた自身が観客でいればいいのです。そうしてできた素直な表現は、何よりも美しく、すばらしいもののはずなのです。なぜなら、そこにはその人自身の愛があるからです。
個人周期数8 協力して仕事を達成するという体験がやってきます。そして、それは組織の中の力関係を理解するのに適しています。結果がどうかではなく、その力関係への理解に開いていることです。そこでの学びは、今すぐではなくても、あなたの未来に何か良い指針をもたらしてくれるでしょう。
個人周期数9 両親、きょうだいなど身近な人たちと分ち合う時間や空間が大切な時です。遠くに離れているなどは言い訳にはなりません。彼らに対する思いやりよりも、あなた自身のいやしのためだと思ってみてはどうでしょう。そして、もしも仲が悪いからなどと思っていたなら余計に、しっかり向かい合う時なのです。
「ピュタゴラス数秘学」は次月一度の連載です。来月もまたお楽しみに。
2010年注目のプロフェッショナルトレーニング
タロット トレーニング;パート1&2+タロットマステリー 9月連休/10月連休 数あるタロットの中で、もっとも現代的なセンスを持つOSHO禅タロット、そして数々の寓話からなる変容のタロットの仕組みを学習するとともに、瞑想の質を高めていくためのトレーニングです。今年からはマステリーも始まります。 http://pnaj.net/courses/tarot.html
2010年9~10月 注目のワークショップ
家族の座 in 鎌倉 9月11、12日の週末 私たちのだれもが陥る「思い込み」の部分に気づき、関係性やある状況の中で実際には何が起こっているのかを見守ることで、私たちは本来のエネルギーをとり戻せるのです。 http://pnaj.net/workshops/fc.html
Daso Saito プロフィール 92年に日本ヴォーグ社から『100年数秘の本』を出版。以来、数秘学の分野では草分け的存在となる。数秘学の他にタロット、易学などにも精通しており、リーダーとして37年、ティーチャーとして20年のキャリアを持つ。06年5月にPNAJ「ピュタゴラス数秘学アカデミー」を設立。数秘学講師養成講座をスタートさせた。これまで14名の講師を育てたが、そのうち数名はすでにティーチャーとして活躍している。08年からはABH認定取得コース「ヒプノシストレーニング」のオーガナイズも手がけており、自身もヒプノシストとして活動を始めている。 http://pnaj.net