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ヴィッキーさんのボトルのメッセージ:内なる情緒的欲求を感じ、養う
メインテーマ:「悲しみのピエロ」を自由にする
アファメーション:私は自らの内なる子供を敬い、その子供が天の国に入ることができることを知ります。
クラウンは「clown」で、道化師、という意味です。
同じクラウンでも crown となると王冠、という意味になるのはおもしろいですね。
というのは、ピエロというのは、よく宮殿などで、王様のまわりにいることも多いようですね。
ピエロは実は王様の知恵者であったりもするということを何かの本で読んだことがあります。
王様が深刻になると、まわりが見えなくなってロクなことがないので、そこに笑いをもたらす道化師が必要なのかもしれません。
笑いがあると、暴君になんかなれませんからね。
ヴィッキーさんのメッセージにある内なる「情緒的欲求」というのは下の色のオレンジの色の言語であり、「養う」というのは上の色のブルーの色の言語です。
ちなみに「内なる」というのはボトルの下の色であり、下の色は潜在意識的な部分を意味します。
上の色はそれを表現する色、あるいは顕在意識的な部分だと、オーラソーマでは考えます。
ですからこのボトルの、オレンジ/ブルーを色の言語で表すと、「内なる情緒的欲求を感じ、養う」というメッセージになるのでわかりやすいですね。
内なる情緒的欲求を感じ、それを生きることが出来れば、そこにはいつも歓びの笑いがあり、満足のいく満ち足りた人生が感じられます。
しかし、このボトルが2番目に選ばれ、チャレンジになったときには、上のブルーが下のオレンジを押さえ込んでいるようにも見えます。
ブルーは理性であったりもしますので、理性で自分の感情や情緒的な欲求を抑え込んでしまっているのかもしれません。
ほんとうは自分はこうしたいと感じているのに、あるいはこういうふうに生きたいと思っているのに、頭では「いやそんなことをしたらみんなから変に思われてしまう、それは許されないんだ」と理性はいいます。
それを続けているうちに、感情や情緒がだんだんと麻痺していき、ついには自分が何を欲しているかも感じられなくなります。
「自分はほんとうは何をやりたいの? 教えて」・・・ということになってしまいます。
あるいは、傷ついた感情があり、さらに傷つかないために、理性で感情を感じないようにコントロールしているのかもしれないですね。
そこで、「内なる情緒的欲求」を「表現」することがチャレンジになっているのかもしれません。
ピエロは、陽気なピエロもあれば、なにやら悲しみを感じるピエロもあります。
クラスの人気者で、いつも人を笑わせているようでいて、でもそうすることで、実は本心の悲しみを隠していたりもします。
自分の悲しみを感じないために、笑いでごまかしてしまっているような感じです。
そういう「悲しみのピエロ」を自由にする、つまり、その傷ついたこころを感じることを通して解放していくことで、その悲しみのピエロから自由になっていくことができるのですね。
感情というのはおかしな習性があって、それは抑圧している限り、いつまでもそこにとどまっています。
だからひょんなところで、たいした理由もないのに感情が爆発したりします。
あるいは抑圧した感情同士が反発したり、他人に投影したりして、他人を非難したり・・・おもしろいですね。それらは無意識にそうなっているのですから。
それは、あなたが知らないうちにそのような感情を内側にためているからなのです。
内側にある感情を感じ、意識的に再体験していくことで、その感情から解放され、自由になっていくことができます。
感情に流され、感情に翻弄されることが情緒的欲求を養うことではありません。
自分の感情をマスターしている必要もあります。
「マスター」というのは、コントロールという意味ではなく、あなたが感情の「主人」になるということです。感情が主人ではないのです。
感情に流され、翻弄されるのではなく、感情が自分ではない、ということを知ることでもあります。
といっても、これはちょっと難しい考え方かもしれませんので、これ以上は書きません。
オレンジとブルーというのは、ちょうど補色の関係でもありますね。
カラーローズでは、ちょうど正反対に位置する色なので、色の対比も鮮やかです。
男性と女性、陰と陽、理性と感情、外向と内向の両方を含んでいるボトルでもありますね。
タロットはペンタクルの7(Seven of Pentacles)
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「生命の木」は7番目のスフィア。Netzach(勝利)
えたに 記
☆B072 The Clown、Pagliacci(道化師、パリアッチ)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
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