田舎に住んでいると、春のこの季節はまわりの野山がいっせいに色づきます。
たとえば、眼の前の庭にも黄色のレンギョウが色づき、水仙の白い花が広がっています。
そしてチューリップ、これは赤やピンクや黄色と、いろどり豊かですよね。
花はまさに植物のエッセンス、その植物のエネルギーの精髄だと思います。
その植物の若さと美しさの最高の瞬間に、その魅力の精髄を色と香りによって表現して世界に捧げるのだと思います。
しかし、その花は散らなければなりません。
なぜならその美しさは、香りと色の放射で蝶や蜂を呼び、受粉して実を結び、その美しさの貢献を次世代に引き継ぐための一瞬の輝きだからです。
けっして枯れることも萎れることもない花は、もちろんはじめから生きていないので、香りも放たなければ命の輝きを放射することもなく、何よりもそこから次世代の命が芽吹くこともありません。
人間やほかの動物と同じように、植物も酸素を吸いこみ二酸化炭素を放出する、呼吸をしています。
ただ植物の場合は、太陽の光を受けて、二酸化炭素を取り入れ酸素を出す「光合成」の働きもしています。
「呼吸」は,生きている間はずっと,昼も夜も行われます。 「光合成」は、光を受けたときだけ行います。
私たちが花を愛でるのは、ただ香や色の放射を楽しんでいるだけではなく、実際に光合成をしている植物と呼吸する人間の間で、お互いに一種の命の助け合いが起こっているからとも言えるでしょうね。
同じ現象世界のなかで、人間も植物も互いに働きを交感しあいながら、全生命のなかの一部の細胞として生きているわけでしょう。
この植物のエネルギーの精髄である花の色が、人間のチャクラの色と照応しているというのは本当に不思議ですね。
では、「オレンジ、ゴールド、イエロー」のエッセンスの働きについて、ヴィッキーさんに解説していただきましょう。
オレンジ、ゴールド、イエロー
花も人のように、独自のオーラの色を持ちます。
花の色は、人間のチャクラの色とよく一致するので、肉体と心と魂の3つのレベルのヒーリングにどの植物が使えるかは、おのずから明らかです。
ですから、濃いオレンジのカレンデュラ(マリーゴールド)は、記憶の次元では「本能的な反応(直感)」と密接な関係があり、数世紀にもわたって居座り、ブロックや恐怖やエネルギーの損失の元となっているショックやカルマに働きかけます。
濃いゴールドのマリーゴールドは、ちょうどスパゲッティのように神経が絡み合う太陽神経叢の色であり、予防の役を果たし、また過去や現在に根を持つ皮膚病や神経系統の乱れにもとても効果があります。
これは、頭や体を暖めて解きほぐす日光の働きをするのです。
オーラソーマのカレンデュラの「ビューティバス」は、完璧なバランスとくつろぎとよみがえりをもたらしてくれます。
このチャクラのエリアには、あらゆるレモンの香りの植物が集まっており、メリッサ、そして香りの優しいレモングラス、コウスイガヤは、そのほんの3種類にしかすぎません。
柑橘類はすべて、調和を欠いた力、攻撃的なものや状況に立ち向かうのに役立ちます。
それは日光とビタミンCを供給し、ヒーリング全体に独自の貢献をなし、命と光の黄金の一束をもたらすのです。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p236-237)
【濃いオレンジのカレンデュラ(マリーゴールド)は・・・ブロックや恐怖やエネルギーの損失の元となっているショックやカルマに働きかけます。】
【濃いゴールドのマリーゴールドは、ちょうどスパゲッティのように神経が絡み合う太陽神経叢の色であり、予防の役を果たし・・・】
【オーラソーマのカレンデュラの「ビューティバス」は、完璧なバランスとくつろぎとよみがえりをもたらしてくれます】
この「ビューティバス」というのは、今で言う「フラワーシャワー」のことでしょうね、
https://artbeing.com/aura-soma/flower/
pari 記