岡部和代さんの『オーラソーマとカバラの72の天使アートワーク』:美と癒しの楽園 by オーラソーマ Vol.29

オーラソーマティーチャーであり、オーラソーマのボトルからイメージした、美しくダイナミックな絵画を多く手がけていらっしゃる岡部和代さんのもとで、念願のアートワークショップに参加しました。
緑豊かな世田谷の街並みを見下ろし、大きな窓から空が遠くまで見渡せる風通しのよいサロンは、アートワークにぴったりで開放的な空間で、白い壁に飾られた和代さんのカラフルな作品たちは、オーラソーマのボトルと同様に、それぞれが独自の美しい輝きとエネルギーを放っており、サロン全体がまるでパワースポットのようです。

岡部和代さん作品グラデーション

これらの作品は、10年以上にわたり描かれつづけたイクイリブリアムボトルのイメージアートで、すでに100を越える作品が誕生しているそうです。
作品の一つひとつにスピリットが宿っていて、見ているだけで癒されて、パワーをもらえるボトルアートに囲まれて、幸せな一日を過ごすことができました。
和代さんは、どなたでも参加可能なワークショップから、OGED(オーラソーマのプラクティショナー更新に有効な講座)まで、色を楽しむアートワークを幅広く開講されています。
重ね塗りによって色のさまざまな表情が現れる、アクリル絵の具の特長を生かした本格的な絵を、初心者の方でも一日で描くことができるのです。
オーラソーマのボトルと深くつながりながら、直感にしたがってキャンバスに色を塗り重ね、描かれたものから自分の内側に秘められたものを知るワークによって、私は不思議で、すてきな体験をしました。
今回は「オーラソーマとカバラの72の天使」の、3天使(ガーディアンエンジェル、ハートエンジェル、インテレクトエンジェル)のうち、ハートエンジェルと対応するイクイリブリアムボトルのイメージアートを描くことになりました。
ハートエンジェルというのは、生まれたときからその人のハート(感情)をサポートしている天使です。
私のハートエンジェルであるレイエルの対応するボトルは47番(オールドソウル)

B047 The Old Soul Bottle

http://aura-soma.co.jp/products/equi/B047.html
和代さんのハートエンジェルであるヴェフエルに対応するボトルは94番(大天使ミカエル)

B094 The Archangel Michael

http://aura-soma.co.jp/products/equi/B094.html
まず、はじめにボトルを眺めたり、エネルギーを感じたりして、深くつながっていきます。
ボトルを十分に感じ、ボトルのなかに入っていきながら、直感的にお互いのボトルについて気づいたことをシェアしていきます。
「カバラの72の天使」と対応するボトルは、人によっては、ふだんは選ばないボトルであることがあります。
私にとって47番はまさにそれで、オーラソーマの全ボトルのなかでも自分とはかなり遠い存在と感じていたボトルがハートエンジェルのボトルだと知ったとき、正直なところ、とても受け入れがたかったのです。
しかし、“受け入れがたいボトル”というのは、呼ばれるボトルや惹かれるボトルと同じくらい重要なボトルかもしれません。
実は“ハートエンジェルボトルの受け入れがたさ”については、この連載でも一度触れたことがありますが、そのボトルと再度、深くつながってみたい、秘められたものを知りたいと思い、このボトルを題材に絵を描いてみたいと思ったのです。
47番を眺めていると、なぜかピンクという色の存在を強く感じました。
上層のロイヤルブルーのなかに隠されたピンクを感じた、初めての体験でした。
そして、いよいよ本格的なアートワークの開始。
キャンバスを目の前にし、まず最初に画用紙に下書きを書いていきます。
私は、“女神の再誕生”をテーマにした新サロンオープンに向け、サロンの入り口に飾る絵を描きたかったので、ヒーリングサロンにぴったりなモチーフとして天使を描こうと講座に申し込んだときから決めていました。
なので、当日ももちろん天使を描くつもりでしたので、下書きで描かれたのは、光輝くスフィア(球体)が、天使の柔らかな羽のなかで守られている、女神たちの再誕生にふさわしい、やさしいイメージでした。
下書きが終わると、いよいよ本番。
キャンバスの上にアクリル絵の具で大胆に描いていきます。
アクリル絵の具は色を重ねることで下に書かれた絵に上書きすることができるため、失敗を恐れずに直感でどんどん描いていくことができます。
また、私のような初心者でも、絵を描いていくときに、どこから描きはじめればよいか? とか、絵の具の種類や薄め方のコツ、筆の選び方など、基本的なことを和代さんが丁寧にアドバイスしてくださるので、どなたでも安心して参加できます。

IRIDESCENCE岡部和代さん

真っ白なキャンバスに最初に塗られた色は、47番の上層のロイヤルブルーと関連して選ばれた、やや明るいロイヤルブルーです。
筆にまかせてペールロイヤルブルーの円が描かれていくうちに、中央にはライラック色が必要と感じ、円の内側にはライラック色の光の源が現れてきました。
何かが生まれる予兆を含んだ静寂が、キャンバスに描かれていきます。
色を重ねていく作業は瞑想のようで、心が無になっていきます。
ひたすら色の美しさのなかに入っていく静かな時間のなかで、直感にしたがい絵の具を選び、筆が動くままに色を重ねていくごとに、キャンバスの上に新しい世界が出現するのが不思議であり、とても楽しいのです。
やがて、ペールロイヤルブルーとライラックの円は完成し、次に直感で描かれたのは小さなピラミッドです。
キャンバスの左上に47番の下層色であるレモンイエローの光のピラミッドが描かれ、続けてキャンバスの底辺中央に、やはりレモンイエローに輝くルミナスエッグ(光の卵)が描かれましたが、ここまでは直感で描かれたとはいえ、想定内のイメージでした。
ここまでで絵のベースは完成し、あとは「72のカバラの天使」の絵とわかるように、キャンバス全体にペールカラーで天使の羽を描くことは最初から決めていました。
天使の羽を描く色は、ロイヤルブルーのなかに隠されているピンクを選びました。
やさしくてかわいいイメージのペールピンクの絵の具を筆に取り、キャンバスに描きはじめると、天使の羽を描いているはずなのに、なぜか、ルミナスエッグ(光輝く卵)から生まれたかのようにドラゴンが出現。
なんとか天使の羽に戻そうとしてもドラゴンはどんどん大きくなり、ついには画面全体にまるで生きているかのように躍動するピンクドラゴンが現れたのです。
私は特に龍と特別に親しいわけではなく(人によっては龍と特別に親しい場合もあると思いますが)ピンクドラゴンの出現は、まったく想定外でした。
しかし、描かれたのには何か意味があると思い、さらにドラゴンを完成すべく筆を進め、最後の仕上げで、金ラメ絵の具を全体に施したことで、より一層パワフルなドラゴンの絵が完成したのです。

ルミエーラ叶朋佳さん47番

ここで気づいたのは、やさしい天使の絵を描く予定が、パワフルなドラゴンの絵になってしまったことと、ハートエンジェルボトル47番の受け入れがたさは関連していたということです。
このアートワークを通して、私のハートのなかに長い間秘められていた(抑えられていた)ドラゴンが絵に現れたのです。
それは何を象徴しているのでしょうか?
西洋では天使は聖なる善きもの、ドラゴンは低次の悪しきものと解釈され東洋での龍の理解とは異なるものがあります。
私のハートの内側で身を潜めていたドラゴンが表に現れたことで、ハートがとても軽くなったように感じました。
私が47番を受け入れがたかったのは、自分の内側にあるドラゴンを邪悪なもの、悪いものとして抑圧していたからなのだと感じました。(いつ、何故抑圧したのかは不明ですが47番は“オールドソウル”なので、過去世と関連しているかもしれませんね)
和代さんは、ピンクドラゴンの目の部分に小さなローズクオーツをつけてくれました。
するとドラゴンに命が与えられたのか、キャンバスから飛びだしそうなほど生き生きとした存在に変化していきました。
長い間、100%受け入れることのできなかったハートエンジェルボトル47番(オールドソウル)は、このアートワークを通して、やっと統合されました。
もう私は、このボトルを自分から遠い存在とは感じていません。
それどころか、ハートエンジェルは私の感情のサポートのために、ドラゴンまで連れてきてくれたのだと思うとありがたいです。
1日を終えて、最後にもう一度、私と和代さんの描いた作品を前にシェアをしていきました。
和代さんのガーディアンエンジェルボトル(94番)からイメージされた作品は、光がいっぱいの美しい絵で眺めているだけで幸福感に満たされます。

岡部和代さん作品94番


ワークショップのあとに、今まで和代さんが描いた作品を一部だけですが見せていただきました。
7色のチャクラカラーをグラデーションで描いたヴィヴィッドな作品や、カバラの72の天使対応ボトル3本すべてを、ひとつのキャンバスに描いたダイナミックな作品。
アートの上にクリスタルをあしらった立体的なものなど、アクリル絵の具を使ったアートとオーラソーマの融合は、和代さんの叡智とアイディアによって無限大に広がっていくようです。

岡部和代さん作品3天使


オーラソーマのボトルは、コンサルテーションで自己発見をする、身体に塗ってコンサルテーションの経験を統合する、身体の上に置いたり、かざしたりしてエネルギーを感じていく、風水的にインテリアとして使うなど、いろいろな使い方ができます。
そこで、1日かけてじっくりとボトルの絵を描いていくことで、より深いレベルで、ボトルを通して自分自身とつながり、内奥にある隠されたものがキャンバスに現れるというダイナミックな出来事を経験できた、すばらしいワークショップでした。
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◆参加したコース 『オーラソーマとカバラの72の天使アートワーク』
◆岡部和代 プロフィール オーラソーマスクール&色彩楽サロン IRIDESCENCEイリデッセンス代表
AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(T3) カバラ72天使ティーチャー(パート1&2)
クリスタルマスター1トレイナー http://www.iride.jp/
————————————– 英国オーラソーマアカデミー認定講座 オーラソーマとカバラ72天使 パート1
http://www.iride.jp/2010/03/72-0bd6.html
◆ルミエーラ叶朋佳(ともか) プロフィール オーラソーマスクール Love&Lightラボラトリィ(東京都・表参道エリア) AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(T3) オーラソーマクリスタルマスタートレイナー ビーマーライトペンティーチャー(L1)
————————————– ビーマーライトペン レベル1 日程 2016年9月17日(土)~19日(祝月)全3日間 会場 渋谷区 Love&Lightラボラトリィ
その他のコースは、こちらをご覧ください。
http://www.megamiaura.com/

       
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