自分自身のギフトを表現する
「パーソナルプレゼンテーションコース」から 廣田雅美
人間は自分が得意とすることを、意外と知らないものです。
もちろん、自分が何が得意かを明確に意識しているタイプの人もいます。
それは、その人がそういうタイプの人だからです。(^^;)
言ってみれば、神様がその人をそのように生きているからです。
意味がわかんない、と思われるかもしれませんが、実際そうなんです。(^_-)
で、それと同じように、自分が何を得意とするかを知らない人も、たくさんいます。
もちろん、こちらのタイプも神様がその人をそのように生きているからなのですが、ただこちらについては、少し理由を明確に説明することもできます。
それは、その人がその自分の長所である特質を、あまりにも当然のことに思って、それを自覚的に表現したことがないからなのです。
何しろ長所というのは世の中の平均との比較の問題なので、自分の持って生まれた特質が世の中の平均と比べてどうかなど、誰も最初から知るはずがないからです。
そういうわけで、人間はすべて最初から自分の長所を自覚していたりはしません。
成長する過程の何処かで、自分が何かを表現したときに人から褒められたりして、そうか自分はそれが得意なんだな、と思うようになるわけです。
それ以来、その能力を意識するようになり、自覚的にその能力を表現しはじめると、それは名実ともにその人の優れた才能になるわけです。
だから、当然のことながら、そういう機会に恵まれなかったたくさんの大人たちがいるでしょうし、その人たちは自分の長所を自覚していないはずです。
そして、悲しいことに、それが世の中の大部分の大人なのです。
それにはもう一つの必然性もあって、得てして人は自分の長所を短所して自覚してしまうことが多いものなのです。
なぜか?
それは、自分の長所に関しては当人の評価能力が高いだけに、表現されなければややもすれば「眼高手低」の傾向が現れがちだからです。
かくして、長所は当人にとっては弱点と勘違いされることが多いわけでしょうね。
その能力を表現する前と後では、当人の評価がどのように変化するかのとても良い例がありました。
廣田雅美さんの「パーソナルプレゼンテーションコース」から“自分自身のギフトを表現する”ことに関連する部分をご紹介しましょう。
———————————————————— “プレゼンテーション”と聞いたとき、みなさんはどのように感じるでしょうか?
「たくさんの人の前で話をするのは苦手」 「あまり機会がないから、私には関係ない」 「プレゼンテーションと聞いただけで緊張する」 「なにを話していいのかわからないのでやりたくない」
これは、今までパーソナルプレゼンテーションスキルコース(PPS コース)を受講された方に伺った、初日の感想です。 でも、3 日間のコース終了時には……
「プレゼンテーションが楽しくなった」 「ダメだと思っていた部分が、実はよいところだったことに驚いた」 「わからなかった部分が明確になって自信がついた」 「プレゼンテーションをすることで、自分がどんどん見えてきた」
……など、プレゼンテーションに対する気持ちに、変化が起きています。
私自身、PPS コースを受講する前は、「プレゼンテーションはブリッジでもやったし、以前に仕事でもプレゼンテーションテクニックは学んだし、すでにプレゼンテーションもいろいろ経験しているし、今さらなにか必要なことがあるかしら?」というのが正直な気持ちでした。 でも、「もしかすると、オーラソーマならではのなにかがあるのかもしれない」とも思いました。
そして受講してみると……やはり一般のプレゼンテーションセミナーではほとんど触れない、特別なことが PPS コースにはありました。 それはプレゼンテーションをするときや、コースの中だけにとどまらず、日常生活の中でも使うことができ、どんなときにも役立つことでした。
そのひとつは、“自分自身のギフトを表現する”ということです。 そのためには、まず“自分のギフトがなにかを知ること”それも、ただ知っているのではなく、本当にそのギフトを持っていると確信することが大切です。 では“自分のギフトがなにかを知る”には、どうしたらいいでしょう? オーラソーマを知っている私たちにとっては、それはとても簡単なことです。
“あなたが選んだ色があなた自身を表します”
そう、自分自身の選んだ4 本のイクイリブリアムボトルを見ればいいわけです。 選んだボトルのギフトが、本当に自分自身の中にあることを、どれくらい確信しているでしょうか? 選んだボトルのギフトはわかっているけれど、本当にそれが自分自身にあるかと問いかけると、ちょっと自信がない……という方も多いのではないでしょうか。
PPS コースでは、特別な方法でコンサルテーションの実習をしながら、自分自身のギフトにフォーカスしていきます。 プラクティショナーは、クライアントがボトルと向き合い、直感を通してやって来るメッセージとつながるスペースを作りだし、状況に応じて質問しながら、 クライアントが自らのギフトを見いだせるようにサポートしていきます。
自分自身のギフトについて、自ら気づき、それを言葉にしていく経験が、どれだけ自信を生み、ギフトを実際に生きていく助けとなることでしょう!
『リビング・エナジー』Vol.6(p24-25) ————————————————————-
なるほど……。
なかに「ダメだと思っていた部分が、実はよいところだったことに驚いた」という感想を述べられている方がいますが、この方にとってはそれが長所だったわけですよね。
廣田さんは「自分自身のギフトについて、自ら気づき、それを言葉にしていく経験が、どれだけ自信を生み、ギフトを実際に生きていく助けとなることでしょう!」とおっしゃっていますね。
自分の長所を褒められたことがない方が、どれほどたくさんいることか。(;_;)
pari 記
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