3つの王国の会議
「オーラソーマとは何か ?」から マイク・ブース
【すべてが意識をもっている】……【物質とは意識そのものである】……。
こういったメッセージは古来多くの覚者方が伝えてきたことです。
わたしたちはそのようなメッセージを観念として受け容れることはできますし、理解したと思うこともできます。
しかし、あらゆる物質を意識あるものとして扱うことは、それとはまたまったく別のことです。
実際は、それはわたしたち人間にはほとんど不可能だと言えるでしょう。
なぜなら人間は感覚的印象によって左右される存在であり、感覚的印象をリアルな現象と信じるようになっているからです。
と同時に、その感覚的印象というものが、わたしたちが対象に対して持つ観念と非常に密接に関連していることも事実です。
たとえば、わたしたちは、犬や猫あるいは家畜動物が、感情を持ちこちらの感情に応えることをよく知っています。
でも食糧としての動物に対する感覚と、家族やペットに対して起こる感覚がまったく別であることも、同時に当然のこととしているのです。
実際、野獣や爬虫類が意識を持った存在であることは理解できるし知ってもいます。
でも、ペットとゴキブリに対する感覚を同じにしろと言われても、それはちょっと無理かもしれませんよね。(*^_^*)
それが今や見たところまったく動きのない鉱物さえも、じつは意識をもっているというのです。
しかし逆に、観念的にそれを理解することは難しくても、日頃の作業で土と対話しているような篤農家などには、じつは感覚的に自明なことなのかもしれませんね。
おそらく鉱物がもっているそのような波動を知覚できるような感性が、この地上に誕生しつつあるのかもしれませんね。
いまや地球という生命圏が、鉱物圏と植物圏と動物圏の協力によって成り立っていることが自明な時代に入りつつあるのかもしれませんね。
そのあたりの秘密をマイク・ブースがひとつの寓話として語っています。
—————————————————————— それではまた別の話をしましょう。 3つの王国の会議を想像してみてください。 鉱物界の精霊、植物界の精霊、光と色の世界からの精霊が一堂に会し、迫りくる危機について話し合っているのです。 人間が地球と人間性に対するより大きな尊敬を取り戻さない限り、困難は目に見えている――彼らは人類の意識の進化のために身を捧げ、意識的に協力することで合意したのです。
たぶんヴィッキーは、バランスが生まれる器となるべく、たくさんの生において準備させられてきたのでしょう。 3つの王国の精霊がともに働けるような器となるべく。 それぞれのボトルは、存在の3つのレベルからのエネルギーを表しています。 鉱物界のクリスタルのエネルギー、植物界のハーブと植物のエネルギー、そして人間界とつながりのある色と光の世界からのエネルギーです。 人は皆、足はレッドで頭はバイオレットの完璧な虹の存在であり、あらゆる色を体現する可能性を秘めているのです。
その人にふさわしいオイルをふさわしい部分に塗ると、たくさんのことが起こります。 仮にある人がゴールドのオイルを選び、それをおなかの真ん中と背中の真ん中に塗ったとすると、ゴールドの色と関連のあるクリスタルのエネルギーとハーブのエネルギー、そして色と光のエネルギーが解き放たれるのです。 そしてそれらは半透性の膜である皮膚を通って体内に吸収されるのです。
ボトルを使うことによって同調するエネルギーの共振が起こり、そのエネルギーが解き放たれるのです。 体のゴールドの部分が、鉱物界と植物界のエネルギー、そして色と光の共鳴を通して共振するのです。 これはホメオパシーの原理にも通じるもので、似たものが似たものを癒すのです。 色はその色に対応する体の部分に、正しい波動を作り出すのです。
オーラソーマでは、この体と心の共時性を使い、その背後にある意識に結びつきます。 ですから、体のふさわしい部分にオイルを塗ることによって意識を作り変えるという点において、私たちは「バランス」をもたらすときに、意識的な要素を増加させることができると言えるでしょう。 この世に存在するものはすべて、何らかの形で意識を持っているように見えます。 私たちは鉱物やクリスタルと関係する精霊界、そして植物界、そして意識を直接映し出す色と光の世界の意識とつながっているのです。 古い時代の医学では、こうした現象は植物のサインと呼ばれていました。 それは色だけではなく、形や構造も含めての話だったのです。 それは当時、特定の器官や病気と関連づけられていました。
『リビング・エナジー』Vol.1(p28-29) ——————————————————————–
【ボトルを使うことによって同調するエネルギーの共振が起こり、そのエネルギーが解き放たれる】。
【私たちは鉱物やクリスタルと関係する精霊界、そして植物界、そして意識を直接映し出す色と光の世界の意識とつながっている】……。
こういう事実が何らかの意味で、わたしたちの“知覚範囲”内に入ってきつつあるのでしょう。
pari 記
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