『チャクラウォーク』の意義

『チャクラウォーク』の意義
「マイクの質疑応答」より     マイク・ブース
        スピリチュアルが流行する今の時代、聖地巡りというのはよくあるようですね。
それは特別に波動の高い土地であったり、日本の場合だと神社めぐりであったりするのかもしれません。
そういう特別なスポットを地図の上でつないだ図などを目にすることがありますが、それらが直線で結ばれたりするとある種の幾何学図形が浮かび上がってきたりするようです。
そしてそれが大きな地球のグリッドと関連づけられていたりします。
西洋には地下水脈を探り当てるダウジングという技術があるみたいですね。
きっと井戸掘りはどの時代にも非常に重要な生活上の知恵だったのでしょう。
他人の気持ちが手に取るように分かる人もいれば、鈍感な人もいます。
動物の気持ちがよく分かる人もいれば、そういうことにまったく関心がない人もいます。
そういうことを考え合わせれば、大地のエネルギーについて人並み外れた感受性をもつ人がいても不思議ではありません。
オーラソーマ社が最も力を入れているプロジェクトの一つに「チャクラウォーク」というのがあります。
それは、オーラソーマ社の500エーカーに及ぶバイオダイナミック農法による農地シャイアファームの土地に存在するパワースポット(エネルギーの特異点)に、立石を置いてチャクラとして強化した一種の集約された聖地巡りとも言えるでしょう。
作家であり聖地や光の寺院、天使の活動についての専門家でもあるリチャード・レヴィントン氏は、シャイアファームは「惑星的にも大きな意義のある、主要なジオマンシー上の叡智の寺院が存在する場所である」と述べているそうです。
今回は、そういった聖地巡りやチャクラウォークについてのマイク・ブース氏の考えをご紹介しましょう。
では「マイクの質疑応答」から、マイクがその辺りに触れている部分です。
       —————————————————————— 今回、マイク・ブース氏に、2012 年に開催された『リスニング トゥ ザ スター ウィズイン』と『グラストンベリー ツアー』、そして『チャクラウォーク』の意義についてインタビューをしました。 マイク  私にとって重要なのは、人がさまざまな問題に注意を向けられるかどうかということです。 人間が地球、大地にどれだけさまざまな酷使をさせてきたか、その問題はすでに明らかです。 日本も危機の状況にあるのは明白で、日本人は福島原発の問題に直面しています。 その原因は、原発のエネルギーを過信しすぎたことにあります。
しかし、こうした問題に注意を向けすぎる代わりに、その問題の解決に目を向ける…自分たちにできることに注意を向けることが違いをつくるのかもしれません。 美しい自然の大地を歩くこと、美しいチャクラシステムを歩くこと、プロダクトとつながりのある農場を歩くことが、これからの人生に気づきをもたらす可能性を創るでしょう。
チャクラを体験することは、教室でチャクラについての話を聞くことや、サトルアナトミー(微細解剖学)について説明されたイラストを本で見るといった類のことではありません。
チャクラウォーク
それは自分の身体を使い、自分の知覚のフィールドを通し、チャクラやエネルギーセンターとのつながりのなかで、それ自体の体験に入っていくということです。
そうすると、それはまったく違った理解となり、理論ではなく、実際の体験を人は持ちかえります。 それが、それぞれの人生や世界の在り方を、よりよく展開させていくきっかけとなっていくことを信じています。
この農場を訪れる方たちが、この土地でチャクラシステムを実体験しているのを見ていると、ほとんどの方が感動を得ているのがわかります。 なにが人の心に触れるのか、あえて説明するならば、それは思いやり、温かさ、優しさといったもの…それは、愛とさえ言えるかもしれません。 そういったものが体験に違いをつくるのだと思います。
私たちが、この土地に思いやりを与えるほど、大地はそれに応答してくれます。 そのワークで起こるさまざまな出来事に気づくとき、人はあらゆる可能性にシンクロします。 思いやりを大地にもたらし、また、オーラソーマやAEOSの広がりのなかにもそれをもたらすことが、愛を世界中に実際的な方法で広げることだと私は思っています。
シャイアファームで起こる展開の一部として、私がそこに関わることができるのはとても光栄です。
そこには、部分的ではありますが、すでに未来のビジョンが存在し、種はすでに蒔かれています。 私たちがすべきことは、それに水を注ぎ、エネルギーを与え、健康に育つことを助けるだけです。
いつも人間は、この地上でよりよい在り方を求め、生きています。 そして、今の私たちの生きている世界の在り方が継続しないことに気づいています。 ですから、これからの未来の在り方へのモデルを必要としているのです。 私たちがオーラソーマやAEOSで創りだしているものは、未来へ継続していけるモデルだと考えています。
その継続的な可能性にさらに深く入りこみ、大地に思いやりを持てば、そのモデルは未来にさらに役立つものになることでしょう。
            『リビング・エナジー』Vol.8(p34-35)
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「こうした問題に注意を向けすぎる代わりに、その問題の解決に目を向ける」……。
「今の私たちの生きている世界の在り方は継続しない」……。
だから、「これからの未来の在り方へのモデルが必要」なのだと。
そして「この土地に思いやりを与えるほど、大地はそれに応答してくれ」る、と。
たしかに、このままの現地球文明では地球生態系は存続できないことは明らかですものね。
pari 記
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