「信頼して手放すことを学ぶ」道
「オーラソーマをふりかえって」より 廣田雅美
今はもう日本ではオーラソーマはある程度社会的に認知されていますよね。
オーラソーマがカルト集団と混同されることはありえないですが……。
こうして最初の頃にオーラソーマのコースに参加された方の印象を伺うと、ふと当時の雰囲気が思い出されてきます。
たしかに、あの当時だったら、受講生は最初のあのセレモニーはちょっとギョっとしたかもしれませんね。(*^_^*)
そうして当時のコースに参加された廣田雅美さんは、自分自身を信頼し、信頼して手放す道に入って、オーラソーマのティーチャーとして活躍されているんですね。
では今回は廣田さんの「オーラソーマをふりかえって」から、そのあたりの場面をご紹介しましょう。
—————————————————————— オーラソーマカラーケアシステムとの出会いは、今から17年前の1996年のこと。
青山を歩いていたとき、美しいボトルに引き寄せられ、しばし立ち止まって眺めたのがはじまりでした。 翌年、ボトルが掲載されている雑誌を偶然目にし、セラピーに使う「色と香りのオイル」であり、そのシステムを学ぶことができると知りました。 「わ~きれい!」と、ボトルに魅かれた印象がよみがえり、ぜひともなんなのか知りたいと、さっそく資料を取り寄せたのです。
「Bardo Thodol は、色は意識であると述べている」
「オーラソーマはインスピレーションの結果として誕生し、ヴィッキー・ウォールは色という万国共通の言語を通して、人々が認識できるようにカラーボトルを“生きている宝石”と呼んだ」
「人々はたくさんの理由からオーラソーマにやって来る。 ある人は使命を探すために。 ある人は自分自身を見つけるために」
「オーラソーマは自分自身のなかに、目に見えない色を認識したい人や、自分自身を認めたいと願っている人を探している」…
と書かれた文章を読むうちに、ドキドキと胸が高鳴り、なんだかわからないけれどおもしろそう! もう一度ボトルを見たい! という衝動にかられ、コース受講を決めました。
期待と緊張の入り交じった気持ちで迎えたコース初日、白いドレスを着たイギリス人のティーチャーが登場し、PDM(ポマンダーで保護し、キャンドルに火を捧げ、瞑想する)がはじまりました。
コースには欠かせないPDMですが、当時はある宗教団体の事件が連日ニュースになっていたころなので、「白い服に瞑想…大丈夫?」と30名近く受講生がいた会場はざわめき、瞑想するために目は閉じたものの、頭のなかは不安がぐるぐる回っていました。
しかし、その後オーラソーマの神秘があかされ、コンサルテーションがはじまる頃には、心配は吹っ飛び、「なんておもしろいの! すごい!」という感動に変わりました。
最初に私の目に飛び込んできたのは74番トライアンフ(ペールイエロー/ペールグリーン)のボトルでした。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B074.html
7番ゲッセマネの園のペールヴァージョンであり、シェイクするとペールオリーブになります。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B007.html
7番は「信頼のテスト」ですから、74番は「強烈な信頼のテスト」ともいえます。 それはまさに、これからチャレンジする道を表していました。 私がオーラソーマとともに歩んできた道は、「自分自身を信頼する」、そして「信頼して手放すことを学ぶ」道であり、それはオリーブの表すホーリースピリットに出会う道であったように思います。
『リビング・エナジー』Vol.8(p24)
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信頼して手放す……。
もしかして、人間がしていることはそこまでの道のりなのかもしれませんね。
まあ、なかなか“信頼して手放す”ことができないのが、人間というゲームなのかもしれませんが。(^^;)
pari 記
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