クリアーとは何でしょうか?  マイク・ブース

クリアーとは何でしょうか?
「ティーチャー・アップデート」(マイク・ブース)からの抜粋
        この頃では、日本語でも明晰性を意味する「クリアー」という言葉がよく使われるようになってきました。
オーラソーマのなかでは「クリアー」(透明)は色として扱われていて、ご存知のようにボトルの色のコンビネーションにもかなり頻繁に現れます。 http://artbeing.com/aura-soma/nc14_clear.html
しかし同時に「クリアー」は、光そのものを表すとも言われるようです。
そしていろいろな色に入っていわゆる「ペール」と呼ばれる色をつくり出します。
そういう意味では「クリアー」は、色とは言っても、かなり例外的な色ですよね。
たしかに、何となくで「クリアー」って働きがストレートすぎて、ちょっと敷居が高いような感じがありますよね。
どうしてそういう印象なるのかよくわかりませんが、何の色合いも帯びていない「クリアー」には、ちょっと人間離れした感じがあるのかもしれません。
そして、気づきの光そのものを表すという「クリアー」ですが、なぜかオーラソーマではこの色に関しては「苦しみ」という言葉がよく言及されるようです。
究極の癒しのような雰囲気もあるのに、なぜか「苦しみ」です。
「大天使メタトロン」についての話のなかでマイク・ブースは、 http://aura-soma.co.jp/products/equi/B100.html 上層の色、クリアーが何であるかについて話しています。
この一節は、そのへんの不思議さを解明するヒントになるかもしれません。
マイクの「ティーチャー・アップデート」から関連部分を抜粋してご紹介しましょう。
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クリアーとは何でしょうか?
クリアーは、光を、そしてその結果として意識そのものを増幅させる作用を意味しています。 と同時に強烈な苦しみも意味します
苦しみを通して、私たちは、内なる意識へ進む道へ向かうことができます。 なぜ私たちは苦しむのでしょう。
仏陀は苦しみの三つの原因を述べています。 手に入れられないものを欲しがること、欲しくないものを手にしていること、どうしていいかわからないこと。 これら三つの原因がすべての病気のパターンを作りだしています。
病気から、あらゆる緊張やストレスから逃れるたったひとつの方法は、もっとくつろぎの状態に入っていくことです。 クリアーによって、私たちは苦しみの理解を探ることが可能になるでしょう。
本当は苦しんでいないということに気づけば気づくほど、私たちはもっと光に近づけます。 人格のすべての型や条件づけされたパターン、こういった幽霊たちを肥料の状態にするほど、私たちの種はより健やかに成長できるでしょう。
クリアーが意味しているのは、私たちがより意識的になり、条件づけされたパターンという幽霊たちに自己同一化しなくなるということです。

                 『リビング・エナジー』Vol.5(p69) ——————————————————————–
なるほど……。
「意識そのものを増幅させる作用」が、同時に「強烈な苦しみも意味」するのだとすれば、つまりそれは……明晰であれば人生が苦であることは自明だということでしょうか……。
確か、お釈迦さんはそのようなことをおっしゃっていたようですが。(-_-;)
もちろん、その場合の人生とは、「条件づけされたパターン」、つまり“エゴ”と「自己同一化」した状態のことでしょうけど……。
そして自分が本当は“エゴ”(つまり人格)ではないということに気づけば気づくほど、われわれは苦しまずにすむのでしょうね。
そして、それもまた「クリアー」の働きなのだと思います。
pari 記
     
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