オーラソーマのすばらしさ

オーラソーマのすばらしさ   
         「ワドゥダとのインタビュー」から   ワドゥダ
       今回はオーラソーマが日本に紹介されるきっかけの一つを作ったリーラの文章をご紹介しようと思います。
オーラソーマのすばらしさを語るなかで、リーラ(当時はワドゥダと呼ばれていました)はこのツールがとても日本人に合っているということを言っています。
たとえば、プライマルセラピーとか、両親に怒りを吐き出すグループセラピーなどはウェスタンのマインドには適合しても、日本人には合わないと。
そう言われて思いだしましたが、その昔インドに行ってグループセラピーなどに参加したときには、ウェスタンの人たちに溜め込まれている怒りには圧倒されるような感じがあったものです。
まあ、感情表現のマナーも西洋社会と日本ではずいぶん違うのでしょうが。
でも、子供の扱いに関して日本が西欧とは違っていたのは確かなようです。
幕末に来日した欧米人の目には、日本は“子供天国”と見えたらしいですから。
明治時代に来日して大森貝塚を発見したアメリカの動物学者エドワード・モースは「世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない」と言っているそうです。
そういう伝統のなかで育った日本人の多くは、ウェスタンほど両親に対する怒りを貯めこんでいないでしょう。
養育過程で貯めこまれた両親への怒りを吐き出すチャンスを提供するようにデザインされたウェスタンのセラピーは、ちょっと合わなかったことを思い出します。
そのワドゥダがオーラソーマは日本人にはとても向いたセラピーだと言っています。
では、ワドゥダとのインタビュー「オーラソーマのカウンセラーとなるために」からそのあたりに関する部分をご紹介しましょう。
        ——————————————————————– オーラソーマのすばらしさ
さて、カウンセラーになるためのプロセスは、もしあなたが真剣にそれを考えているならば、非常な努力を伴うものとなるでしょう。 それは決して週末や7日間のグループで習得できるものではないからです。
私自身はカウンセラーになるために、まず大学で2年間学びました。 実際にはそれは非常に役に立ったというわけではありませんが、でも良い出発点にはなりました。 それから自分で体験し、感じ、自分に合うものを見つけるために、さまざまなテクニックを探究したこともとても有益でした。 いったん自分の内側でどのように物事が起こっているかの感じを掴むことができれば、それを他の人々と分かち合うことはとても簡単です。
オーラソーマに関して言えば、現在あるさまざまなテクニックの中でもっとも素晴らしいものの一つだと思います。 なぜならオーラソーマは本当にポジティブで、さあ何と言ったらいいでしょうか ・・・「愛に溢れた」というのが適切な言葉かもしれませんね。 そして、人々がさまざまなテクニック、セラピー、カウンセリングなどの根底にあると感じているものは愛なのです。 その点からもオーラソーマはとても貴重なツールです。 ボトルの美しさ、香りの素晴らしさ、並べた時の美しさ、使い方の優美さ、それらすべてがただちに美しく愛に溢れた雰囲気を創り出します
オーラソーマが作り出される過程において、どんな人に対しても危険であったり有害なものが入り込む余地はありません。 そのようなことはオーラソーマには起こり得ないのです。 あるエッセンスに含まれている花に対してアレルギーを起こす人がいるかもしれませんが、それでもその人はすぐに気がつくので、それ以上使い続ける必要はないのです。 そのようなことは起こったとしても非常にまれで、むしろほとんどの場合、オーラソーマは驚くほどに使う人をサポートし、愛に溢れています。 それは使う人のエネルギーを浄化し、ストレスや緊張を和らげ、サイキやマインドのネガティブな思考パターンを取り除く、本当に楽しく、実に素晴らしいシステムなのです。 そのため、私はオーラソーマは日本人にとても適していると感じました。
たとえば欧米のテクニックには欧米人のサイキには適していても、日本人のサイキには適さない、時には激しすぎるものがあります。 たとえば、プライマルセラピーや両親に向けて怒りを表現する方法ですが、それは欧米人には適していても、日本人にとってはフラストレーションを発散する良い方法だとは思いません。 オーラソーマのように非常に繊細で穏やかな方法は、日本人には非常なヒーリングをもたらし大きな助けになるものと感じます。
また、オーラソーマの構成やコース内容、それぞれの色やボトルの意味、色のコンビネーションとその意義などについての教え、それらすべてがカウンセラーやセラピストになろうとする人々にとって非常に助けとなる出発点になってくれます。 それはカウンセリングのための、すでにでき上がっている枠組みのようなものです。 それを基本に自分の直感や感性、あるいはチューニングから、また時には、オーラソーマ自体が作り出す愛に溢れた雰囲気から、クライアントに対して助言をしていくことができます。
                 『リビング・エナジー』Vol.4(p8-9)
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なるほど。
こう伺うとつくづくオーラソーマは日本人に向いたセラピーだということが納得されますね。
「ボトルの美しさ、香りの素晴らしさ、並べた時の美しさ、使い方の優美さ」……。
改めて言葉にして聞くと、オーラソーマのすばらしさが再確認されます。
pari 記

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