「クリスタルエイジのオーラソーマ」より 青山 マリア いく子
オーラソーマが扱う色彩には、画家が扱う顔料系の色とは違う側面があります。
オーラソーマは色を扱うというよりは、むしろ色彩光線を扱っているといったほうがいいのでしょうね。
だから、ここで起こる混色も、顔料系の絵の具の混色とは違います。
小学生のころ、最初低学年で扱っていたクレヨンやクレパスと違って、どこかで水彩絵の具を扱うことを覚えますよね。
クレヨンなら新しく色を塗り重ねたら、たいていは下の色は見えなくなります。
そのつもりで、安心して色を塗り重ねたら、水彩画の場合はめちゃくちゃになってしまいますよね。
パレットの上で色を重ねて新しい色を作る場合、いろんな色を重ねていったら、結局、黒っぽい色になったりします。
ここで起こっているのが絵の具の混色、つまり【減法混色】というわけです。
それに対して、色のスポットライトを重ねるようなのが、色彩光線の混色、つまり【加法混色】と呼ばれるものです。
この【加法混色】では、いろんな色を重ねていったら、結局、白色光線になっていたりします。
白い画用紙に赤色光線を投光したら画用紙は赤い光線を反射して赤く見えますし、青い光線を当てたら、もちろん、青く見えるでしょう。
白い画用紙に虹の七色の光線を集中して投光したら、画用紙はすべての色を反射して白く見えるというわけです。
これが、真昼の日差しのもとに白い画用紙を出した状態で、虹の七色のすべての光線が反射されています。
ところが、同じ真昼の日差しのもとでも、黒いフェルト地の習字の下敷きを出したら、これはむろん、黒いままです。
これは、太陽光線に含まれるすべての色彩光線が吸収されてしまって、反射されないからですよね。
オーラソーマの「ディープマジェンタ」は、このすべての色彩光線が吸収された色といえるのでしょうね。
同じ黒っぽい色でも、たくさんの絵の具の色をごっちゃに混ぜあわせてできた色とは違います、というわけです。(^^;)
「ディープマジェンタ」は、あらゆる色彩を、黙って受け容れた色、あるいは黙って受け容れるキャパシティを持っている色といえるのでしょう。
では今回は青山 マリア いく子さんの記事「クリスタルエイジのオーラソーマ」から、ディープマジェンタに秘められた物語に触れている部分をご紹介しましょう。
—————————————————————— 隠された愛
子どもの頃、教会の日曜学校で聞いたマグダラのマリアという音の響きが耳に残り、この人は誰かと母に尋ねたことを覚えています。 母の返答は忘れましたが、口に出してはいけない名前なのだと子ども心に思い、以降闇に葬られた名前となりました。 それから何十年も経ったあと、驚くべきことにオーラソーマのディープマゼンタと出会ったとき、忘れ去られたこの名前が記憶の暗闇から甦ってきたのです。
「ディープマゼンタには、“隠された愛”という意味がある」
個人的なこの体験に答えて、マイク・ブース氏は教えてくれました。 その直後、世界的にベストセラーとなった「ダ・ヴィンチ・コード」が発行され、元娼婦とされていた聖人マグダラのマリアは、実はキリストの伴侶であったという隠された真実の波紋が世界中に広がりました。 “隠された愛”の意味がわかりました。
なぜ、“ディープマゼンタ＝隠された愛”なのか？ 探求はオーラソーマの学びとともにさらに深まり、イクイリブリアムに秘められた宝石たちがその封印を解きはじめました。
ディープマゼンタに秘められた宝石
オーラソーマのカラーレンジの中で、黒＝影に相当するシェードカラー、それがディープマゼンタです。 対極にある白＝光と同等にすべての色を含み、無であると同時にすべてのものを含んでいます。 ディープマゼンタを含むボトルは8 本あり、すべて“レスキューボトル”に対応しています。
B0 ロイヤルブルー/ ディープマゼンタ スピリチュアルレスキュー http://aura-soma.co.jp/products/equi/B000.html
さし迫った危険から迅速に救出するrescue の名を持つ、これらのボトルの下層にディープマゼンタが見られますが、そこにはレインボー・オブシディアン、ラブラドライト、スギライトなど、救済にふさわしい治癒石や、強力な保護石の波動と共鳴するエネルギーを持ったコンポーネントであることがわかります。
『リビング・エナジー』Vol.6（p16-17）
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なるほど。
すべての色彩光線を反射し、それ故にすべての色彩の可能性を反映している「クリアー」（白色光）と、すべての色彩光線を吸収し、それ故にすべての色彩の可能性を包み込んで秘めている「ディープマジェンタ」……。
マグダラのマリアと聞くと、なにやら納得するものもありますね。
pari 記
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