クリアーとエッセネ派

クリアーとエッセネ派
「クリスタルエイジのオーラソーマ」Vol.2
「クリアーのクリスタルレゾナンス」より     青山マリアいく子
       今回ちょっと興味が湧いて、インターネットで「エッセネ派」に関する記事をいくつか調べてみました。
記録もあまりない時代のことだからでしょうか、1000年以上前となるとこれほど曖昧になるのものなのだなと、改めて思わされました。
まず、フリー百科事典の代表「ウィキペディア」の最初の記述はこんな具合です。
————————————  エッセネ派は、紀元前2世紀から紀元1世紀にかけて存在したユダヤ教の  一グループの呼称。現代では複数の関連のある集団がまとめてエッセネ派  という名で言及されていたと考えられている。呼称の語源は不詳。  ファリサイ派から発生したと考えられるが、俗世間から離れて自分たちだ  けの集団を作ることにより自らの宗教的清浄さを徹底しようとした点で、  民衆の中で活動したファリサイ派とも一線を画している。  http://ja.wikipedia.org/wiki/エッセネ派 ————————————
この文面だと「エッセネ派」というのはユダヤ教の中でも社会活動系の「ファリサイ派」から派生しながら、そこからさらに隠遁系となった方々の宗派だったようですね。
小学館の「世界大百科事典」の記述はこんな具合です。
————————————  世界大百科事典 第2版の解説  エッセネは【エッセネ派 Essenes】
 イエス時代のユダヤ教の一分派で,その名称は〈敬虔な者たち〉の意とさ  れる。フィロン,ヨセフス,大プリニウスの報告によると修道院に似た共  同生活を行い,加入希望者は3年間の試験期間の後,厳粛な誓約により初  めて加入を許され,共同体のあらゆる規律の遵守を義務づけられた。  結婚と財産私有に関し,これを厳格に禁止する祭司的共同体と,一部分こ  れを認容する,より緩やかな共同体の別があったといわれる。固有な年間  暦をもち,日々の生活は祈祷,律法研究,農工作業,祭儀的な沐浴と共同  の食事などからなる日課に従って整然と営まれた。  https://kotobank.jp/word/エッセネ派-36807 ————————————
なるほど。
この記述だと“結婚と財産私有を厳格に禁止”していた会派と一部分許容して共同体を運営した会派があったということですね。
また、Wikipediaの「エッセネ派」の記述の最後にはこんなぶぶんがあります。
————————————  新約聖書には、ファリサイ派とサドカイ派はあらわれるが、それらとなら  んで当時の主要なグループであったエッセネ派が一切登場しないため、  洗礼者ヨハネやイエス・キリストが、エッセネ派に属していた、あるいは  関係グループに属していたという説もある。  http://ja.wikipedia.org/wiki/エッセネ派 ————————————
まあ、現在残されている文献から言える一般的見解が、このあたりなのでしょう。
「死海写本」が発見されたクムラン遺跡にも触れながら臨夜海馬(イザヤトド)を名乗る方のこんなサイトもありました。 http://www.geocities.jp/todo_1091/bible/jesus/index.htm
だいぶ道草を食ってしまったかもしれません。(^^;)
今回は、青山マリアいく子さんの「クリアーのクリスタルレゾナンス」のなかから“クリアーとエッセネ派”に関わるあたりの文章をご紹介しましょう。
       —————————————————————— ● クリアーとエッセネ派
クリアーのあるボトルは、ほとんどがニューイーォンチャイルドボトルと、その色の逆バージョンであることは最初にお話ししました。 New AeonのAeonは、Ageと違ってそれまでとまったくパラダイムが変わってしまうほどの新時代を言うのだそうです。 チャイルドはもちろん子どもですから、新しいパラダイムの子どものボトルとなります。
「子どものような心でなければ天国には入れない」チャイルドボトルを見るたびに、いつもこの聖書のフレーズが頭の中を流れます。 オーラソーマのカラーレンジで初めてクリアーが登場するのはチャイルドボトルのB11クリアー/ピンク、「エッセネボトル1 花の鎖」です。 このエッセネボトルにはクリアーを代表する大きな役割があるのでしょうか?
B011 Chain of Flowers / Essene Bottle I
エッセネとは、死海のほとりに存在した共同体エッセネ派のことで、常に祈りと浄化に努め、色を使ってヒーリングを行い、人生のあらゆる側面に天使を呼び、光の身体を発達させることに努めたグループでした。
思考が生みだすエネルギーの法則を理解していたため、自分の思考や感情をクリアーに保ち、それに対しての責任を自覚していたと言われています。
秘教的には、キリストと聖母マリアもエッセネ派に属していたといわれ、キリストが起こす奇跡や復活も、この共同体で学んだものだという仮説や書物があります。
B11クリアー/ピンクのエッセネボトルは、B55クリアー/レッドの「キリスト」に強烈に光をあてたボトルです。
B055 The Christ
そして、どちらもシェイクして融合するとピンクの愛のエネルギーになります。 キリストは赦しと隣人愛を唱えた愛のマスターです。
マイク・ブース氏が話した“All Christ みんなキリスト”とは、もしかしたらみんな愛のマスターとなることを指すのでしょうか?
エッセネ派的な浄化と癒しによる光の身体発達法を学び、すべての人の波動が天使領域へと昇華し、愛のマスターとなって光輝く・・・ということなのでしょうか?
新しい次元への可能性、アセンションとは、自分の役割に目覚め、自分自身の愛の光を世界に、そして宇宙に放つことなのかもしれません。
         『リビング・エナジー』Vol.7(p20-21)

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なるほど。
「創造」には呼吸のようなところがあるのでしょうね。
吸う息、吐く息、両方がなければ創造は起こりえません。
想像して物語を膨らましていく力と、検証して確かなものを選別しようとする二つのエネルギーが働くのでしょう。
創造と破壊とでも言うのか……。
pari 記

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