オーラの地図
「カラーのヒーリングエネルギー」から by リチャード・レヴィントン
アメリカのスピリチュアル誌「Yoga Journal」のライター、リチャード・レヴィントン氏のレポートを継続してご紹介しています。
今から三十年前のロンドンでのあるホメオパス(同種療法家)から受けたコンサルテーションが縁で、レヴィントン氏は英国テットフォード州のリンカンシェアのデヴオーラで、マイク・ブースのコンサルテーションを受けたのです。
自分が選んだボトルの解釈としてマイク・ブースの口から出てきた言葉のあまりの的確さと洞察に驚嘆して、チャード・レヴィントンはアメリカに帰国してからさらにオーラソーマを学んで自分なりの理解を深めていきます。
本人の素養もあったでしょうが、とにかく彼はオーラソーマに対して真摯な態度で取り組んだようです。
そしてその結果は当人の期待を裏切らないものでした。
そこから得られた治癒結果をモチベーションにした彼の理解は、元々の霊的分野に対する広範な理解と興味に裏付けられて、きわめて偏りのない普遍的なオーラソーマのガイドマップとなっています。
今回は、「オーラの地図」に関する彼の理解です。
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オーラの地図
ヴィキー・ウォールもマイクブースも、透視(内なる視力)の能力があり、そのような繊細な能力のあるセラピストが行えば、オーラソーマはかなり正確に人間のオーラの地図を描くことができる。
マイクの主張によれば、彼等の研究の成果は、古代のインドのヴェーダのモデルとも一致するものであり、それは、人間は宇宙の波長の一部であり、自然の中に存在するあらゆる生命の形態を含むものであるということである。
「すべてのものは電磁気のスペクトルとしてあらわすことのできる特定の波長の光だと言えます」
とブースは説明する。
このことはちょうど、デリケートな光でできた卵の殻のように、ぴったりと肉体の形にそっていく層にもとりまいている微妙な身体についてもあてはまります。
オーラの領域の第一の層は電磁気体というもので、皮膚の非常に近い外側に放射している電気的な光環(コロナ)で、キルリアン写真のような現代の技術でも測定されている。
次の層はエーテル体であり、ポジティヴとネガティヴの二元的な感情の世界を含みながら、肉体を維持している生命力を形成している領域である。
人間の電磁気の外殻の中で最も微妙な層であるアストラル体は「私たちすべてのなかにあって統合された領域であり、高次のドリーム身体、高次の感情やその人のインスピレーションと関係しています」とブースは言う。
これらの三層の光の膜はオーラとチャクラを含んでいる。
背骨にそって縦に配列されている、七つの活気に満ちたエネルギーセンターであるチャクラについては、それ自身で複雑なサイキックな地図作成の科学なのです、とブースは言及した。
最近は誰もがチャクラについて話している、だがそれらについて正確なことが言えるのだろうか?
古代のヴェーダの原典が説明しているように、チャクラ、あるいは回転している色の輪と言ってもいいが、それらは身体の中の特定の色の領域を活性化している小さなパワーセンターのようなものだと言える。
「古代のヴェーダでは人間の身体のさまざまな領域は特定の波長と関連しているとして、その位置を確定していました。
例えば、仙骨はレッド、胃はイエロー、喉はブルー、ハートはグリーン、第三の目はインディゴというふうに。
彼らはこれらの色の領域をチャクラと呼んでいました。
すなわち、それは特定の身体の領域の中に、ある波動、回転する輪、特定の波長すなわち色のついた光があるということを意味しています」
オーラソーマは、各個人のチャクラを中心とする色の暗号による人間の解剖学である古典的なヴェーダのモデルをさらに発展させている。
ウォールは、人間の身体は、レッドからヴァイオレットまでの色が足の爪先から頭まで、その境界が相互に入りくみながらもそれぞれ固有の色の帯で包まれている、という考えを基本的原理としている。
チャクラセンターの渦巻きだけではなく、身体全体の部分が特定の色の波長で振動している。
レッドは、人体のなかで、もっともゆっくりした波動の領域で、通常基底チャクラと関連し、足から仙骨までの身体を包んでいるとウォールは言う。
「背骨の基底部にクンダリーニの最も根本的な創造的エネルギーがあります。
それは自己実現の可能性を秘めているとともに、ふだん私たちの自己実現の妨げとなっている物質的生存に関する習慣的な恐怖をも意味します」
グリーンは、スペクトルのまんなかに位置する調和の色であり、胸骨から鎖骨までの胸の上部を帯状にとりまいている色である。
チャクラは「オーラの中心核」だというのがヴィッキーの観察であり、その純化された領域のなかでオーラソーマのワークが始まる。
オーロラのようなチャクラの点滅、すなわちオーラは我々の内面の生命のバロメーターである。
だからオーラはこのチャクラの虹が変調する様子を現しているといえる。
しかし、そのチャクラの中には、依然「オーラの魂の核、真のオーラ」がある。
この魂のエッセンスには特定の色があり、それは我々の潜在的可能性、天賦の才能、人生の目的とレッスンなど、(例えば、私の第一のボトルが平和なコミュニケーションを意味するブルー/ブルーであるように)それらのエッセンスを反映するものとなる。
「エネルギーが調和して流れるようにする、すなわちこころと身体とスピリットのすべての状態が同調するためには、それぞれのチャクラが完全に開き、バランスがとれていなければなりません」とウォールは強調する。
「助けを必要としているチャクラに、その波長が鍵となる適切な色を供給し正常に戻すことで、その弱まっていた波長が強められるのです。
そうすることで、身体の細胞自身に備わっている、再生し、ヒーリングするプロセスが機能するようにさせるのです」
再び私自身の場合で言うと、ブルーは喉(コミュニケーションの座)のチャクラのエネルギーを増強し、ピンク/ブルーの変容のボトルは何にでも作用する触媒、言ってみれば独立したチャクラコンサルタントのようなものとなり、そしてイエロー/ゴールドの二人組みは私の肝臓、膵臓、ひ臓、太陽神経叢、簡単に言えば、自我、消化、そして神経系の座を再生するのだ。
「あなたがイエローのバランス乳剤をここに塗れば、あなたは神経系統の中央にバランスをもたらすことになります。
そうすることで全神経に対して影響を与えることになります。
というのも神経はあらゆるところで繋がっているからです。
もし太陽神経叢というヒューズボックスのヒューズがきちんと整えば、それはちょうど光の電源を入れるようなものです。
あなたは太陽そのものとなるのです」
(この項続く)
『リビング・エナジー』Vol.1(p14-15)
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【助けを必要としているチャクラに、その波長が鍵となる適切な色を供給し正常に戻すことで、その弱まっていた波長が強められる】
【そうすることで、身体の細胞自身に備わっている、再生し、ヒーリングするプロセスが機能するようにさせる】
改めてこうしてヴィッキーさんの言葉をまとめてもらうと、なるほどという感じがしてきますね。
pari 記