B2 ピース(平和)

タロットはその時代によって、またその文化的背景によって、さまざまに解釈され、使われてきています。
このブログでは、あくまでオーラソーマカラーケアシステムの文脈の中で、そのタロットを解釈して使っていきます。
オーラソーマでは、タロットをボトルの色と関連させながら、同時にその生命の木に対応させて考えていきます。
そして、オーラソーマはあなたの内面、魂を反映する鏡として見ていきますので、タロットもそのオーラソーマの意味を見出していくためのヒントとして見ていきます。
そうしたときには、この大アルカナのカードは、人生の旅の成長段階を表すもの、人生の大切なレッスンを学び成長していく段階を表していく、というふうに見ていくと、なかなか興味深いです。
そのように見たときには、0番のボトルに対応するフールでは、純粋無垢な魂を持った青年が、これから直面する苦難に無頓着でいながら、人生のレッスンを学ぶ旅に出ます。
そして1番のボトルに対応するマジシャンでは、自分が持っている人生のさまざまな要素について意識するとともに、それらを活用して行動し、活用していくという男性原理を体験します。
今回の2番のボトルに対応するハイプリーステス(女司祭)では、潜在的な無意識の領域、創造性の源に出会っていきます。女性性に象徴される神秘的で不可知な側面を表しています。
それが2番のボトルでは上下がブルーのボトルで象徴されています。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-B002 Peace
ブルーは、オーラソーマの色の言語では汝の意志、大いなる意識、内面の理解を超えた平和(平安)、コミュニケーションなどを表しますが、それは宇宙の意識であり、すべての創造性が生まれてくる源でもあるのです。 その宇宙の源とつながる直感的洞察力をも含んでいます。
キリストの母、マリアさまのマントがブルーで象徴されるように、女性の受容性、滋養を与える側面がそこに象徴されていると見ることもできます。
タロットの図柄を見ていきましょう。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-2 The High Priestess
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B002.html
女司祭は男性原理と女性原理、陰陽を表す二つの柱の間に座っています。 それは、生命の木の男性性と女性性の二つの柱でもあります。
その柱の間には夜空を表すような濃いブルーに星の模様の幕がかかっています。 それは内面世界の秘密、無意識と意識を隔てる垂れ幕です。 目に見える表面的な世界から、その背後にある隠された神秘の領域への探求を暗示しています。
男性原理のマジシャンでは、すべての道具とパワーを使っていくことができたのですが、ここでは神秘のベールの中に隠されているものへの招待なのです。 それは受容性、直感などの女性原理によってのみ可能なのです。
女司祭が手に持っているのは、その神秘を解き明かす巻物です。 トーラーともアーカシックレコードとも言われています。
頭には太陽のようなイシスの王冠をかぶり、足元には女性性を象徴する三日月が横たわっています。
その女司祭の王冠の上には想像力の源、アインソフの星が輝いています。
アインソフというのは生命の木の発祥といわれる「カバラ」の概念で、アイン(無)からアイン・ソフ(無限)が生じ、アイン・ソフ(無限)からアイン・ソフ・オール(無限光)が生じた、とされます。 http://aura-soma.co.jp/intro/advance/tree_of_life.html
「生命の木」では、現象界を生みだすこの無限光は、頂点のスフィア 「1.ケテル」から流れ出す、と考えられています。
そして、この女司祭のカードは生命の木では「ケテル」から「ティファレト」のパス(道)の上にあります。
その途上にはアンノウン(un-known)(未知、不可知、神秘)を表すダートを経過するのは面白いですね。
そのパスは、人間で言うとちょうど頭から腹までの道であり、呼吸の道でもあります。
そして、女司祭のブルーのチャクラの位置である喉にも星が輝いています。
・・・というわけで。
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