上の色がグリーンで、下の色がマゼンタのボトルです。
オーラソーマでは、グリーンは胸にある第４のチャクラに位置し、スピリチュアルハートを表わします。
思いやりや調和、共感、バランスをもたらし、方向性や決断をもたらすところです。
ハートの真実、真実の探求という意味もあります。
マゼンタはオーラソーマでは第８番目のチャクラで、頭頂のさらに上に位置し、ソウルスターと呼ばれています。
人生の青写真、すべての人生の設計図があり、宇宙の愛とつながるところ。 大いなる愛、慈愛、を表わします。
オーラソーマでは小さなものごとへの愛、という言い方をします。
あらゆるところが愛で満たされ、愛で作られているということを意味します。
あるいは、愛を物事の細部にももたらす、配慮をいきわたらせるということでもあります。
では、なぜこのボトルに「放浪者」という名前がついているのでしょうか？
なにを求めて放浪しているのでしょうか？
そのことを、このボトルに対応するタロットカードを見ながら考えてみましょう。
このボトルの生命の木に対応するタロットカードは「カップの５（Five of Cups）」です。
マゼンタの衣装に身を包み、グリーンの袋を背中にぶらさげて、杖を持って旅に出ようとしているところのようです。
背後には３人が、それぞれ空っぽのカップを手に持っています。
そして若者は、それら３人に手を振って別れを告げています。
前には川が流れ、橋が架かっていて、その先には二人のカップを持った女性がたたずんでいます。
タロットでは、カップは水のシンボルで感情の側面を表しています。
つまり、この男性は心が満たされなくなったカップを背にして、新たに心を満たすカップを求めて放浪の旅に出ようとしているようです。
若者の心を満たすものとはなんでしょう？
実は、それを若者はすでに身にまとっているのです。
そして、それは自分の内側にもあるものなのです。
若者の足下にもマゼンタの花が咲いています。
若者はマゼンタの愛の衣装を身にまとい、身近なところに愛があることに気づかず、橋の向こうにあるカップを求めて旅に出るのです。
・・・というのは、ひとつの解釈です。
カップは自分の心を満たすもの、ですので、それは人それぞれさまざまな欲望があり、希望があり、情熱を持って取り組むものがあります。
若者はなにか自分のなかに心の虚しさを感じ、そこから本当に自分の情熱を感じること、自分のハートの真実を求める旅に出ようとしているとも見ることもできます。
あなたにとって、ハートの真実、ハートのカップはなにを意味するのでしょうか？
あなたのハートは満たされていますか？
あなたは自分のハートをなにで満たしたいのでしょうか？
あるいは、ただ身のまわりの、ごく普通のさりげないことに気づくことで、ハートが満たされていることに気づくかもしれません。
例えば「感謝」。
感謝はハートの質です。
今ここに生かされていることのなかに、マゼンタの愛がそこにあることに気づくでしょう。
その愛に気づけば、カップは感謝の思いで満たされるでしょう。
今、自分はなにに感謝できるでしょうか？
その問いが、このボトルにも表わされています。
グリーンのハートを開くことで、内なる慈愛、宇宙の愛に満たされている自分に気づくことができます。
人は愛を求めて放浪します。
ハートの真実を求めて放浪します。
しかし、それはハートを開くこと、今ここにあることの感謝に開くことで、すぐにでも満たされることにも気づいていくことでしょう。
あなたはなにを求め、どのような人生の旅を歩んでいるのでしょうか？
メインテーマは「愛への新たなる始まり」の旅。
ヴィッキーさんのキーワードは、内なる強さと愛の発見。
それでは、あなたにとっての４６番のボトルの旅を楽しんでください。
今日もすてきな一日を。
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