B11 花の鎖/エッセネボトル

11番のタロットカードは、「強さ(Strength)」です。
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大きなつばのある帽子をかぶっていますが、ここには永遠のシンボルである、8を横にしたレムニスケールのシンボルとなっています。
そして、ライオンはおとなしく座り、彼女は寄り添うようにして、ライオンの口を開けて、ライオンの牙にさわっています。
ライオンの前には鍵がひとつ置かれてあります。
これらはいったい、どういうことを表しているのでしょうか?
ライオンといえば百獣の王です。
動物は往々にして、人間の動物的本性、人間の獣性や本能を表します。 感情においては怒りや不満、攻撃性などのネガティブな情動であったりします。
しかし、そのライオンはその若くて美しい女性の前ではすっかりおとなしくなっています。
これは、いったいどのような「強さ(Strength)」なのでしょう?
ここで示されていることは、女性がその動物の野獣的な性質を愛情を持って受け入れることで、それらの獣性がおとなしく手なずけられ、さらにそこに変容が生じる、ということを表しています。
それがまさに、このボトルの「ピンク」の質に表されています。
そして上の色はクリヤーであり、意識的な気づきの光が多くピンクに注がれています。
それは、自分の内なる感情、怒りや憤怒などの情動に対しても、その感情に意識的になり、それをコントロールしたり、抵抗するのではなく、無条件に受け入れることによって、そのエネルギーが変容されていくことを示しています。
それは、ライオンの周りがお花畑になってしまうほどです。
ここで示されている女性の強さとは、外側に向けられた男性的な力強さのようなパワーではなく、内面の強さ、その忍耐力や苦しいときにも我慢できる根気強さ、穏やかな抑制力であり、女性的な愛と寛容に基づくやさしい思いやりや許しを表しているようです。
ソロモン王のライオンは、その歯のなかに知恵に至る鍵を持っているという言い伝えがあり、この女性がわざわざライオンの牙を見せて、鍵がその前に置かれているのは、そのような背景があります。
そして、その知恵、鍵というのは、自分の内なる動物的本能、獣性、感情に対しても、男性原理によるコントロールや支配、抑圧によるのではなく(戦車のタロット)、女性原理により、やさしく無条件に受け入れていくということにより、エネルギーが変容されていくということを表しているようです。
それがライオンの前に置かれてあるマスターキーなのです。
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