ヌメロロジーは可能性を扱う

ヌメロロジーは可能性を扱う 「マンガラのヌメロロジー」から
        前回、“肉体の設計図”とも言える“パーソナルゲノム情報”が解読されているという話題に触れました。
“ヒトゲノムの解読”というのがどういう意味なのかと思って調べてみました。
「ゲノム」という言葉は、こういう包含を持つ言葉みたいですよ。 ▼「ゲノム用語集」 http://www.bioportal.jp/ja/link_redirect/column/27/yogo_genome.html
そして、「ヒトゲノムの完全解読」というサイトがありました。 http://www.bioportal.jp/ja/Column/2006/01/post_27.html
この情報によると、“ヒトゲノムの解読”というのは、人間に遺伝子として特定できるのはどういう組み合わせなのか、という意味みたいですね。
2003年のはじめに、精度99.99%以上の確度で人間のどういう病気にどんなヒトゲノムが関係しているかの確定作業が完了したのだそうです。
それによると、人間の遺伝子数は「22,287個であると結論づけられ」だのだとか。
ですから、いわゆる魂の“乗り物”である肉体の“運命(可能性)の設計図”は解読されたということになったみたいですね。
肉体の運命の“可能性の設計図”は、即“肉体の運命”ではない、わけですよね。
そこには蓋然性の確度、つまり確率みたいなものがあって、ある程度、対処可能、変更可能ということなのだと思います。
もっとも“肉体は(いつか)滅びる”ということだけは変更できないでしょうけど。(^^;)
これだけは、確率100%ですから。(^_-)
ところで、いわゆる「運命」(いわば“人生の運命”)は、“肉体の運命”と同じものではないと思います。(“肉体の運命”を包含してはいるでしょうけど……。)
例えば、八十歳で癌でなくなった人の人生はみんな同じ人生だ、なんて言ったら怒られますよね。(^^;)
とはいえ、肉体に“運命の設計図”のようなものがあるように、人生にも“運命の設計図”みたいなものがあるのかもしれません。
そのあたりの関係で、ヌメロロジーとはどういうものなんでしょう。
マンガラにそのへんを聞いてみましょうか。
        ——————————————————————– 編:けれども、ヌメロロジーはその人がどんな人で、人生のどんな地点にいるのかを示してくれると言いませんでしたか? ということは、人生は予測できるということではありませんか。誕生日を変えることはできませんしね。
もちろん基本的な刻印を変えることはできませんが、それをどう使うかに関しては、まったく私たちの自由なのです。 ヌメロロジーは可能性を扱うのであり、それにはそれ自体の価値があります。 人生におけるさまざまな分野の真の可能性を知ることで、どうそれを伸ばしていったらいいか、理解できるわけです。
例えば、仕事において、あなたの真のギフトはサポートや協力することだとしましょう。 それなのに、あなたはいつも自分のやり方で、新しいことを始めようとしてしまいがちだとします。 そうなると、常に仕事では、欲求不満や挫折感を体験することにならざるをえません。 こうしたことを理解することで、その可能性を使うための一歩を踏み出せるのです。
人生においては、すでに決められている物事もあるということは確かだと思います。 とはいえ、実際に人生を形にするのは私たち自身ですから、変えようと思えば変えられるものもあるのです。 私たちは、この心身というメカニズムを備えた存在ではありますが、ただそれだけではない、意識の存在でもあるわけですから。 意識的になるにつれて、この人生という機会をよりポジティブな仕方で使うことができるようになるのです。

                 『リビング・エナジー』Vol.5(p89) ——————————————————————–
なるほど。
「人生という機会をよりポジティブな仕方で使う」という仕事は、ありがたいようでもあり、なかなかそれなりに大変なようでもあり……。(-_-;)
この感じ方は、人によるかもしれませんね。(^^;)
pari 記
     
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