プロセスを信頼する  by マイク・ブース

プロセスを信頼する
「マイク・インタビュー」から    by マイク・ブース
        よくスピリチュアルマスターなどの言葉に「マインドが作らなかった問題などというものは存在しない」というような表現があります。
えー、本当かな、とも思います。(^^;)
別に自分がマインドで捏造したわけでもない、“現実の問題”というのもあるような気がするからです。
まあ、そんな高級なマスターたちの言葉はいちおう“棚の上に”置いておくとして、人生にはいろいろ問題があるものですよね。
ただただ“安穏で太平無事な人生”というようものがあればそれは望ましいのかもしれませんが 、でも実際にはそんな人生が存在しないことは誰もが知っています。
でも、人生が万人に等しく困難に満ちているのかどうか……となると、どうもそうとも言えないような気もします。
だいいち、人が想像する“困難”というものは、どうやら個々人によって大幅に異なるらしいですしね。
今回ご紹介するインタビューのなかで、マイク・ブース氏は“プロセスを信頼する”ことについて語っています。
どうやらこのへんに、ある種の“勘所”があるかもしれませんね。
では、『リビング・エナジー』vol.5から「マイク・インタビュー」の一部をご紹介しましょう。
         ——————————————————————– マイク 人間の持っている本質のひとつとして、何かひとつの可能性があった場合、最も高い可能性を目指して取り組むというよりは最も低いところに留まってしまうというところがあると思います。
私がオーラソーマのコースを教える上で何かひとつ言えるとすれば「プロセスを信じなさい」ということです。
「プロセスを信頼する」ということはどういうことかというと、より信頼することができればさらに物事が進展していき、そしてそのことで自分自身により多くの力をつけることができる。 その結果、更にいろいろな展開が起こってくるということです。
では実際にどのようなことかというと、人というものは、「この人はどんなことをしているのだろう」とか、「あの人は何をしているのだろう」とか「あっちの場所で何をしているのだろう」とか、ほかの人がしていることに興味を持ってしまうものなんです。
でも、そういうふうにしていると、自分自身のプロセスからフォーカスが外れてしまいがちになります。 そうすると実際にオーラソーマが世界においてどのように展開してきているかということを見過ごしがちになってしまいます。
オーラソーマが成長していくことを信頼すればするほど正しい結果が導かれてくる、物事が完璧に起こってきて、先へと進展していくのだと思います。
そのようにして先へ進んでいくことによってもっとエネルギーを得ることができるし、もっと多くの光がもたらされる。 そのことによって、私たちはより自分たちのパワーというものを持つことができるので、より大きな視点で物事を見ることができるようになるのだと思います。
ですから、プロセスを信頼するということは、そこから起こってくる結果につながっていくという可能性があり、かつ、自分自身に責任を持つということにつながっていきます。

       『リビング・エナジー』vol.5(p64) ——————————————————————–
なるほど……。(-_-)
自分で無用な杞憂(きゆう)を想像しないで「プロセスを信頼」してゆくと、起こるべきことが起こりやすくなるのでしょうか……。
すると、それが自己信頼につながり、やがては「自分自身に責任を持つということにつながって」いくんですねぇ。
pari 記