タロットとオーラソーマ その5

ヴィッキーさんはオーラソーマというのは「新しい皮袋に古いワインを入れるようなものだ」というふうに言っています。
つまり、古代の叡智がこのオーラソーマのボトルに詰められているんだよ、という意味なのでしょう。
そういう意味で、生命の木やタロットというのは、そういう古代の叡智の代表的な意味合いもあるのだと思います。
タロットは、その歴史をひもといていくと、その時代の変遷とともに、さまざまなことがわかってきます。
そして、それは現在のオーラソーマのありかたや、オーラソーマのなかでのタロットの位置づけとも関係していきます。
そういうことは次回に考察することとして、今回はオーラソーマの教育的な側面との関係を指摘しておきたいと思います。
というのは、オーラソーマは左脳と右脳を統合していく教育システムとしても優れていると思うからです。
それは左脳の知識の体系だけではなく、右脳の直感とも深くつながっていて、それらが統合されたところにオーラソーマのリーディングがあるからです。
前回、私がマンガラからタロットを学んだことを紹介しましたが、彼女のタロットリーディングというのは、クローリーのタロットだけではなく、他の絵のカードも併用しながら、かつ数秘術も使っていきます。
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彼女によると、私の理解したところでは、数秘術でその人の大枠を見て、タロットでその詳細を見ていくのだというようなことでしたが、マンガラのタロットリーディングは一枚一枚をじっくりと見るというよりも、すばやくどんどんめくっていきながら、口からは矢のようにとめどもなく、洞察にあふれた言葉が出てくるので驚きです。 まさに、それは自分の直感とつながっていくための道具としてタロットを使っているような印象です。
タロットは、象徴の体系を図柄にしたようなものでもあります。
オーラソーマは色のなかに言語、象徴を見ていきます。
タロットの図柄の象徴体系のひとつに、色の象徴体系も含まれています。
オーラソーマはその色が基本であり、その色の象徴体系とタロットの色の象徴体系との関連というのがオーラソーマの中でタロットを見ていくときにひとつの手がかりにもなります。
それはともかく、タロットもオーラソーマも、そのような象徴から直感とつながっていく、というところに共通した要素があります。
オーラソーマは、色とつながることによって自分自身の内面、自己探求や自己発見をしていきますが、タロットはその絵の図柄を通して自己探求や自己発見をしていくことができます。
ヴィッキーさんの「大いなるガイドは内側にあります」という大原則がありますが、オーラソーマもタロットも、そのツールは違っても、内なるガイドにつながるための直感とアクセスするという面において共通しているといえそうです。
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