初心者のみなさまのためのコーナー・122
このコーナーに寄せられた質問は随時「オーラソーマ通信」にて回答していきます。みなさんの質問をお待ちしています。
この文章は2010年の337号のメルマガに掲載したものからの引用です。
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(過去に似たような質問があるかどうかなど、いっさい関係なく質問してくださって結構です。)
きよん⌒☆ さん —————————————————————– こんにちは⌒☆
私は瞑想について・・・どのようなやり方が良いのかよくわかりません。
やはり音楽を聴きながらとか・・・ キャンドルをともしながらが良いのでしょうか・・・ —————————————————————–
瞑想というのは基本的には気づきをもたらすことです。
今この瞬間に気づいていることができれば、それが瞑想です。
巻頭のエッセイでも紹介したティクナットハンの本にも書いてありますが、「瞑想するということは、自分の身体、心、そして周りをとりまく世界で今この瞬間起こっていることに、気づいていることです」
Present Moment,Wonderful Moment―この瞬間がすべての幸福/ティク・ナット ハン ¥2,625 Amazon.co.jp
ということはつまり、自分にとって気づきをもたらすものであれば、それが自分にとっての瞑想になる、ということです。
ですから、音楽を聴くことも、そのことに気づきをもたらすことができれば、それが瞑想になります。
聞く瞑想ですね。
音楽をハートで聴く瞑想、というのがあります。
ハートに耳があるように想像して、ハートで直接音楽を聴くのです。
つまり頭(マインド)で聞くのではない、ということです。
頭で聞くと、音楽についていろんなことを考えながら、分析しながら、判断しながら、批評しながら聞くことになります。
ハートで聴くときは、ただその音のひとつひとつのニュアンス、その音楽そのものを味わいながら、その音に包まれ、その音やメロディーとともにいるような感じで、ただその音楽とともにいることを楽しみます。
キャンドルをともして瞑想するのもいいでしょう。
見る瞑想ですね。
ろうそくを見つめる瞑想というのもあります。
目は受容的にして、目は瞬きしないで、ただそのろうそくの火を見つめ続けます。
自分の呼吸にも気づいています。
瞑想法には、さまざまなものがあります。
自分にあった瞑想を見つけるとよいでしょう。
最初は1週間ほど続けてみます。
それが合うようだったら、3週間続けます。 そして3ヶ月続けてみます。
冒頭に紹介したティクナットハンのような本を読んでみて、自分の気に入った瞑想をしてみてもよいでしょう。
いろんな瞑想の技法を知りたければ「新瞑想法入門」という本はおすすめです。
新瞑想法入門―和尚の瞑想法集大成/和尚 ¥3,444 Amazon.co.jp
この本はユニティインスティチュートのディレクターであるプラサード先生が編集しています。
また瞑想を助けるCDなども出ているので、それらを試してみるのもよいでしょう。
http://unityinstitute.jp/cd.html
https://aura-soma.jp/unityinstitute/order_cd1.cgi
また、自分が興味惹かれる瞑想会などに出てみるのも助けになるでしょう。
瞑想、楽しんでくださいね。
尚 記
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