天使との遭遇   中森じゅあん

天使との遭遇
中森じゅあんさんのインタビュー「天使のメッセージ」からの抜粋
        「オーラソーマ」のようなものと関係があるせいか、「エンジェル」とか「天使」といった言葉に触れることは多いです。
だから言葉としては聞き慣れた言葉ですが……自分が何かを知っているわけではありません。(^^;)
ところで世の中の人は「天使」というようなものの存在をどれくらい信じているものなんでしょうかねぇ……。
そんなことを調べた情報なんてあるのかしらと思ってググってみると、やっぱり世の中にはいろんな方がいるもんです。(^_-)
それらしいのが出てきました。(^_^)v 「天使についてのアンケート」
比較的若い方たち100人によるアンケートですが、信じている:36人、信じていない:22人、どちらとも言えない:40人、という感じです。
しかし、中森じゅあんさんの場合のように、実際に見えてしまったら、これはもう議論の範疇じゃありませんものね。
中森さんのインタビューから、彼女がはじめて天使と遭遇した場面を語った部分をご紹介します。
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天使との遭遇
私は実証主義なんです。 もう十二年ぐらい前に、一番最初は空に天使を見たんです。 それまでは、天使にはなんの関心もありませんでした。 かわいくなくはないですけれども、別に好きで集めるわけでもないし、クリスチャンでもないし、天使というのはたぶん画家が創造したイマジネーションで、あれは画家のイメージの世界のものだと思っていましたし。 ただただ日々が忙しすぎていた時です。
そしてある時突然、ふと空を見上げた瞬間、空一面びっしりいたんですよ、天使が。 見渡す限りいた。 青山ですから、ビルの形の空の谷間にも、絵画にあるような赤ちゃんの天使がびっしりいたんです。 たぶん時間にしたら、何秒間でしょうね。 「あらっ!」という感じでぐるーっと空を見回して、もとにもどったら真っ青な空。 依然世の中は人もいっぱい通っているし、車もいっぱい通っている。 仕事の約束の時間も迫っているし、青山の外苑前ですから、地下鉄の乗り場まで急ぐ途中でね。
「いったいあれはなんだったんだろう?」。 そういうのは私しか見ていないし、証拠もないし、証明もできないし、それに聞いてもわからないし。 そういうことが何年もあったんです。 不思議なことがあっても、誰に聞いても自分一人の問題で。 そのとき歩きながら考えたんですが、たぶんこの空の上には天使のような存在がいるんだと思ったのです。 物理的にいるのかどうかはわからない。 そのときには、この目で見たから天使はいるんだ、と思ったのです。
それは霊眼とか霊視だったんでしょうが、きっと理由があって、私に、神様が何か大きな意味があって、私にわからない何か意味があって、一瞬さっと空のベールをはいで私に見せる必要があったんだろう。
しかし私は理由がわからないし、人にも「あーあ、ジュアンさん、とうとうおかしくなったのね」と言われるのもいやだし。 誰にも口外する気にならなかったですね。

                 『リビング・エナジー』Vol.5(p28-29) ——————————————————————–
なるほどねぇ……。
こう伺うと……何となくこちらにまでそのリアリティが伝わってくる感じがするのが不思議ですね。
最初は誰にも言う気は起こらなかったでしょうが、でもこんなふうにそれぞれの人の人生に決定的な場面が織り込まれていて、それが展開していくものなんですね。
自分の人生のようでもあり……操り人形のようでもあり……。
(*^_^*)
pari 記
     
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