イエロー/グリーン
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
ヴィッキー・ウォール
オーラソーマのサイトを眺めていると“色を配置した図形”に2つのタイプがあることに気づかれると思います。
ひとつは光学的な意味での対称図形である「カラーローズ」です。
http://aura-soma.co.jp/intro/color_language/
ここではオーラソーマで取り上げられる色が“花弁”になぞらえた6枚の円で、全体としていわば「色相環」のように中心の周りに円形に展開されています。
その6つの円の重なり部分で、「イチョウの葉」の形を6箇所が一次色と二次色の6色、また「ヴェシカパイシス」と呼ばれる“金魚の胴体”のような形の6箇所が三次色の6色でした。
そしてもうひとつのタイプはそれぞれの色を人間の成長過程になぞらえて縦に並べた図形です。
これには二種類ありますが、両方同じページに掲載されています。
http://aura-soma.co.jp/intro/subtleanatomy.html
上の人体の形に層状に各色を縦に積み上げたのが「チャクラマン」と呼ばれる図形で、大まかにオーラの位置を示しています。
ボトルを自分の体に塗るときの位置の目安にしていただいている図形ですね。
もうひとつはその下の、各チャクラが発振しているオーラを象ったような図形です。
この縦型の二つの図形で取り上げられているのは“虹の七色”+頭頂の上の「マジェンタ」の8色です。
オーラソーマでは「8つのチャクラ」を想定しているからです。
同じ色でも、対称図形の「カラーローズ」から起こる連想と、縦型の「チャクラマン」での人間の成長過程から類推される連想では、内容が違って来るように思います。
ここでヴィッキーさんが展開されている内容はもちろんチャクラ関連ですから、それぞれの色は魂の成長という観点から解説されています。
ここで「イエロー」は魂が自ら習得した知恵を発揮したいという意図を象徴しているようです。
そして「グリーン」をその「イエロー」の意図の実現を許す自由のスペースを象徴しているようです。
ではヴィッキーさんにイエロー/グリーンのボトル「B007 ゲッセマネの園」を解説していただきましょう。
——————————————————————
セラピストは、何よりもまず、病んだオーラを治療することを覚えておかなくてはなりません。
症状だけをどうにかしようというのは、その場しのぎにはなるでしょうが、その下に潜んでいる原因を取り除くことにはなりません。
オーラに働きかけるオイルを直接肌に塗ることでオーラが治療され、チャクラに流れが生まれます。
それによって初めて、適切な色の波長を使うチャクラの治療が始まるのです。
「バランス」ボトルには、それぞれのチャクラに対応したボトルがあり、詳しくは前章に述べましたが、それ以外にも、たくさんの微妙な色の組合せがあり、この章は、そのボトルたちに捧げられています。
オーラソーマのすべてのボトルのキーワードについては、付録をご参照ください。
イエロー/グリーン
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B007.html
実に微妙で象徴的なオイルであり、魂の進化のはじまりに関係があります。
魂は、イエローまたはゴールドによって表現されている知恵を使うのにふさわしいスペースと場所を求めており、それがグリーンで表されています。
グリーンはスペースであり、魂の自由を意味します。
魂にはいつも、自由が必要ですから。
魂はさすらうことができるし、そうすることが必要で、魂を縛ることは、ハートを麻痺させ、進歩を遅らせるだけ、魂には翼があって、どこへでも行きたいところへと飛んでいける必要があるのです。
知恵(イエロー)は自由な魂の導き手であり、それによって魂は、その自由をこの世の使命に役立てることができます。
そして、あらゆる人にとってなにより大切なのは、より高い意識へと至ることなのです。
肉体的、精神的に、イエロー(太陽神経叢)とグリーン(ハートチャクラ)は、調和と繁栄を生み、決断が難しい状況において決断力をもたらし、勇気をもって進むための知恵と思考の明晰さ、穏やかさをもたらしてくれます。
このイエロー/グリーンの組合せは「腹を決める」ためのすばらしいオイルであり、その人の正しい場所が脅かされているような状況に、役に立ってくれます。
これは、解毒作用にすぐれているだけでなく、不安の解消や、胸腺を活性化したり、骨を強めたり、あるいは下剤として、脳の刺激剤として役立ちます。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p170-171)
——————————————————————
【知恵(イエロー)は自由な魂の導き手】
【グリーンはスペースであり、魂の自由を意味します】
そういうことなんですね。
pari 記