「バランス」の生きたエネルギーを定期的に
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【16 「バランス」ボトルの使い方】から
ヴィッキー・ウォール
現在、オーラソーマのイクイリブリアムボトルは、肉体の病を癒すという言い方をしていません。
それは薬事法の関連もあるでしょうが、肉体的に一定の効果があることを謳うには物質成分の治療効果を示す明確なデータが必要ですから、それは当然のことでしょうね。
現在のオーラソーマのボトルたちは、私たち人間の内面の必要性を映しだす「魂の鏡」としての面が謳われているだけです。
ただ、「バランス」ボトルと呼ばれていたヴィッキーさんの時代は、化粧品として販売されたボトルの購入者から肉体の病に対する治療効果が報告され、それによって「バランス」ボトルがなんであるかが判明してきたという経緯があります。
そのため当時は、「バランス」に肉体の病に対する効果があるということは表面的にも謳われていたのでしょう。
ご本人の治療師としてのキャリアも関係して、ヴィッキーさんはバランスボトルの肉体的病に対する効果についても積極的に発言しています。
ここでヴィッキーさんが「バランス」を使って、身体の病んでいる場所を探す方法について語っているのは、そのような文脈でご理解いただければと思います。
まあ、使う方が自分に適用して見る分には、まったく問題ありませんよね。(^^;)
「バランス」はあくまでもチャクラが発振するオーラのエネルギーに反応しているだけですから、その診断をどのような意味で用いるかは個々の利用者に任されていますよね。
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「バランス」を使って、クライアントの身体の病んでいる場所を探すひとつの方法は以下のようです。
セラピストは2番目に選ばれたボトルを取り、それをクライアントのオーラの領域のなかのいくつかのポイントでシェイクします。
二つの層がすぐ元に戻るか、あるいはオイルが不透明のままであるかどうかで、その場所にあるさまざまな器官の情報を得ることができます。
さて診断を下すだけで、どうしたら治せるかを教えられない医者は、役に立ちません。
ですからセラピストは経験を積み、何が問題なのか見きわめ、直感を使って全体的な治療を心がける必要があります。
治療のひとつとして、クライアントは自分の選んだ「バランス」の生きたエネルギーを定期的に取り入れることを勧められます。
ボトルを振って、二つの液体をよく混ぜ合わせ、問題のある部分に、それを塗ればいいのです。
「バランス」はただ眺めているだけでも、近くに置いておくだけでも、ヒーリングの効果を発揮します。
色を塗った紙や壁といった、生きていないものを眺めても、これほどの効果は得られません。
その色は、生きている色でなくてはならず、光は色を運び、色は内なる光とともに働くのです。
そして、ある波長は、また別の波長と、互いに関係しあっているのです。
特定の病気や症状に使われる「バランス」の組合せについては、次章で詳しく述べるつもりです。
この章を終えるに当たって、この「バランス」がどれほどエネルギーを与えてくれるものか、私自身の経験を話したいと思います。
あるクリスマスのこと、私は身体を動かしたくてたまりませんでした。
天気がぐずつき、日課の散歩に出られなかったので、代わりに「バランス」の並べてある部屋に置いてあったエクササイズ用の自転車をこぐしかありません。
それで私は、くたくたになるまで気違いのようにペダルをこぎ、それから部屋の明かりをつけたのですが、すると、思いがけず急にまた元気になって、またペダルをこぐことができたのです。
私は首をひねりました。
おかしいわねえ、このエネルギーはどこからやってきたのかしら。
それから、はたと膝を打ったのです。
おばかさん、あなたのボトルに決まってるじゃない!
ボトルがエネルギーを返してくれたのよ!
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p133-135)
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クライアントの身体の病んでいる場所を探すひとつの方法は【2番目に選ばれたボトルを取り、それをクライアントのオーラの領域のなかのいくつかのポイントでシェイク】すること。
そして【二つの層がすぐ元に戻るか、オイルが不透明のままであるかどうか】を見ることなんですね。
こういう診断法はすべて直感的に得られたものなんでしょうか。
pari 記