ツインタワーのイメージ

「ツインタワー」のイメージ

    「サミュエル102」から  マイク・ブース

       

現在の地球社会が大きな変わり目に来ているらしいことについては、異論のない方が多いと思います。

たしかに大きな曲がり角に近づいていることはどうやら疑いはなさそうなのです。

にも関わらず、それがどういう方向に変わっていくのかについては、まだ地球的なコンセンサスというのが成立していないようです。

共通の同意事項ができていないどころか、いろいろな集合無意識が同時に噴出してきていて、かえって何がなんだかわからなくなっているような様子さえあります。

「大変な二極化の時代がくるので、今のうちにその勝ち組に入っておかなければ、あとではもう間に合わなくなる」などと教える人がいるかと思えば・・・

逆に、「もうがんばったり、努力したりする時代ではありません。ただエゴのコントロールという幻想を手放して、自分の本心に立ち返って、自分が喜ぶことを素直にやればいいのです」などと、約束する方々もいます。

あまりにも多くの多様な情報や指針が溢れかえって、てんやわんやという事態です。

今の時代は、誰もが従うべき社会通念としての行動規範を求めようとしても、どうやらそれは無理なようです。

となると、自分が何を信じるかしかないわけですが、さて、なかなか難しいですよね。(*^_^*)

こういう事態が地球規模で拡散された最初の時点が、あの911、ツインタワーの事件だったかもしれませんね。

あのあと、1年も経たないうちに「911」が自作自演、偽旗作戦であることを証明しているサイト上方などに出会って、間もなくそれが暴露されて地上の常識になるのだと思っていました。

ところが、そういう話はいつまで経っても社会的には陰謀論の範疇で、世の中の表面に浮上することは起こりませんでした。

世界中の高校の物理の先生や大学の物理の諸先生が、ツインタワーの爆破と崩落の動画を物理学の常識で調べれば、それはたちまち自明になるはずのことですが。

そうなんです、地上の常識がひとつにまとまるということではなさそうですね。

一人ひとりの思いがその人の世界を創っていくんでしょうね。

マイク・ブース氏が「サミュエル102」の記事のなかで、ツインタワーのことをどんなふうに捉えているのかをご紹介しますね。

       

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ボトル16番、94番、102番の3本の関係性も、話の流れのなかでおもしろい部分です。


ルドルフ・シュタイナーは、サミエルをタロット大アルカナカード「塔」に帰属させました


これによって、サミエルは、オーラソーマにとって、「生命の木」に関わる特別な配置のなかで果たす役わりを得たのです。


タロットカード大アルカナ16番の「塔」のカードを見つめてみると、それがあのツインタワーとほとんど同一の存在であることに気づくでしょう。

 

http://artbeing.com/aura-soma/equi/B016.html

 


ニューヨークの知人は、実際の何枚かの映像を私に送ってくれました。
そのなかでは、タワーのてっぺんに何かがぶつかり、人々がタワーから落ちていました。


これらの人々は、私たちが「塔」のなかで見ているものと似た状況に置かれてい
ます。


見てください――稲光が塔へと落ちる。
塔が裂け、空洞が生まれる。


そして炎が塔の上から燃え上がる――ニューヨークでの事件の映像と「塔」のカードは酷似しています。


CNNやあらゆるテレビ局が、この映像を世界中に放映しました。


その日、何百万人もの人々がテレビの前でこれを見ていました。
この映像は、人間の意識内で何ものより古いイメージのひとつです。
これらは、根本的な意識のイメージです。


誰もがこれをテレビで見ていました。
――飛行機の衝突によってタワーに空洞ができる、タワーの屋上から炎が燃え上がり、人々がタワーから落ちていく――これは何を物語っているのでしょうか?


ボトル16の意味を読み取ると、私たちはそれを、回心(metanoia)、実存の変化と呼びます


単なるマインドの変化、思考の変化、信念体系上の変化ではありません。
この回心(metanoia)とは、実存の中での変化を意味します


あの映像、イメージを見つめる時、私たちには何が要求されているのでしょうか?


私たちが現実に要求されているのは、実存を変化させることです。
物事の考え方や、感じ方、あるいは世界の見方を変えるだけではなく、自分の実存を変化させることです。


どうやってそれを行なえばいいのでしょうか?
どうやってそこへ向かえばいいのでしょうか?


信念体系や理想において、あるいは物事の考え方において、私たちが内側で何かを落とした後で、この実存の変化は起こります


それは、頭脳からの、考え方に基づくような方法にはなりえません。


瞑想的なアプローチを通した時にだけ、実存の変化へ達することができると、私はとらえています。
言い換えれば、見通す目を得た人、聴く耳を得た人は、より深い瞑想へと向かうことが求められているのです。


これこそが、あのイメージが伝えていることです。
あのタワー「塔」を見つめたとき、あなたは、その意味がわかるでしょう。

                
『リビング・エナジー』Vol.5(p108)
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【ボトル16の意味を読み取ると、私たちはそれを、回心(metanoia)、実存の変化と呼びます】

【信念体系や理想において、あるいは物事の考え方において、私たちが内側で
何かを落とした後で、この実存の変化は起こります】

内面で何かを捨てたとき、新たな何かが始まる可能性があるんでしょうね。

pari 記

 



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