至福の記憶の中をまだ漂つて
「ウェルビーイングセンター アロカ」より サマンサ・サンプル
人間の身体はたくさんの機能を果たすための道具として、いつも待機状態に入っているわけでしょうね。
いわゆる健康状態なら、特に痛みもなく、何かを訴えているわけでもなく、ほぼ忘れられています。
「便りがないのは無事な証拠」という言葉がありますが、これはある意味で人間の身体についても言えることかもしれません。
何も緊急の問題がなければ、身体からは特に何も訴えてこず、ただ忘れられているだけです。
とはいえ、おそらく、身体には身体の都合もあって、もし余裕があれば、細々としたことでやっておきたいこともたくさんあるのかもしれません。
むかし、断食をしたとき、そんなことを聞いたことがありました。
身体はいつも口から入ってきたエネルギー源を「消化」「吸収」「排泄」しなければならないが、現代人のようにあまりに膨大に食べ物を摂取すると、「消化」「吸収」に忙しすぎて「排泄」しきれないのだと。
しかも、「消化」「吸収」工程ですら、真面目にやるととても間に合わないので、“手抜き”するしかないのだということでした。
だから、断食して「消化」「吸収」作業を休ませてあげると、身体の叡智は長年やり残してきた多くの「排泄」作業を実施するのだと。
変なことを思い出してしまいました。(*^_^*)
ただ、身体は経験という人間のマインド過程を乗せるために、大変な量の作業をすべて自前でやってくれている自動機械であることは、間違いありません。
たまにその身体に、思いっきり贅沢な休日を味あわせてやるというのも、ひとつの妥当な恩返しかもしれません。(^^;)
オーラソーマ社が英国エッセクス州ブライトンにもっている保養センター「アロカ」は、そんな身体へのご褒美としては、最高級のご馳走を提供できるところなのかもしれませんね。
では、サマンサ・サンプルの記事「ウェルビーイングセンター アロカ」から、そのあたりの雰囲気を伝える内容をご紹介しましょう。
—————————————————————— 最初、アロカに行つてみないかという誘いを受けたとき、私はもちろん飛び上がるほどうれしくて、すぐに旅行カバンに荷物を詰めました。 それまでも私は、噂に聞いていたクオリティ・オブ・ライフ・センターで一日を過ごすことを夢見ていました。 ……
私は、前にも一度オーラソーマ・コンサルテーションを受けたことがあるのですが、セッションがいかに的を射ているかに驚きました。 私がそのとき発見したことのひとつは、何年も前の体験に関して、自分がそれまで充分に嘆き悲しんでおらず、そこにもっと流すべき多くの涙を持っていたということでした。
その体験があつたので、あれから6ヶ月経つて、ここで私は再びこの美しいイクイリブリアムボトルの虹を前にして、今度はどんなふうにこれが私を助けてくれるだろうかと思つていました。 またしても、それは疑いもなく感情的、また霊的に助けられた深く感動的な体験になりました。
ヘザーとのセッションの後、すぐに私はアンジーによる全身マッサージ「イクイリブリアム体験」を受けるために部屋に案内されました。 その部屋は、先ほどのセッションで選んだ色のエアーコンディショナーを使ったポジティブ・エネルギーで満たされていました。 これは、私が手放した状態で、トリートメントの中でプロセスが流れだすのを助けてくれました。 その上、アンジーは施術で私が選んだイクイリブリアムボトルのオイルを使ってくれました。
そのイクイリブリアムボトルの活性化成分(色、エッセンシヤルオイル、ハーブ抽出液、クリスタルのエネルギー)が、私のトリートメントをサポートするためにマッサージオイルに加えられていました。
私には、「わあ! なんてマッサージなの!」としか言えませんでした。
私は1時間半のリラクゼーシ∃ンの至福の記憶の中をまだ漂つています。 私は明らかに、ちょつとした快楽主義的歓喜のシヤボン玉の中にいます。
幸せなこの状態のままでいたいと望みながら、弟に会つて、これまで食べたことがある中でも最高に美味しいベジタリアンとヴィーガン・フードを存分に楽しむために、私は階下のカフエに下りて行きました。
私は15年以上にわたるベジタリアンで、去年からはヴィーガンを始め、カフェ大好き人間の私は、世界中の自然食レストランを今まで訪ね歩いてきました。
アロカ・カフェは、その最優秀のお店たちと肩を並べていると思います。 すべての料理が、地元の新鮮な季節の有機野菜と自社のデメターの資格を取 得しているバイオダイナミック農場から供給された原材料で作られています。 このカフエは、ここでの癒し体験をさらに高める「デイ・スパ」へのすばらしいサポート要素になつています。
これは私だけがそう思つているのでしょうか? セラピーや代替療法的なものに、自分がとてもオープンなのを知つていたので、コンサルテーションについて弟の感想を聞いてみたいと思いました。 でも、それについては彼を一日見るだけでじゆうぶんでした。 彼の心の奥の琴線に触れたことが私には明らかにわかりました。 思わず秘かに微笑まずにはいられませんでした。
彼の感想はこうでした・・・
「それは例えれば、透視能力がある心理学者、スピリチュアル・ヒーラーから、綿毛を育むような、優しい、穏やかなコンサルテーションを受けたようだよ」
私が推測するに、これはまさによくある彼の感謝の表現のひとつだと思います。
『リビング・エナジー』Vol.7(p54-55)
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なるほど。
これは特に女性にとっては最高の贅沢なのかも、という感じもしますね。
pari 記
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