仏陀が述べた苦しみの三つの原因
「ティーチャー・アップデイト」から マイク・ブース
今回ご紹介する記事のなかでマイク・ブース氏は、仏陀が三つの苦しみの原因について語っているとおっしゃっています。
マイク・ブース氏はイギリス人ですから、もちろんキリスト教文化圏の方ですし、オーラソーマとの関連でユダヤ教の造詣が深い方でしょうね。
そのへんは、東洋文化圏に属し、仏教国とも言われる日本に住む私たちとは、もちろんバックグラウンドが異なります。
たとえば、私たちの場合、なんとなく「四苦八苦」というような言葉を耳にしていて、「苦しみ」というと「四」とか「八」という数を意識しますよね。
もちろん、この「四苦八苦」が元は仏語であることを知らない人もいるでしょうけれど。
でも、少し調べれば、お釈迦様が生き物に共通する「生老病死」の「四苦」について語ったこと、それに人間に固有の四苦──愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとっく)・五蘊盛苦(ごうんじょうく)──を加えて八苦とされたこと、つまりは「四苦八苦」について語られたことは簡単にわかります。
それで、仏陀が「三つの苦しみの原因」について語ったというのは、西欧にはそういう文献があるのかなと思っていました。
そこで、今回この文章をご紹介するついでに、【三苦】という言葉があるのかどうかを調べてみました。
なんと、簡単に出てきましたよ。(*^_^*)
大辞林 第三版の解説だとこんな感じです。
goo国語辞書の「さんく【三苦】の意味」だとこんな感じです。
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仏語。心身を悩ます3種の苦。
寒熱・飢渇・病気などそれ自体が苦の苦苦(くく)、
楽事が破れて苦に変わる壊苦(えく)、
世の無常から受ける行苦(ぎょうく)
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/90481/meaning/m0u/
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「苦苦・壊苦・行苦」と言われているんですね。
まあ、これはついでの蛇足でした。(^^;)
マイク・ブース氏の解説をお読みください。
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アークエンジェルメタトロン
マイクはティーチャーズ・アップデイトのなかで、新しいボトルB100について語っています。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B100.html
クリアーとは何でしょうか?
クリアーは、光を、そしてその結果として意識そのものを増幅させる作用を意味しています。
と同時に強烈な苦しみも意味します。
苦しみを通して、私たちは、内なる意識へ進む道へ向かうことができます。
なぜ私たちは苦しむのでしょう。
仏陀は苦しみの三つの原因を述べています。
手に入れられないものを欲しがること、欲しくないものを手にしていること、どうしていいかわからないこと。
これら三つの原因がすべての病気のパターンを作りだしています。
病気から、あらゆる緊張やストレスから逃れるたったひとつの方法は、もっとくつろぎの状態に入っていくことです。
クリアーによって、私たちは苦しみの理解を探ることが可能になるでしょう。
本当は苦しんでいないということに気づけば気づくほど、私たちはもっと光に近づけます。
人格のすべての型や条件づけされたパターン、こういった幽霊たちを肥料の状態にするほど、私たちの種はより健やかに成長できるでしょう。
クリアーが意味しているのは、私たちがより意識的になり、条件づけされたパターンという幽霊たちに自己同一化しなくなるということです。
そうすると、私たちはディープマゼンタのエッセンスにより近づくでしょう。
『リビング・エナジー』Vol.5(p69)
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【本当は苦しんでいないということに気づけば気づくほど・・・】
それはつまり、苦しみというのは、すべてその人の“自己定義”、“思い込み”、つまりは“自己同化”から起こっているということなのでしょうね。
人生そのものが“自己同化”によって可能になるわけですから、なかなか難しいですね。(*^_^*)
pari 記