競争よりは共同創造を
「マイク・インタビュー」から マイク・ブース
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
新しい時代が融和の時代に向かっていくのか、それともさらなる競争の時代になるのかはわかりません。
でも、オーラソーマファミリーが向かう世界ははっきりしていて、いつも変わりませんよね。(^^;)
むろん、すべてが他のすべてを生かし合う共同創造の世界を目指しているんですよね。
でもこれは、ご存知のように、言うは易くして実際に行うのはなかなか難しいところもあるわけです。
今年の年頭にあたって「リビングエナジー」からは、その辺りの機微について語ったマイク・ブースの言葉をご紹介することにしましょう。
では、「マイクインタビュー」から「競争よりは共同創造を」というテーマに関わる部分をご紹介します。
——————————————————————
武藤 日本でもオーラソーマが広まってきて、プラクティショナーやティチャーが増えてきています。それによって、オーラソーマを仕事としてとらえて、競争に入っていってしまう人たちも増えてきてしまっているようです。
オーラソーマでは「競争よりは共同創造を」といっていますが、このような残念な現実が起こってきているということもまた事実です。
このようなことに関して何かメッセージがあったらお願いします。
マイク 人間の持っている本質のひとつとして、何かひとつの可能性があった場合、最も高い可能性を目指して取り組むというよりは最も低いところに留まってしまうというところがあると思います。
私がオーラソーマのコースを教える上で何かひとつ言えるとすれば「プロセスを信じなさい」ということです。
「プロセスを信頼する」ということはどういうことかというと、より信頼することができればさらに物事が進展していき、そしてそのことで自分自身により多くの力をつけることができる。その結果、更にいろいろな展開が起こってくるということです。
では、実際にどのようなことかというと、人というものは、「この人はどんなことをしているのだろう」とか、「あの人は何をしているのだろう」とか「あっちの場所で何をしているのだろう」とか、ほかの人がしていることに興味を持ってしまうものなんです。
でも、そういうふうにしていると、自分自身のプロセスからフォーカスが外れてしまいがちになります。
そうすると実際にオーラソーマが世界においてどのように展開してきているかということを見過ごしがちになってしまいます。
オーラソーマが成長していくことを信頼すればするほど正しい結果が導かれてくる、物事が完璧に起こってきて、先へと進展していくのだと思います。
そのようにして先へ進んでいくことによってもっとエネルギーを得ることができるし、もっと多くの光がもたらされる。
そのことによって、私たちはより自分たちのパワーというものを持つことができるので、より大きな視点で物事を見ることができるようになるのだと思います。
ですから、プロセスを信頼するということは、そこから起こってくる結果につながっていくという可能性があり、かつ、自分自身に責任を持つということにつながっていきます。
日本にはとてもたくさんの人々がいます。
が、そのうちの多くの人はオーラソーマということを一度も聞いたことがないと思います。
さらにその中でボトルを使ったことがある人というのはほんのわずかの人だと思うんですね。
ということは、オーラソーマがもっと広まっていくという大きな可能性を秘めていると思います。
今、日本はそういう時期に来ているのだと思います。
自分自身のプロセスを信頼することができれば、物事があるがままの姿で、起こるべくして起こってくるわけです。
川の流れをせき止めることはできないのと同じように、私たちが手を加えて何かを止めるということはできないのです。
プロセスを信頼することしかできないのです。
そしてプロセスを信頼すれば川の流れはもっと大きな流れになっていくということなのです。
私は、自分以外の人のことを気にしないで欲しいと思います。
成功ということや、人が成功するということを心配して欲しくないのです。
それよりももっと私たちが気にかけていきたいのは自分のプロセスを信頼するということであり、そこから起こってくる展開を信頼するということです。
それが私たちによりたくさんのパワーを与えてくれるし、私たちがそのことでもっと信頼することができるようになれば、オーラソーマというものが世界において正しい場所に位置することができるようになるのだと思います。
『リビング・エナジー』vol.5(p54)
——————————————————————–
「プロセスを信頼する」ということは【より信頼することができればさらに物事が進展していき、そしてそのことで自分自身により多くの力をつけることができる】という意味なんですねぇ。
【自分自身のプロセスを信頼することができれば、物事があるがままの姿で、起こるべくして起こってくる】……。
しなければならないことというのがあるのかどうか……。
時代時代で、常識も何も、すべてが変わっていくような気もしますね。
pari 記